ブレイブソード×ブレイズソウル 〜 傷だらけの魔王〜
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第一部
四章
黙示録の笛
メア「マスターやっと起きたー、もう3日もここで寝てたんだよ、死んじゃったかと思ったよ」
メアはシュウに抱きつき泣きだした
シュウ「メア、まだ傷が・・・あれ?」
シュウは自分の肩を確認した。しかしヌイにつけられた傷が完全に治っていた
シュウ「治ってる」
シュウはわからない事があり過ぎたが先に何故ここに居るのかとメアに聞いた
シュウ「なー、メア何で俺達ここに居るんだ?」
メア「それはね、たまたまロルリアンレットさんに町であったの、それでね事情を説明したら助けてくれたの」
この銀髪の黒いドレスを着た少女がこの世界図書館の主でもある、司書王ロルリアンレットだ
シュウ「ロルリアンレットさん、その助けてくれてありがとう」
ロルリアンレットは呆れた顔をして
ロルリアンレット「貴方はなんて魔剣を連れて歩いてたのかしら」
シュウ「ロルリアンレットさん、秋水の事か?」
ロルリアンレットは大きくため息をついた
ロルリアンレット「そうよ、あの娘がどういう魔剣か貴方知らないわよね」
確かに、シュウは秋水の事を何も知らない知っている事といえば太刀型魔剣である事と巨乳でケモミミ少女だと言う事しか知らなかった
ロルリアンレット「あの娘はね、原初六魔剣の一本なのよ」
シュウ「原初六魔剣ってあのエクスカリバーだけじゃなかったのか?」
ロルリアンレット「六魔剣なんだから六本あるでしょ」
シュウ「じゃ、じゃあ秋水がアレだけ魔力を秘めていてもおかしくないって事か」
ロルリアンレットは頷いた後にもう一つ教えてくれた、あの模様の事だ
ロルリアンレット「貴方にもう一つ教えてあげるわ、あの顔に浮かび上がってる模様、あれは裏魔剣研究所によって埋め込まれた黙示録の笛と言う魔印なのわかりやすくいうとあれは呪いよ」
シュウ「な、何でそんなものが秋水に?」
ロルリアンレットがシュウに資料を見せる
ロルリアンレット「あの裏魔剣研究所の奴らめよくも秋水にこんな事をしてくれたな」
シュウが見た資料それは黙示録の笛のものだった
シュウ「なんだよ、これふざけんなよ」
・・・黙示録の笛・・・
これはある霊獣の魔核から作った特殊な結晶だ
この結晶は怒りを感知すると紫色に輝きだし
装備された魔剣は鬼神並みの力を手に入れるが
発動終了と同時に精神的苦痛に襲われる
・・・・・・・・・
シュウはその資料を破り捨てロルリアンレットにこの結晶を外すことは可能か確認した
シュウ「ロルリアンレットさん、黙示録の笛をとることは出来ないのか?」
ロルリアンレット「不可能よ、あれは秋水の魔核に埋め込まれているの、だからそれを取ろうとするとあの娘の魔核に砕ける可能性あるの」
シュウ「そんな、それじゃ秋水はあの呪いをずっと抱えて生きなくちゃいけないのか」
ロルリアンレットは頷いた
シュウ「じゃあ、あの娘の呪いを解くことはできないのかよ」
ロルリアンレット「それは可能よ」
シュウ「じゃあ、呪いを解いてやってくれよ」
ロルリアンレット「ええ、そのつもりよ、ただし貴方はあの娘の側に近づいては行けないわよ」
何で何だよとロルリアンレットに言ったがロルリアンレットがその答えを喋ろうとしない
・・・・・・・・
続く
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