ヘタリア学園
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第六千百四十五話 はじめてですわ
第六千百四十五話 はじめてですわ
チェコも野球のユニフォームを着てみました、そのうえでスロバキアに対して誇らしげなお顔で尋ねました。
「似合いまして?」
「何かはじめて着たみたいな」
「それが感想ですのタコ助」
「というかはじめて着たよな」
見ればユニフォームもおろしたてです。
「グローブもバットもぴかぴかで」
「それはそうですけれど」
チェコもむっとしたお顔で返します。
「似合うとか言いませんの?レディーに対して」
「思った通りの感想だけれど」
「貴方はそのデリカシーのなさが駄目ですわ」
「そこでそう言う?」
「事実そうではありませんこと?」
ずけずけと言うチェコでした。
「イチローさんみたいだとかマー君みたいだとか」
「マー君はマッチョだけれどいいの?」
「そ、それは困りますわ」
あの見事な胸を思い出して言葉を引っ込めたチェコでした、チェコも野球をはじめてみたのです。そのうえで大会に参加します。
第六千百四十五話 完
2017・2・26
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