ヘタリア学園
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第六千百四十四話 怪物がいないので
第六千百四十四話 怪物がいないので
日本はワールドベースボールクラシックを前に難しいお顔になっています、その日本にキューバが尋ねます。
「やっぱりあの人やな」
「大谷さんがいないです」
日本はキューバにこの人の名前を出しました。
「あの人が」
「投げて打ってやからな」
「ソフトバンクの三連覇を打ち破りました」
その化けものみたいな剛速球とフォークで、です。
「一六五キロのストレートと一四七キロのフォークで」
「桁がちゃうな」
「その人が出ておられないので」
「その分辛いな」
「ダルビッシュさんもおられないです」
この人もです。
「速球と七色の変化球が」
「あの人のシンカー凄い角度で曲がってたな」
「殆ど落ちていないにしてもです」
「カミソリシュート真っ青やったな」
この二人がいないのです、日本は絶対のエースがいない状況で今回の大会に挑まないといけないのです。
第六千百四十四話 完
2017・2・25
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