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ヘタリア学園

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第五千七百三十一話  産業は

第五千七百三十一話  産業は
 ドイツはイタリアの財政状況を確認してからイタリアに尋ねました。
「産業もあるな」
「うん、近代産業もね」
 イタリアもその通りだとドイツに答えます。
「自動車とかね」
「それは有名だな」
「服とか靴も伝統的にね」
「しかも観光もある」
 ドイツが大好きなそれもです。
「だからそんなに財政は困らない筈だが、しかしだ」
「あっ、わかってるんだ」
「どれだけの付き合いだと思っている」
 イタリアを少し怖い目で見て言うドイツでした。
「御前のことはそれなりにわかっているつもりだ」
「そうなんだね」
「御前の方に産業はあってもだ」
「兄ちゃんがっていうのね」
「ロマーノは何故農業等しかない」
「そう言われてもね」
 イタリアの財政がよく悪化する原因がわかってきました、というかドイツはもうそこのことはわかっていていたりします。


第五千七百三十一話   完


                         2017・2・14
 
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