| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

ヘタリア学園

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第五千七百三十話  他の国はいいのか

第五千七百三十話  他の国はいいのか
 かつて紺碧だの旭日だのいう戦記ものを書いていた人の文章を読んでです、イタリアは日本に言いました。
「あの、俺はお金なくて国民の人はお金あるとか」
「そうしたことを書いてもいましたね」
 日本も応えます。
「そういうのもいいのでは等と」
「あまりよくないよ」
 そのイタリア自身の言葉です。
「これがね」
「よく財政危機になるからですか」
「そうだよ、そうしたら国民の人達も困るからね」 
 だからというのです。
「やっぱりね」
「そうですね」
「うん、というかこの人の書いてる軍人さんだけれど」
 イタリアは日本にさらに言います。
「何で陸軍の人なのに山縣さんを学んで知った様に言ってるの?」
「何故陸軍で山縣さんをご存知ないかは」
 それは日本も思うのでした。
 何しろ山縣さんが陸軍を築き上げた人だからです、しかも山縣さんがいた時に士官学校に入った人なのに何故か知らないという矛盾を書いていた人でもあります。


第五千七百三十話   完


                        2017・2・13 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧