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ヘタリア学園

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第五千六百九十二話  マスコミが弱くなると

第五千六百九十二話  マスコミが弱くなると
 失われた十年の頃までは日本のマスコミは強かったです、それこそ実は国家第一の権力と言える位でした。
 しかしです、ネットの普及と共にマスコミが弱くなりますと。
「景気もか」
「はい、不思議と落ち着いてです」
「今はだな」
「かなり好転しています」
「どうもだ」
 ドイツは日本のお話を聞いて言いました。
「マスコミが不景気を煽っていた様だな」
「私の場合は」
「何しろ毎日毎晩不況だ不況だと言ってましたから」
 日本のあるキャスターはそれで年五億貰っていました。
「きが落ち込むのも当然でしたか」
「御前も国民もな」
「病は気からですね」
「そしてマスコミは今はか」
「かなり力が弱まりまして」
 そしてというのです。
「あの人達の方が不況です」
「すると御前がよくなったか」
 マスコミ栄えて国と国民が滅ぶだったのでしょうか、日本は当時を振り返ってそうしてそうだったのではないかと思うのでした。


第五千六百九十二話   完


                      2017・1・24

 
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