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ヘタリア学園

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第五千九百二十九話  秘密兵器も

第五千九百二十九話  秘密兵器も
 二度目の決戦にあたってです、ペルシャの上司の人はあるものを用意させていました。それは何かといいますと。
「戦車を、ですね」
「改造したものだ」
「これを使うんですね」
「そしてマケドニア軍に勝つのだ」
「一回勝てば」
「そこから形勢逆転だ」
 そうなることも確信しています。
「奴等の国力は低い」
「確かに敗れればですね」
「そこで継戦能力がなくなる」
「じゃあ後はですね」
「一気に押し切る」
 そうするというのです。
「だからまずは勝つことだ」
「その為の改造戦車ですね」
「これはいける」
 ペルシャの上司の人は勝利を確信していました。
 数はかなりのものです、こちらもマケドニア軍を圧倒しています。今度こそと意気込んでそのうえで戦いに赴くのでした。


第五千九百二十九話   完


                        2016・11・1
 
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