遊戯王EXA - elysion cross anothers -
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PROLOGUE EDITION Volume.1
舞台裏。
PE01-JP00A《舞台背景と演出家達》
前書き
やあ。ようこそ、バーボンハウ……え、このネタ古い? しかたないな……。
どうも、月詠カグヤです。
今回の話は設定資料集になっています。
この物語に至るまでの物語"遊戯王CONNECT"。
原作"遊戯王ELYSION"の舞台となるデュエルアカデミア。
そして、この舞台のために雇われた観測者と、その雇い主。
今回はこの3つをお送りします。
本編ではないので字数がおかしいです。3000字、実に1/4という圧倒的手抜き。
さて、拙い戯れ言はここまで。第1幕の開演まで、今暫くお待ちくださいませ。
☆遊戯王CONNECT
主人公達の住んでいた世界とは別世界における原作の2作目。3作目ELYSIONと同じ、主人公・桜井遊人を中心とした学園もの。
CONNECTは無印主人公・桜井遊季達の物語から20年後の世界であり、親達が精霊界でつけた因縁の決着に、中学生となった息子達の世代が巻き込まれていくというもの。
その余りにも奇抜で理不尽な設定から人気が伸び悩み、後半から方向転換。アカデミアへの受験を控えるなか、デュエル中に意識を奪われる「通り魔デュエリスト」事件が起き、それを解決しにいくというものだった。
犯人は、仮死状態となってしまった一人娘を助けるためにデュエルシステムにハッキングし、デュエルエナジーを集めていた科学者・アルバート博士。アルバート=エリュシオンは既に亡くなっていたが、自身の魂が研究所のメインコンピュータに閉じ込められ、結果として50年以上も娘・アイシアを目覚めさせるためにずっと活動することができた。部下である研究者達も全員この事を知っており、彼の娘を助けるために尽力していた。あと少しでデュエルエナジーを集めきれるというときに、遊人達が犯人を突き止め、乗り込んで来てしまう……。
アルバートの理論には、致命的な欠陥が存在していた。そもそも、アイシアの肉体は活動を14年前に停止……つまり、彼の研究は達成条件を満たす前に前提条件が崩れていたのだ。遊人達をこの研究所に導いたのは、この事を知り、魂となってもなお父を救おうとした一人娘・アイシア。互いを救おうとした親娘は、結果として皮肉にも敵対してしまっていたのだ。
娘の説得により、父は研究所を完全に停止。今まで自分のために協力してくれた科学者達、そして真相を教えてくれた遊人達にお礼を告げ、二人は天国へと旅立っていった……。
その数ヵ月後、遊人達がデュエルアカデミアを受験するところから3作目・遊戯王ELYSIONが幕を開けることとなる。
☆国立デュエルアカデミア日本校(ELYSION)
この世界のデュエルアカデミアは予科3年、本科4年の7年制。入学した時点で高校生。クラス分けがバカテス仕様であり、生徒の向上心はこちらの方が上。
☆天河沙耶
"遊戯王EXA"の主人公。大学一年。
呉風学園天文部の創設者であり、初代部長。現在は唯一のOGである。……天文部とは名ばかりのデュエル部だが。一応天文部としての活動もしっかりこなしていたため、生徒会に咎められることはなかった。
今どきにしては珍しいまでに正義感が強く、高校時代はよくいじめの現場に武力介入と称して殴り込んでいた。彼女の卒業後、学園内ではいじめが急増しているらしい。卒業後も天文部にしょっちゅう出入りしているため、不良どもにとって彼女は完全にシンボルエンカウントボス。たまにそれを知らない新入生が武力介入を受けていたりするのは別の話。
また身長が異常に低い。大学生になってもまだ成長しているが、それでも蓮と並んだら兄妹扱いされる。逆なのに。
使用デッキは【セイクリッド】。
限界を超えることをコンセプトとした構築であり、持ち前の運と合わせると先行初手には大体《セイクリッド・オメガ》か《セイクリッド・プレアデス》が立つ。 先行初手オメガの安定感がやばいと彼女は語る。
☆風見蓮
"遊戯王EXA"の主人公その2。高校2年。恋愛シミュレーション的に考えれば、主人公はむしろ彼。だが遊戯王だ。
天河沙耶の義弟であり、天文部の副部長。
外見は沙耶と瓜二つ。ただ、身長やら服装やらのおかげで女に見られることはない。
良くも悪くも優しいのが特徴。その性格からか、正義のために暴走する沙耶のストッパー役を担当していた。彼いわく、アームロックをかけている沙耶姉の肩を叩いて「それ以上いけない」と言うだけ。
使用デッキは【ドラグニティ】。
本格的に大会仕様なこともあり、構築レベルは3人のなかでトップ。しかし彼自身の運に難があり、先行初手でも上手く回せるかどうかは安定しない。回ったら先行初手《スターダスト・ドラゴン》。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》が使いたいという理由でこのデッキ。なぜその結論に至るのかは、沙耶姉でさえも知り得ない。
☆織姫ゆみな
"遊戯王EXA"の主人公その3。高校2年。たぶんメインヒロインその1。
祖父も父も事業で大成功を収め、結果として世界的に有名になった織姫財閥の次女。ただ、姉が性格破綻者かつ兄が駆け落ちを予定しているために、次期当主には事実上1番近い。今は当主になるための勉強をしつつ、兄の駆け落ちを失敗させようと計画を練っている。
引っ込み思案だった彼女の性格は、蓮と沙耶に出会ったことで少しずつだが確実に前向きになっている。
……言い忘れていたが、彼女が呉風学園天文部の現部長。
使用デッキは【8軸リチュア】。
ゆみな自身が勝つことよりも楽しむことを優先しているため、完成度は他の2人より低め。だが、この世界においては……。
先行初手は大体やることがない。それは彼女の使う儀式モンスターが先行初手に機能しないからである。
☆アイシア=エリュシオン(EXA)
"遊戯王EXA"のメインヒロインその2。原作CONNECTのアイシアに憑依転生をしてしまった少女。
憑依したタイミングがアイシア(本物)の昇天後だったために某AIBOみたいなことにはならず、結果的に彼女の体を乗っ取ってしまった。その異常性から、転生者狩り勢力に保護という名目で拉致されてしまう。
クレナに観測者の召喚を依頼した張本人。クレナとタイミングを合わせ、召喚された観測者によって水咲凍夜を狩り返すことに成功。闇に飲みこむ以前に、まさか雷で直接殺すとは思ってなかったが。
ちなみに、彼女は水咲凍夜に好意を抱くことがなかった。理由は不明だが、そのために他の転生者狩りからは良く思われていない。
使用デッキは【TG代行】。
原作において設定だけ存在したアイシアのデッキそのまんま。デッキの回し方はクレナに教わっている。そして、恐らく《天よりの宝札》をOCGで使用した初めての人間。
なお、共鳴疾奏は沙耶戦にて初めて成功。そのとき、本人は内心興奮していたとか。
☆クレナ=ラタトスク=ハイドランジア
干渉機構型次元矯正概念"Deus_ex_Machina"の精霊を自称する少女。憑依転生したアイシアのサポートをしている。アイシアの指示により、沙耶達をこの世界に召喚した張本人。その後、万能型虹式展装《マテリアル・トランサー》を3人に託し、転生者狩り勢力からアイシアを奪還することに成功した。
基本的に、誰に対しても敬語で話す。他人の呼び方は基本的に名字+様。例外として、アイシアにだけは名前+様で話す。
使用デッキは現時点で不明。そもそもデュエルするかどうかも不明。
一般人なら確実に転生者にされる、いわゆるお約束トラックに轢かれたのに右腕を負傷するだけですんでいる。また、結界魔法やら高位の転送魔法を使用していることから、そもそもこの世界の人間である可能性はあまり高くないだろう。そして、そもそも人である可能性もそこまでないかもしれない。
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