| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

八条荘はヒロインが多くてカオス過ぎる

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第七十話 軽食その二

「注文したらすぐに来てね」
「安くてか」
「そして美味しいんだ」
「では今からそれを確かめよう」
「あとね」
 僕は留美さんにさらに言った。
「ここのメニューはどれも量が多いから」
「そちらもいいのか」
「大体アメリカンサイズだよ」
 僕は量についてもそうだと話した。
「ここのはね」
「そういえばお客さんはだ」
 コーナーの前の席はだ、結構人が座っていて色々と食べているがだ。
「学生さんが多い様だな」
「若い人が多いよね」
「遊び帰り、部活帰りのか」
「そうしたお店なんだ」
「しかもだ」
 留美さんはお客さん達が食べているメニューのお皿や丼も見た、そのうえで言った。
「確かに量もな」
「多いね」
「その様だな、ではだ」
 それならと話してだ、そしてだった。
 僕達は皆でスナックコーナーに入ってだ、そのうえで。
 それぞれメニューを注文した、ラーメンやおうどん、焼きそば、お好み焼きにサンドイッチやお握りをだ。たこ焼きも頼んだ。
 そのメニューを囲んで皆で食べる、テレサさんはそのおうどんを食べて言った。
「あっ、確かに美味しいね」
「そうだよね」
「うん、こしも味もよくて」
 テレサさんはまずは麺の味から言った。
「おつゆの味もね」
「いいよね」
「スナックっていうけれど」
「味はしっかりしてるんだよね」
「そうね、しかもね」
 うどんを食べつつだ、テレサさんはこうも言った。
「量もね」
「多いでしょ」
「これ普通だけれど」 
 大盛りではないけれどだ。
「普通に日本の標準で玉二つあるね」
「それがこのお店なんだ」
「そういうことね」
「ラーメンも」
 イタワッチさんは醤油ラーメンを食べながら言う。
「美味しいよ」
「ここはラーメンが一番有名なんだ」
「そうだったの」
「うん、醤油ラーメンがね」
「濃いめでいい味ね」
 イタワッチさんはラーメンを勢いよく食べながら言った。
「チャーシューの味もね」
「ああ、それもなんだよね」
「美味しいわね」
「ここは特にラーメンなんだよ」
 僕も実際ラーメンを食べている。
「あとカレーもいいんだよね」
「カレーは」
 カレーと聞いてだ、チェチーリアさんがお好み焼きを食べながら言った。
「今は」
「うん、皆注文していないのね」
「注文したらよかったかしら」
「まあ今度で」
「じゃあ今度ね」
 モンセラさんはたこ焼きを食べている、そのうえでの言葉だ。
「それも食べよう」
「カレーも」
「それもね」
「そうしよう」
「カレーはいい」
 留美さんも言う。 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧