ヘタリア学園
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第五千五百二十六話 こちらの人の作品も
第五千五百二十六話 こちらの人の作品も
ジュール=ヴェルヌさんの作品を読んでいてでした、日本は感動しながらもこの作品もと思ったのでした。
「あの、八十日の旅行のお話も」
「潜水艦の話も十五人の子供の話もな」
「やはり冒険の要素がありますね」
「そっちの人は活劇の要素少ないけれどな」
それでもなのです。
「冒険の要素は多いな」
「実際にそうですね」
「あと十五人の子供達ってな」
「はい、読んでいますと」
「かなりしっかりしてるんだよな」
このことを言うフランスでした。
「それもかなり」
「今の時代では信じられない位に」
「こんなにしっかりした子供この時いたんだな」
「しっかりし過ぎでは」
日本はここまで言います。
「大人でもここまでの方はそうそういないです」
「そうだよな」
そうした子供達だから助かったのでしょうか。そうしたことも考えさせてくれるのが文学なのです。
第五千五百二十六話 完
2016・4・6
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