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ヘタリア学園

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第五千四百九十七話  名作過ぎる

第五千四百九十七話  名作過ぎる
 クオレについてです、日本はイタリアに言いました。
「母を訪ねて三千里も入っていますし」
「日本でも人気があったんだよね」
「アニメにもなりました」
 そこまでの名作でした。
「ハッピーエンドでした」
「原作のラストはちょっと違うけれどね」
「そうですね、そしてこのお話以外にも」
「いいお話多いからね」
「子供の頃に読みますと」
 それこそなのです。
「泣いてしまいますね」
「大人になってもやばいよ」 
 泣いてしまいかねないのです。
「それはね」
「そうですね」
「うん、若しクラスで皆がいる時に読んだら」
 それこそです。
「皆に泣かれてる場面見られて大変だよ」
「そう考えると罪な作品ですね」
 子安藤のあまり泣いてしまうからです、クオレとはそこまでの作品なのです。名作過ぎて泣いてしまうまでに。


第五千四百九十七話   完


                        2016・3・22
 
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