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ヘタリア学園

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第五千三百八十二話  誰が来ても

第五千三百八十二話  誰が来ても
 日本はふとです、お部屋の中を見回してから脚本家さんに言いました。
「またどなたが来られたら」
「その時はだな」
「席を出しましょう」
「ああ、それがいいな」
 脚本家さんも日本に応えます。
「是非な」
「そうしましょう」
「何か家の連中が色々と出てるけれどな」
「私にはもう見えなくなっていますが」
「時計付けたら見える様になるんじゃねえか?」
 執事と猫も必要でしょうか。
「まあ魔化魍じゃないから安心しろ」
「後半の脚本お疲れ様でした」
 叩かれるのを承知で仕事を引き受けてくれたのです。
「とにかくですね」
「ああ、その連中の飯も出してるからな」
「彼等も一緒にですね」
「楽しんでるけれど追加のお客さんが来てもな」 
 ちゃんと席を出すというのです、そうしたこともお話しながら枢軸組は和気藹々とクリスマスを楽しんでいます。


第五千三百八十二話   完


                      2016・1・22
 
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