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ヘタリア学園

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第五千二百八十三話  もう知っている

第五千二百八十三話  もう知っている
 イタリアがロマーノに言いました。
「日本が作ってくれたナポリタンって凄く美味しいよ」
「もう知ってるぞこの野郎」
 ロマーノは弟さんにすぐに返しました。
「ついでに言うと俺のところのパスタじゃねえぞ」
「そうだよね」
「もっと言えばあいつが作るミートソースもだ」
 日本のスパゲティで一番メジャーなものと言っていいでしょう。
「あれも日本の味になってるからな」
「そうそう、俺達の味じゃなくてね」
「けれど美味いぞ」
 実は日本にはあれこれ言わないロマーノです。イタリアやドイツには言いますが同じ枢軸である彼にはなのです。
「あいつアレンジ上手過ぎるぞ」
「うん、それでカルボナーラだけれど」
「あれは俺が創った料理だろ」
 ロマーノの創作パスタです。
「忘れたのかよ」
「それもう知ってるよ」
 知っている知っていないでお話が進んでいきます。イタリアとロマーノは大好物のパスタのことでお話をしていきます。


第五千二百八十三話   完


                       2015・12・2
 
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