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ヘタリア学園

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第五千二百八十二話  大阪を後に

第五千二百八十二話  大阪を後に
 連合国の面々はづぼら屋を出てから大阪と脚本家さん達に言いました。
「今日は本当に楽しかったぜ」
「甲子園の呪いはどうしようもなかったけれどな」
「河豚は最高だったぞ」
「お陰で身体の芯からあったまったある」
「このお礼はサウナでどうかな」
 こうそれぞれ言います、ですが。
 脚本家さんは五人にです、豪快に笑って言います。
「また来いよ、楽しませてやるからな」
「そこでそう言うんだな」
「ああ、俺はそうなんだよ」
 こうフランスに言います。
「だから遠慮はするなよ」
「そう言われると余計にだな」
「そうか?俺河豚食いたいって言ったら止められたことあるんだがな」
「そりゃ毒あるからな」
「河豚と鯖と豆腐は遠慮するな」
 もっと言えばウイスキーもです。
「じゃあまた大阪に来い」
「待ってるで」
 大阪も言います、かくして甲子園からはじまった長いお話がここに終わりました。そしてそれぞれのお家に帰るのでした。


第五千二百八十二話   完


                           2015・12・1 
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