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ヘタリア学園

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第五千二百六十一話  兄弟の対面

第五千二百六十一話  兄弟の対面
 アイスランドがいいとは言っていないのにいいと言ったと解釈したデンマークは早速動きました。そして。
 アイスランドのお家にノルウェーを連れて来てこう言いました。
「こいつが御前の兄さんだっぺよ」
「えっ、本当に連れて来たの」
「連れて来て欲しいって言ったっぺよ」
「別にいいって言ったけれど」
「そこで言ってるっぺよ」
 『いい』という言葉も微妙です。
「だから連れて来たっぺよ」
「そうだったんだ」
「それであらためて紹介するっぺ」
 完全にデンマークのペースです。
「ノルウェーっぺ」
「この国が僕の兄さん」
「そうらしいだ」
 ノルウェーもここで言います。
「僕いきなりこいつに連れられて来ただ」
「さあ、兄弟で仲良くするっぺよ」
 強引に話を進めていくアイスランドでした。お話は完全にこの人のペースで進んでいきます。アイスランド達が主役だというのに。


第五千二百六十一話   完


                       2015・11・21
 
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