ヘタリア学園
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第五千二百五十五話 馴染んだ
第五千二百五十五話 馴染んだ
キリスト教の神父さんが来てです、アイスランドはその教えを聞いているうちに頷いていました。そのうえで神父さんに言いました。
「信じるから」
「そうしてくれますか」
「これまでの信仰もいいっていうし」
「私は別にいいと思うんですよ」
この神父さんはこう言うのでした。
「他の宗教を信じても」
「普通は違うの」
「これが違うんですよ」
キリスト教の場合はです。
「結構他人には厳しい人もいますからね」
「他人には」
「はい、そうなんですよ」
布教する人の中にもそうした人がいるというのです。
「しかも杓子定規で」
「そういう人は困る」
「けれど私はそうした考えなので」
「うん、じゃあ」
こうしてでした、アイスランドはキリスト教に馴染みました。そのうえでキリスト教を自分自身に定着させていったのです。
第五千二百五十五話 完
2015・11・18
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