ヘタリア学園
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第五千二百五十三話 寛容だった
第五千二百五十三話 寛容だった
やって来たのはキリスト教の神父さんでした、神父さんはアイスランドと国民の人達に笑顔でこんなことを言いました。
「キリスト教を信仰されますか?」
「いきなり何かな」
アイスランドは神父さんに尋ねました。
「キリスト教?」
「はい、キリスト教とはです」
神父さんはキリスト教についいて説明しました。
そしてそのうえで、です。アイスランドにさらにお話しました。
「普段は違うのですが」
「普段は?」
「はい、これまでの宗教を信仰されていてもです」
「キリスト教を信仰してもいい」
「そうされても構いません」
アイスランド特別ルールです。
「如何でしょうか」
「これまでの神様を信じていてもいいなら」
「はい、信仰されますか」
「そうしてみる」
こうしてアイスランドはキリスト教を信仰することになりました。こうした布教の仕方もキリスト教にはあったのです。
第五千二百五十三話 完
2015・11・17
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