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ヘタリア学園

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第五千二百五十二話  忙しいけれど

第五千二百五十二話  忙しいけれど
 ふとです、イギリスはあることに気付いて脚本家さんに尋ねました。
「あんた今シリーズ構成二つも持ってるだろ」
「ああ、それと特撮が二期あるかどうかだな」
「結構忙しいよな」
「だから大阪にいていいのかだな」
「仕事ねえのか?」
 このことが結構気になって尋ねたのです。
「大丈夫なのかよ」
「俺は仕事が速いからな」
 余裕の笑顔で答えた脚本家さんでした。
「親父もそうだったけれどな」
「ああ、親父さんな」
 イギリスもこの人のお父さんのことは聞いて知っています、まさに伝説と言っていい凄い脚本家さんでした。
「そういえばあの人も速筆だったらしいな」
「酒飲んで三時間で三十分の脚本書いてたな」
「それであんたもか」
「ああ、もう今週の分は終わらせてなんだよ」
 そのうえで大阪に遊びに来ているのです。
 とにかくお仕事の速い人です、そうしたことは一気に終わらせてそのうえで遊ぶ、まさに漢の遊び方です。


第五千二百五十二話   完


                        2015・11・16

 
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