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ヘタリア学園

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第五千二百七話  活躍はした

第五千二百七話  活躍はした
 ドイツは水上戦力が整っていないので仕方なく潜水艦に頼って海で戦うことにしました。それで潜水艦基地においてです。
 ドイツは難しいお顔で提督さんに言いました。
「前の大戦と同じだな」
「いえ、むしろです」
 提督さんは独逸に毅然として答えました。
「戦果は今の方が上です」
「そうなのか」
「イギリスに大打撃を与えています」
 拳を握り締めそれを振っての言葉です。
「後は、です」
「イギリス上陸か」
「海軍を抑えています」
 ロイヤル=ネービー。イギリスが誇る世界を代表する海軍をというのです。
「海軍は働いています」
「そうなのか」
「はい、後は空軍が制空権を獲得し」
「陸軍が上陸するだけだな」
「そうです」
 イギリス上陸作戦も出来るというのです、少なくともドイツ海軍潜水艦艦隊はそれだけの仕事をしていました。


第五千二百七話   完


                     2015・10・24
 
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