ヘタリア学園
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第五千二百六話 甲子園の熱気が凄くて
第五千二百六話 甲子園の熱気が凄くて
イギリスは甲子園の三塁側を魔法で出した炎で覆いました。そこに魔物やカーネル=サンダースさんに怨念達がいますが。
全く燃えません、炎だけが燃え盛っています。
イギリスはそれを観てです、やっぱりという顔で大阪に尋ねました。
「ここファンの人達の応援凄いよな」
「上原投手が言うには縦にも横にも揺れる位ですわ」
そこまで阪神ファンの応援は凄いのです。
「熱気はもう壮絶ですわ」
「だからだな」
イギリスもここまで聞いて納得しました。
「いつもフーリガン並の応援の熱気で包まれてるからな」
「魔物とか熱に強いんですか」
「応援に燃えてる場所にいつもいるんだ」
だからだというのです。
「火では燃えないんだよ」
「恐ろしいですな」
「こんな悪質な悪霊の仲間ははじめてだ」
イギリスの言葉です、恐ろしいことに。
「悪い、俺でも無理だ」
「そうですか」
イギリスもお手上げでした、魔物達は火にも強かったのです。
第五千二百六話 完
2015・10・23
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