ヘタリア学園
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第五千二百四話 火で
第五千二百四話 火で
フランスのお塩は甲子園に巣食う恐ろしい存在達には通じませんでした、当のフランスが言った様にです。
そして次はイギリスですが。
「俺は火でいくな」
「甲子園燃やすんは止めて下さい」
「だから魔物とかだけを焼く魔法の炎だよ」
火は火でもというのです。
「球場は燃やさないさ」
「それやったらええですけれど」
「仏教の不動明王さんの火みたいなものだよ」
「炎はあらゆる邪なものを焼き尽くしますな」
「だからだよ、ただな」
イギリスも自信なさげに言います。
「今回は無理だろうな」
「火でもですか?」
「まあこれからやってみるけれどな」
魔術は使うというのです。
「相手が相手だからな」
「イギリスさん魔術の達人ちゃうんですか?」
大阪はこうイギリスに尋ねました、ですがイギリスは自信のない感じです。甲子園の恐ろしい存在に対しては。
第五千二百四話 完
2015・10・22
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