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ヘタリア学園

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第五千百六十四話  強烈過ぎる負のオーラ

第五千百六十四話  強烈過ぎる負のオーラ
 フランスは呆然としつつ魔物とカーネル=サンダースのおじさんを見てそのうえで大阪に言いました。
「とにかく高校野球でもなんだな」
「そうなんですわ、凄いドラマばっかり起こるんですわ」
「そっちは敵味方關係なくか」
「まさに時の運ですわ」
 数多くの、後にプロで活躍した球児達もその中にいました。
「歴史に残る激闘が数多く繰り広げてきたんです」
「そのせいか?最初にそうしたドラマがあってな」
 フランスは腕を組んで真剣に考えるお顔になっています。
「魔物は最初からいたにしても小さくて弱かったんだろうな」
「けどドラマが続いて」
「球児の汗と涙と感動を受けてな」
「強大な存在になったんですか」
「そうだろうな、それで阪神はな」 
 肝心のこのチームはといいますと。
「その魔物の居場所を本拠地にしてるからな」
「魔物に憑かれてるんですか」
「みたいだな」
 見れば魔物は一塁側ベンチを見てフフフと笑っています、そうして阪神にドラマを提供するのです。負けるドラマを。


第五千百六十四話   完


                         2015・10・1
 
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