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ヘタリア学園

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第五千四十五話  赤は決まっていた

第五千四十五話  赤は決まっていた
 ロボットの三人のことはどうなるのか未定のままとりあえず東欧戦隊はスタートしました。まずは赤はといいますと。
「おいらずらな」
「うん、もう決まりだね」
「他には誰もいないわ」
 ブルガリアとハンガリーがルーマニアに応えます。
「赤っていったらもうね」
「ルーマニアよ」
「それは血ずらか?」
 ルーマニアもわかっていて尋ねます。
「血の赤ずらか」
「うん、そうだよ」
「だってあんたいつも飲んでるから」
「これはワインずらよ」
 ルーマニアはグラスの中の赤ワインを飲みつつ返しました。
「血ではないずら」
「いや、そう言われてもね」
「誰もそうとは思わないから」
「冗談抜きに血だよね」
「それも人の」
 だから赤になるのでした、とりあえず赤はルーマニアで決定でした。


第五千四十五話   完


                   2015・8・1
 
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