歌集「春雪花」
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想えども
愛の得られぬ
わが身朽ち
永久へと還れ
春の黄昏
どんなに想っていても…私は彼の愛を得ることはない…。最初から分かってることなのに…それでも彼に愛されたいと願う…。
なぜ生きなくてはならないのだろう?この春の黄昏に溶け、私なんて永遠に消えればいいのに…。
夜も更けて
窓に映るは
君の影
裂けし心の
痛み深めし
夜更けに窓硝子をふと見ると…君の姿が見えたような気がした…。
有り得ないと苦笑しつつも、心は彼を求めて軋み…痛みが増してしまった…。
空しい日々に…疲れ切ってる…。
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