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心を閉じた少年

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心を閉ざす少年
  零との絆の刻

 
前書き
おはこんばんちわ!!
いや~まとめ買い、夢だったんですよ~ ((ニヤニヤ
死刑執行人です。
さて、前回は彼方は不幸な目にあいましたね・・・
今回はやっと、あの人が出てきます。
さて、興味のある方、お暇な方は、ぜひ・・・
ゆっくり見て行ってくださいね!! 

 
{・・・煩いですねぇ}
『ご主人様、今日は機嫌がよろしくないようですね。』
「当然ですよ・・・パーティに無理矢理付き合わされたんですかr ((あんたが噂の男子ね?  ?」
彼方は零と会話をしていたので、周りの声が良く聞こえていなかった。
「あたしは凰鈴音(ファン・リンイン)よ。一夏に宣戦布告しに来て、コーチのあんたにも声をかけようと思ったわけ・・・って、あんたも弱そうね~((クスッ」
「・・・少なくとも、あなたよりは弱くありませんよ。あなたは、ISを展開していない僕にさえ勝てません・・・僕の相手になれるのは、織斑先生と、師匠、篠ノ之博士、成長した一夏君くらいです。」
{俺って、素質があるのか?}
IS適性が測定不可の強物に相手になると言われ、頑張ろうと思った、一夏であったが・・・ (一夏は、世界を平等にしようとする彼方に憧れを持っていた)
状況は悪いままだった・・・
「ふん、あんた、何言ってんの?男が女に勝てるわけがないでしょうが」
「・・・だったら、かかって来たらどうですか?まあ、どうせISを展開してもあなたは僕に傷一つ入れられませんが・・・ ((ニヤニヤ」
「・・・だったら、だったらやってやろうじゃない!!!」
鈴音がIS展開し、彼方に拳で襲い掛かる・・・しかし、
「甘いです。そんな、単純な動きで僕には挑めません・・・」
IS展開済みの拳は、人間ではかなり痛い所じゃ済まないはずだった・・・が、彼方はその拳を受け止めた。
それだけでは終わらず、鈴音のIS甲龍(シェンロン)は武装解除させられた。
「なんだ・・・やっぱり、この程度ですか・・・」
期待はずれといわんばかりに溜め息をつく彼方。
「・・・!!あんた、どうやって・・・」
鈴音の首前に手を伸ばしたまま、
「強制終了・・・雷神は、触れたものにハッキングが出来ましてね・・・コア自体にハッキングを仕掛けて強制終了させました・・・が、このくらい、精神力、ISとの絆があれば簡単に防げるものです。IS武装解除したあなたは敵ではありません・・・ISを展開しても、僕には変わり様の無いクズに等しいですが・・・ ((クスッ」
と彼方は言った・・・嘲笑うかの様に・・・
「!!!」
その後、先生が来たので、再び暴れだした鈴音はすぐに大人しくなって、授業が始まった。

~昼休み 屋上~
『流石でしたよ、ご主人様!!』
零が目をキラキラさせながら言った。
「いいえ、あなたが居るから出来ることなんですよ?」
『わ、私が・・・?えへへ///嬉しいです・・・ご主人様///ISを前にして、ちっとも怯えなかったご主人様、格好よかったです///』
照れた様に零が頬を赤く染めた。しかし、実際AIである零が瞬時にハッキングをしてくれるから出来た事。
『・・・私は、ご主人様に一生付いていきます。絶対に一人にはさせません!!・・・私、零はご主人様がどんな目で見られても、犯罪を犯そうとも、それがご主人様の歩む道、一生、味方ですからね・・・?』
{やっぱり、素直なときは可愛いですね}
「・・・フフッ」
彼方が笑顔を見せた・・・零にとって、これほど嬉しかったことはないだろう。彼方が、これまでこれほどの笑顔を見せたことはなかったのだから(零の前で)
{か、可愛いいいいいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!私、もう死んでもいいかも・・・}
その日、零のニヤニヤは止まりそうに無かった。
「柏木く~ん!!」
真耶が屋上へと上がってきた
{逃げますか・・・}
そう思った彼方は屋上の柵を乗り越えて、
落ちた。
風を切る音を聞きながら、
「ええええええぇぇぇぇぇ!!??か、柏木君ーーーーーー!!!!!」
遠くから真耶の声を聞いていた。
黒い翼を広げ、彼方は着陸し、そのまま逃げた。
「柏木君!!!待ってくださいーーー!!!」
声は届かず、そのまま彼方はその日、授業をサボった。
『どうするのですか?ご主人様?』
「高校生が授業サボりなんて、当然といっても過言ではないでしょう・・・今日は遊びますよ?零」
『!!!・・・はい!!ご主人様!!』
女性?を呼び捨てしたのは、木崎以来だった。(木崎の時は無理矢理だったが・・・)
翌日、千冬にこれまでかというほど説教されたのはいうまでもない。
 
 

 
後書き
WOW・・・泥沼ぇ・・・
流石、彼方!!初対面をクズ呼ばわり!!
いや、作者は鈴音のあのツンデレ具合が好きですよ?話的にこうなっただけで・・・
・・・ありがとうございました!!! 
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