つぶやき |
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ボーンアックスです。 かなりの日数を開けていたので、失踪したのかと思っている方もいるかもしれませんが……大丈夫で、この通りまたやってきました。 ……ですが、リアルの事情でまだ更新は無理そうです。 『黒き剣士と暗銀の魔刃』は本当に完結させたい作品。 プロットが最終段階まで出来ているし、新要素も加えたし、コラボもあるから早く書きたいのですが―――――まだ、如何も時間が取れなさそうです。 では、短いですが今回はこの辺で。 ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 とあるADVのCGの、ポーズをトレスし自分のキャラに置き換えたイラスト・第四段です。 今回はコラボ―――黒鉄狼牙さん作のSAO二次創作、“『Darknight Queen』”よりヒロインのクイーンです。 またも理がギャグ(?)みたくなっている上、やっぱり画質悪い&線ガタガタ下手糞なイラストですが……それは流しちゃってください(エッ 注意事項としましては ・イラストだけじゃあれなので、原作通り―――小っ恥ずかしいオリジナルの碑文、及びそれを読んだ者の感想もあります。 ・長いです、ご注意をば ・中二全開と言うか常識全壊というか、非常に痒くなりそうなので、苦手な方は更にご注意を。 そのほか……とある『厭魅凄艶』と言うBGMを合わせれば、より雰囲気がでる……と思います。 また、話の前後の『世界』に繋がりは有りません。 統治後の世界観に合わないじゃないか! と言う突っ込みはご遠慮ください。 宜しい方は↓へ↓へ …………… 階下へと降り、辿り着いた今度の部屋。 そこは第三天の如く真白に染められた一室だった。 ……だが性質は自体はまるで違う。 あちらが尽く滅菌された一滴の緩みも許さぬ純白で有ったのに対し、こちらはとても穏やか……いや和やかで、言われずとも自然に心身共々緩めてしまいそうだ。 更に良く見ればその色も完全な白ではなく、どちらかと言えば乳白色に近いだろう。 しかし何故だろうか……どこからともなく鼻孔をくすぐる、良い匂いが漂ってきているかに思える。 ……意識したら、なんか腹へって来たな。さっきまでそんな状態じゃあ無かったってのに。 一体ここは、どのような理なのか。 部屋の中央に据えられた像は、髪の長い一人の女の子。 黄昏に染まる第五天の様に、緋色螺旋の少女の様に、僅かながら笑みを浮かべているが、醸し出す空気は彼女等のどちらともまた異なっていた。 慈愛は……どうにも違う。かといって狂喜では勿論ない。 例えるならそれは――― “幸福”だろうか。 いかれた物が広がっているのに乱舞するでなく、己が渇望より優しく抱きしめるでもない。 とても無邪気に、偽りなく嬉々として眺めている……そんな感じか。 ―――台座の碑文には、こんな事が刻まれていた。 『その者、生物の三大欲求が内一つに魅入られた追及者なり その欲とは、即ち食べる事。 彼女は“食”に関する事柄をを何より大切に想い、食物を口へと運ぶ瞬間に何よりも幸福を感じていた 元は同じ食物の筈……しかし何故味が違うのか。同じ器具で調理した筈……しかし何故感触が異なるのか 甘味、苦味 酸味 渋味 辛味 塩味 旨味―――ありとあらゆる味覚の本流に、彼女は魂まで魅了されていたに違いない そんな彼女に不幸があったとするならば……生まれた世界が“現実の世界”と表裏一体に存在する裏側の世、“偽りの世界”であった事 彼女本来の有り方が“武器”として設定され、生まれ落ちた事に他ならないだろう 何故武器なのか、そして彼等は何故自分達を手に取るのか、“その刻の”彼女には理解できなかった ただ理解し、そして感情強く育まれる時は、彼らと共に食事をとる時。 しかし……舌へ、喉へ、脳へ送り込まれし甘美なる味覚は、個体毎にそうあるべきと設定された偽物 肉を食む感触、入り混じり福を醸し出す美味―――それらをどれだけ上物と謳おうとも、結局は嘘に他ならない つまりは皆一寸ですら何も変わらぬ、同じ物を口に乗せている ましてや“武器”の身……個々によって取得や有様を変えるなど、より起こり得ない事象なのだ なればこそ、彼女は心の底から渇望した―――譬え醜悪の一言に尽きる、不味だとしても構わない。自分の持つ感性で、自分だけの感覚で、それら味覚を感受したいと されど少女は表と裏を行き来出来ぬ身。“武器”として寄り添い、また“人”として恋慕する主とは違い、裏側に固定された存在 表側へ顕現するには何もかもが足らず、全てに置いて手など無かった ……本来ならば 何と、彼女の強き思いは何時しか、“武器”と言う物と人との間柄を超えて育んだ主との絆を媒介し、現実へ降り立つ特殊な体を得るまでになる 終わりなき渇望、三大欲求の一つを愚直に追及し……何より愛の域まで高められた感情が故に成せた、正に神の御技、奇跡の所業だった しかし現実は非常、そして残酷。彼女の夢見た楽園は、何処にも存在などしていなかった 裏側の世界とは違い、現実は地獄そのものだったからだ 見目に麗しき草花は枯れ散り、頬を撫でる優しき風は鑢の如き熱風、戦火により人々は病的なまで痩せ細る。 一番強く望んでいた食物など味気無いを通り越し、いっそ裏側の方がどれだけマシだったかと絶望する程に廃れ果てていた ―――其処で漸く、裏側の世界が生まれた理由と、主達が裏側に降り立ち成していた事柄の真実に気が付き、少女は二重の負により絶望する 自分が武器として生まれたのは“此方の世界”に影響を及ぼす為だったのか ああ、ならば自分はその事に幸福を感じなければならぬ……私は一種の異常者だったのか 意味すら存在しえない自問自答と鬱心に苛まれ、目の前の地獄に少女の感情は死にかけた だが、巡り合わせは常に働き、合縁奇縁を運ぶもの。一つの微かな希望が、彼女の絶望に亀裂を入れた それは……裏の世界で獲得した財が現実に及ぼす光明が、偶然にもある食材を復活させていた事にあった 一にも二にも食を渇望していた少女を知る主は違反を犯してまで食物を手にし、彼女へ差し出す 結果から見ればたった一欠けら口にしただけ。―――されども彼女はこの上なく感涙する 染み出る味覚の、鼻を擽る香りの、喉を通る感触の何と甘やかなことか 彼女はただ滂沱し、感謝し、その身に降りた幸運と興奮から打ち震えた 同時に伝来する過去の記憶 皆して草原の上に座り、何気ない食事な傍らただ笑い合った、その光景 もっと食べたい。もっと口にしたい 自分だけではまだ足りない、皆で笑いあい、皆で卓を囲みたい 己の良く知る戦友達と語らい、己の知らぬ者達と声を掛け合い、笑いあいたい 少女の強烈な渇望へ切望が加わり、余りにも率直素直な願いだった為に、主は愚か戦友達すら異論唱えず賛同する 世界を巡り人と出会い、確かに鬱屈とした膿こそ彼女等を阻んだものの……しかしより抱きし想いは強くなる 世界より光を絶やす根源を探す彼等が辿り着いた先は―――神佇む奥底の“座” 総勢二十の拙い軍勢は、しかし億をも通り越す那由他の道力をもって、絶望を塗り替える そうして自然、一番に渇望の強かった彼女が、その座に腰を据えることとなった 生まれ居出た世界は、食が何より尊ばれる世界 以前より口にできた食材すら多様化し、更に以前の世界からは考え付かない物すら食物と化し、万人を満たす“食”が全てを覆い広げた 何よりも食を優先し、それこそ価値ある物だとみな認識した しかし特に広がったのは―――賑やかに卓を囲み、食を育むその価値。その平和な光景だろう 人よ、食を貴ぶべし 親しき者と笑み合うべし その様が何よりも幸福であり、そして何よりも大切なのだから “これぞ彼女の成した理、彼女の代の座、彼女が背負った真実の全てである”』 「……」 何でだろうか、自然と笑みが零れてきた。 でも、それも当然かもしれない……何せ、とても平和な世界なんだから。 まあ闘争、紛争こそあっただろう。 この世界は、何に置いても食が優先されているだけであり、人の根源全てを強制した訳ではない。 ……それでも温かさを大事に想い、育てていくその優しさ。 無邪気だと感じた、その理由も分かった―――語らい食するその様が、筆舌に尽くしがたいぐらい嬉しかったんだな。 何かと自由な理ではあり、凶悪な化け物が生まれる可能性も否定できないけれど、信頼できる主に加え、十八人も座まで到達できる仲間が居たんだ。 もしかすると、案外長く続いたかもしれない。 一見苦笑する “食いしん坊万歳” も、極めればとても面白い事になるんだな。 そんな感想を胸に抱き、俺はその部屋を後にした。 ―――如何でしたでしょうか? 黒鉄狼牙さん。 理に名を付けるなら、そのものずばり『万食千望』! ……そのまんまやんけ……。 まあぶっちゃけて言うと、グルメ細胞無しでスケールが色々と違う『ト○コ』みたいな物ですね……結構マジで。 そして……何気に今までの中で一番マシ―――どころか一番平和な世界だという。 ―――食いしん坊恐るべし あと、主要人物(クイーン)を中心に置き、周りへ輪を書くように他の守護者達(エース達)描写したら、結構賑やかになりそうですよね。 オマケに個性も千差万別と言う……。 では、ボーンアックスでした。 PS.リクエスト募集、まだしています。 碑文込みか、イラストだけか。 どちらでも良いので、下手糞な絵で描かれても良いという方はぜひ応募ください。 |
ボーンアックスです。 とあるADVのCGの、ポーズをトレスし自分のキャラに置き換えたイラスト・第三段です。 今回はコラボ―――筆者+αさん作のSAO二次創作、“『とある拳士の冒険』”より主人公のヨウです。 ……理がギャグみたくなってますが、それは流しちゃってください(エッ ―――地味に帽子を被らせるか、外すかで悩んだのはココだけの話でございます……(ォィ 注意事項としましては ・イラストだけじゃあれなので、原作通り―――小っ恥ずかしいオリジナルの碑文、及びそれを読んだ者の感想もあります。 ・長いです、ご注意をば ・中二全開と言うか常識全壊というか、非常に痒くなりそうなので、苦手な方は更にご注意を。 そのほか……とある『厭魅凄艶』と言うBGMを合わせれば、より雰囲気がでる……と思います。 また、話の前後の『世界』に繋がりは有りません。 統治後の世界観に合わないじゃないか! と言う突っ込みはご遠慮ください。 宜しい方は↓へ↓へ ……………… 降りた先、その次の部屋。……其処に広がるのは青一色の部屋だった。 だがそれは、第四天みたく水底に似た停滞の雰囲気を持つ“藍”ではなく、どちらかと言えば天を何処までも突き抜けて行く様な“蒼”。 何処にも出口がなく狭苦しい空気は微塵も感じられなくて、寧ろ解放感と何かを貫き通した清々しさを感じた。 青色と言う、本来なら落ち着きある色の筈なのに、いっそ激しさと荒々しさすら覚える。 強烈な“何か”を俺へと叩きつけて来るかのような、そんな空気だ。 だがその反面、たった一つの事象へ異常に固執しているようにも思える……と言うかそれ以外が見当たらない。 ……ここは一体、どんな理なのか。 部屋中央の台座に置かれているのは、筋肉質なうら若い男の像。 まだ若いが少し前の階の、灰茶に塗られた部屋の少年よりは大人びていた。 しかしながら何処かまだ抜けているのは否めない、そんな中途半端さがある。 部屋通りの爽々たる雰囲気を放つものの、決して他者に理解されぬ懊悩―――ある種の孤独も感じ取れた。 言葉として表すなら、単一の事柄を極めたその一方で、捨てざるを得なかったそれらに複雑の想いを抱いている様な……。 ―――台座の碑文には、こんな事が刻まれていた。 『その者、剣を主とする世界に生まれながら最も要たる剣振えし才を……哀しくも塵程すら持ち合わせてはいなかった それこそが最早妙なる才能だとでも云わんばかりの底辺で、己の手から剣を飛ばすなどは常日頃。 運無き時は自分の手にした剣に、有ろう事か躓く事すらある程だった。 その世界での剣は、己が武器足る象徴、己の強さを示す導 剣がなければその世界に根づき広がり、戦士達をも支え続ける異能すら、碌に使える事がない 自然、男は皆からもれなく落第者だと蔑まれた 戦士としては第一に終始すべき肉体面の強靭さには恵まれたものの、徒手空拳で剣に挑むなど愚の骨頂 武装した相手には数歩届かず無様に打ち伏せられてしまう 無様でも醜くとも良い、剣を扱えるなら何でも良い。こんな愚かな俺にすら、使える剣とてある筈だ 確証など無き不確かな、しかしそれでも折れぬ鋼鉄の精神 その想いを胸に諦める事無く……小さき剣を、巨大なる剣を、繊細たる剣を、剛たりえし剣を、特異な剣を握り、昼夜問わず愚直に振り続ける 自らの手から吹き飛ぼうとも、狙い定めた対象から明後日の方向へ外れようとも、己の剣に体を引っ掛け怪我を負ってすらも、男は剣を闇雲に、ただ闇雲に必死に願いを込めて振り続ける されど、世界は彼に幸運など齎さない……奇跡すらも与えてはくれなかった 彼が一歩進もうとも、周りは既に十歩、二十歩、それ以上先を行ってしまう 決して背中へ手が届く事はない。否、もしかすると前の者の背中すら、見えて居ないのかもしれない 何故自分はこうまでに愚鈍であるのだ……絶えず努力し続けているのに、何故実らないのか そも、天は何故自分にだけこの様な才を……呪いを与えたのか 男は当然とも言える恨み事を繰り返し、繰り返し吐き出し続けた ……それでも彼が努力を怠らず、腐り閉じ籠らなかったのは、刃才の無さを笑わぬ友が居たからだ 擲刃により遠方の眉間すら撃ち抜く才を持つ女と、片刃の一閃すら映らせない神速の術技を誇る少女 頂きにすら届く才を持つ彼女等の支えが彼にはこの上ない癒しに、苦行を続ける推進力になり得ていた そうして何時もと何ら変わらぬ、鬱屈とした雲が晴れぬ日々の中で―――男は目から鱗を落とす 常時と変わらず剣を振っていた彼は、苛立ちから木々へ拳を叩き込む が、痛みなどまるでなく―――逆にその幹を深々と抉り取ったのだ 脳裏に伝来する、とある一つの術方……剣の世界に置いては弱法だけにあらず、邪法とすら呼ばれた、己が肉体を用いて振う拳撃の法を。己に宿っていた才は、正しくこちらの方だったのだと 男の行動は早く、思い立った瞬間から必死に邪法の書を漁り、実践し始める 彼の予感は狂いなく的中し、恐るべき勢いで己が内に眠る力を開放して行った まず道を同じくした少女達をあしらえるようになり、彼女等の援も有り自身すら付けていく 己を笑う者を一撃の元に叩き伏せ、邪なる力だと排斥しようとする者を吹き飛ばし……彼は、以前は全く歯が立たなかった相手にすら、此方が“刃”を立たせぬ武力でねじ伏せる領域にすら到達する 剣の才が悲劇的なまでに皆無な彼ではあったが、裏を返せば何かしら別の巨大な才が眠っている事に他ならない ……それこそが、風を切り振るわれる肉と骨の鉄槌、拳だったのだろう 拳を鍛え、鍛え、鍛え―――――遂に彼は剣の高階を降し、高き世界から周りを見据えるまでとなった されど、“世界”は彼を嫌い続けた。頂付近に立って尚侮辱を投げかけられ、嫌悪され続けたのだ 邪法と呼ばれる力を身に着けていた事、誰も彼もが彼を底辺だと疑わなかった事、才ある二人の少女を側に侍らせ―――傍目から見れば力を腐らせているとしか判断出来なかった事 人の心理と世界の法が重なり、結果彼は何処まで行っても否定され続ける存在と成り果ててしまった それでも頑なに男を守り続ける二人に……彼の罪悪感はとうとう限界まで到達する 悪意に押し潰され、祈りすら実らず、生きる事すら男は諦め掛けた ―――とある一人の少年と出会わなければ 彼にもまた剣の才は存在しておらず、同じ波長を持つ者だからか、男も将来性が無い事を感じ取っていた。更にはなんという奇運か……その少年には自身と同じ、巨大なる拳の才をも感じ取った 少年の眼元は泣き腫らされ、彼もまた才が無い故に挫折し掛けているのだと男は悟る 此処で感じたある“予感”を胸に、男は嫌われていようとも構わぬと世界を巡った そして予感は当たる 剣の才が無い者、拳の才眠る者など男程の人間こそ居なかっただけで……目も眩むほど大勢居たのだ 男はそこで、遂に決意した ―――剣を手に権威を誇り、他者を踏み降して嗤う世界を変えよう 想いをただ胸に抱き、同じ願いに祈る少女と達と共に駆け巡り、彼は最早世界を揺るがすほどに成長した拳を得た そして―――座にて剣と言う概念を病的なまでに染みわたらせ、武を持てぬ民喰い潰す根源を、とうとう滅したのだ そうして広がった世界は、器高き“武”が尊重される世界 以前の剣による異能、遠方射撃による“器無き物”などは邪法とされ、己が身を持って鍛え上げた強さを持つ者は尊敬の念を抱かれ、また数多の武法を大地へ広げる世を作り上げた 道具などは一切要らぬ、真に信ずるは両の拳のみ 才など何でも良い、ただ唯一無二の武を持てばよい。戦に積極的であれ、しかし侮には消極的であれ 武とは己の権威のみに有らず、人を導き、自身を導くものであれ “これが彼の成した理、彼の代の座、彼の背負った真実の総てである”』 「……」 身も蓋もない話だが、詰まる所コイツが統治した後の世界は『人類皆、脳筋になりました』って事か? まあコイツはいっそ酷い位に、一部除いて周囲から全く評価されなかったんだし、肝心の恨みの根源が剣だのといった、ある意味で“楽”出来る武器、道具だ。 だから、こんな風に考えるのは当然かもしれない。 それに強いのが心でも良いと記されているし、世界の仕組み自体が変わっているんなら、女性だろうが子供だろうが所謂『器高き強さ』を持てさえすれば、伸し上がれる世界なんだろう ……けど武による強さが尊重されたり、道具を使うのが悪だと言われる世の中なら、文明の発展が酷く遅そうだ。 オマケに皆が皆それを重要視するのなら、心の弱い奴や肉体の武に頼れない奴とか、頭脳派な奴には生き辛そうな世界でもある 特別な力を持つ者が現れたら、一発で吹っ飛ばされそうな奇妙な世界になっちまってる。 頑張っては居たんだろうが……治世ってのは誰が行おうと、どうにも上手くいかない物なんだな。 そんな感想を胸に抱き、俺はその部屋を後にした。 ―――筆者+αさん、いかがでしたでしょうか? 理に名前を付けるなら『精進窮拳道』ってところでしょうか。 それにしても……今まで上げた三つを含めた中で、一番マシな世界かもしれないですね。 何せ――― ガトウ ・縁不変―――記憶と自我有りで半ループ 謎の女性プレイヤー・恋慕惨争――殺し殺され抗い続ける 吉岡麟斗 ・我真推重――嘘など無いのに疑心暗鬼 ―――ホント碌なのが無い……。 次は黒鉄狼牙さん家のヒロイン『クイーン』です。 どのようなイラスト、どのような理になるかは……まあお楽しみと言う事で。 ではボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 今回はとあるADVのCGの、ポーズをトレスし自分のキャラに置き換えたイラスト・第二段です。 ―――はい、懲りずにちょっと続けて行こうと思ってます、このシリーズ。 癖の強い馬鹿(エッ がウチには多いので、理を考えやすいのも一端を担ってますが……。 また某ゲームが何かは……鋭い人は、タイトルとポーズだけで何のゲームか分かると思います。 まぁ、推奨BGMを調べれば、誰でも普通に分かっちゃうんですけど……。 注意事項としましては ・イラストだけじゃあれなので、原作通り―――小っ恥ずかしいオリジナルの碑文、及びそれを読んだ者の感想もあります。 ・長いです、ご注意をば ・中二全開と言うか常識全壊というか、非常に痒くなりそうなので、苦手な方は更にご注意を。 そのほか……とある『厭魅凄艶』と言うBGMを合わせれば、より雰囲気がでる……と思います。 また、話の前後の『世界』に繋がりは有りません。 統治後の世界観に合わないじゃないか! と言う突っ込みはご遠慮ください。 宜しい方は↓へ↓へ ……………… 階段を下り、次の階に踏み入った―――俺は思わず、一歩立ち止まってしまった。 何故だか体が急に、本当に急に、酷く重たくなったのだ。 それは宛ら、許容量を超えた石材を、脈絡無く身体へ乗っけられた様だと感じる。 一体何なのかと辺りを見渡せば……其処の階は灰色に彩られている事に、まず気が付く。 しかし……何でだろうか。また体が重くなった。 正確に言えば灰色だと認識した刹那、まるでそう感じた事自体が『罪』だとでも言いたげに、重みと言う名の『罰』を科せられたよう。 理不尽だと思いつつよく、よーく部屋を見てみれば、僅かながらに『茶色』掛った配色となっている事に気が付く。 要するにこの部屋は灰色なのではなく、茶がかった灰色の部屋らしい。 …………不思議だ。 今度は、体が軽くなった。 しかも部屋に入る前の状態まで戻ったみたく、重みが嘘のように取れちまった。 でも……灰色の中に隠れそうな茶色を認識しきれなくなると、また其れなりに重くなってしまう。 これは、一体どのような理なのか。 中央の台座には、男の像が据えられている。 恐らくは俺よりも若い。現状、歴代の神座に付いた男達の中でも、一番若いと言って良いかもしれない。 青年寄りの少年、と呼べるだろう。 その口は固く結ばれていて、与えられた苦痛に耐え忍んでいるとも、それら“何か”に対して怒り、反発しているようにも思える。見るな、俺を見るんじゃあ無い、そう叫んでいる様に見える。 しかし……一方でじっと見ていると、何処か自分を見て欲しいとも、触れあって欲しいとも訴えている様で……。 ―――台座の碑文には、こんな事が刻まれていた。 『その者、記憶をつなぎ二度の若き日を経験した特異な存在なれど、得た物は苦痛一色しか存在しておらず、その事に耐えがたい怒りと屈辱を覚える 一度目の若き日は冷淡、冷血、若干の冷酷、まるで氷河の上部へ座するが如く、凍えそうな家庭の中にいた 生んだ、だから育てよう、殺生は良くない、食事と睡眠がとれれば良い、其れで子は育つ 子を授かっておいてその実、彼自身を見ていたのではなく、子どもと言う存在にしか眼を向けていなかったのだろう だが無知とは酷く恐ろしい物で、つまり、彼はそれを苦痛と思わなかった ……これはこれで“温かみ”があると言える。俺にとってはこれこそが家庭の“温かさ”なのだ そう信じて疑わず、また疑念を抱こうとも鋼鉄の蓋で押し潰し、視界に入って居ながらにそれを無視し続ける。 もしかすれば少年は、この状況はもう手遅れなのだと……吹雪からは抜け出せないのだと、既に気が付いていたのだろう なればこそ、スズメの涙にも満たぬ“温かみ”を求め、一滴の希望にすがったのかもしれない しかし……報われる事無く、本人すら知覚できぬ異変を持って、彼の一度目の若き日は終わりを告げた 二度目の若き日は、一度目とは打って変わって、いっそ驚愕するほど大切に育てられ、愛を育まれた 正しく彼の求めていた“温かみ”そのものが発露したかの如き家庭―――されど“偽り”の幸福は、そう長く続かない 彼等は皆、一度目と同じように……いやそれ以上に、彼の事を見ていなかったのだ 父は言う―――自分は正しい、絶対的に正しい、道を外れるな、外れた物は潰されても文句は言えんのだ 母は言う―――貴方は私の理想通りに育ってほしい。勉強? 特訓? そんな事どうでも良いから恋をしろ、と 妹は言う―――彼は拳を浴びせかけ、罵倒してくるが、その実自分に恋慕して仕方ない、本当に死ぬ程好いているのだ、素直に慣れないだけなのだと 幼馴染は言う―――そんなの気に入らないから、嘘や偽りを許せない、お前のそれだけは絶対に 知人は言う―――嫌悪している? 違う違う、彼ら家族は、友人は、ただ仲が良いだけなのだ 彼等に共通して言えるものを上げるなら……それは皆正しく自分の抱く理想像が、現実だと思い込んでいる事。それが全くの誤解であり、真実の“彼”は全く別の所に有るなど、知る由もない それでも彼は理解しようとした、せめて自分だけはと理解しようとした そして感じる彼等の後悔、友愛、懺悔……真実とは、一歩大きく踏み込む際に掛る重圧とは、まるで身体が石になったが如く重いのだと知った 真を知るという事は故に重く、そして辛く―――だから人は虚ろに逃げるのか、と 彼は理解したからこそ、己の真実をさらけ出す事を止めなかった されど家族の、愚かな妄執による押し付けは―――とある事件により顕現した六“体”の化物の影響でより悪化する。 なまじ女の姿をしていた所為か、母の恋愛中毒は悪化し、女に甘過ぎる父は一層彼に厳しくなり、妹は自分の妄想が現実化したのだと只騒ぐ 秘めたる力に気が付かず、この世ならざぬ者等が具現した影響で、個々の妄言は酷くなっていく 唯一寄り添ったのは、奇しくも六“体”の魔物が内一体、彼に味方した黒衣の少女のみだった 彼女だけは彼と話をし、その中で得た真実を心にしまい、彼自身を透明な瞳で見続けてくれていた それでも、味方一人では焼け石に水 途方に暮れたその時―――少年は自分の身体の中にも、魔物の力が宿り眠る事実に気が付いた ……これが有れば彼女達を降せる。少年はその武を振い、意志を持つ破壊から救おうと討伐に乗り出す されど、世界はまたも彼を裏切った 洗脳した者達を助ければ、大合唱の如くこの上ない悪罵を投げつけて来る 剣の元から人を逃がせば、美しき騎士から遠ざけてくれるなと蹴り飛ばされる 四方に広がる陣を消せば、女型の化物に同情した男達が激昂し暴力をふるう ……少年は怒る―――実際に彼女等は世界を壊している。なのに、何故受け入れようとしない 楽だからか。真実を知り心が痛むのを避ける為に、己の失敗を認めない為に、重みから逃げるのか 家族からの意見も、何も変わらない お前は“愚かな人間”ではなかった筈だ、貴方は“恋する人間” の筈よ 彼女達は可愛いから心も綺麗なの、あなたは“こんな人間” じゃない筈、脅威だと嘘を突くな、君は“そういった人間”の筈でしょ ……少年は嘆く―――何故皆、見姿だけで決める? 自分が思った事が常に正しいのだと思い込める? “そういう人間”?“こんな人間”? それはお前らの中だけの事、俺の本質じゃあないだろうが 知ることが怖いのか……真実を、結果と言う名の“重み”を背負う事がそんなにも嫌か 偽りばかりを見るんじゃあ無い、そんな甘軽い戯言を抱くぐらいなら、俺にすらも目を合わせるな 真実の重みに耐えられず、盲想という軽い思いに頼ってくれるな 周りにだっている筈だ、己の本音の曝け出せず周りが責めるからと、己もまた合わせるしかない人間が 本当の“善”はどちらなのか、言い出せず口籠るしかない人間―――重さに耐える人間が 必要なのは尤も重き真の筈だ、常に軽き偽りなど役にも立たない……現に俺は絶望の水底に居る。 そんな孤独の淵に居る彼は、とある一つの、途轍もなく並はずれた提案を思いつく ―――皆が本質と言う名の重みから、目を背け逃げようとするのなら、重みへ眼を向けられる意志を、軽さを捨てられる強さを植え付けてやれ その方法を模索し続け、彼は遂に座と言う最上の場を見つけ出す 陸獸の牙を携え、黒衣の少女を傍らに置き、彼は先代へ激を叩き着け―――思い通り、その座へ付いた ここで彼等にとっては予想外……そして座にとっては当然の事象、彼の渇望が流れだし世界を変えてしまったのだ。茫然と眺めるだけの彼らに、しかし止める術など、もう残ってはいなかった そうして広がった世界は、有体に言えば人の“本質”が強く出る世界 こうだから大丈夫、きっとこう思ってくれている……そんな楽観的な考えなど人は一切持たなくなり、探り疑うようになった また耳心地よい偽りで取り繕わず、自分の有りのままを曝け出す。それを誰も咎めない 詰まる所、本音と疑心の飛び交う世界であり―――皆自分にとって心地良い人や場所だけを求め、視界の端に映る有象無象とは、深く管をつながなくなった 俺は俺を見て欲しかった、真実に目を向けて欲しかった、ただそれだけだった 真は必要、それは正しい―――しかしそれに固執するな。緩やかな偽りもまた、必要不可欠なのだから どうか全ての人間よ、願わくばこの先……俺を永劫見つめないでくれ “これぞ彼の成した理、彼の代の座、彼の背負った真実の総てである”』 「……」 何と言うか、かなり複雑な心境になる。 座についておいて何言ってんだと、随分と自分勝手な奴だと思う半面……周りの家族や知人達も余りに押し付け過ぎだろ、と感じてしまう。 二回も記憶の繋がった生を受けて、その二回とも碌に自分を見てくれない奴らばっかり。 しかも一回目は動物そのものみたいなあり方で、二回目はほぼ自分達の妄想を愚直に信じ過ぎる。 見る限りでは、六体―――いや五体の敵は本気で世界を壊そうとしていたみたいだし、そのために頑張っている自分を『思いこみ』で否定され続ければ、まあ確かにねじくれ曲がるかもな。 それに……コイツの望みは、自分の真実を見て欲しかっただけ。 この部屋のように注意深く見れば『茶色』が混ざっているのだと、つまり『真実』が解るようにじっくり付き合って欲しかっただけだ。 他人がどうこうってのも書かれてたが、それにしたって、やっぱり自分の願いが一番最初に来てた。 多分、座の仕組みをよく知らないまま、自分の好きな法則へ塗り替える為だけに来たんだろう。 先代に持ちかけるも話を聞かなかったモノだから、自分で変えるべく打ち倒して……座を交代してしまった訳だ。 そうして広がったのは疑心暗鬼真っただ中な世界 しかも座なんてとんでもない位置まで辿り着いたもんだから、恐らく傍にいた黒衣の少女とやら以外は、もうコイツを見る事も感じる事も……理解する事すらも無くなったんだ。 食い違い過ぎた世界が生まれたのだし、この理がそう長くは続かなかったのは明白だ。 恐らく辿り着いた次代に、渋ることなく即刻、座を譲ったかもな。 そんな感想を胸に抱き、俺はその部屋を後にした。 ―――いかがでしたでしょうか? 名を付けるなら、『我真推重』と言った所でしょうか。 えーと……では! また次回! ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 今回はとあるADVのCGの、ポーズをトレスし自分のキャラに置き換えたイラスト・第一段です。 ……鋭い人は、タイトルとポーズだけで何のゲームか分かると思います。 イラストだけじゃあれなので、原作通り―――小っ恥ずかしいオリジナルの碑文、及びそれを読んだ者の感想もあります。 長いです、ご注意をば 中二全開と言うか常識全壊というか、非常に痒くなりそうなので、苦手な方は更にご注意を。 ……とある『厭魅凄艶』と言うBGMを合わせれば、より雰囲気がでる……と思います。 また、話の前後の『世界』に繋がりは有りません。 統治後の世界観に合わないじゃないか! と言う突っ込みはご遠慮ください。 宜しい方は↓へ↓へ ……………… 降りた先、次の階はコレまた奇妙だった。 赤みがかった黒檀色と、第二天ともまた違う緋、その二色に染まっている。 しかしその別れ方は第一天のような、キッチリと別々へ明確に分けたものではなく、螺旋を描くようにして絡み合っている。 何処を見ても二色が眼をつき、決して一色のみが眼に入ることはない。 そして何故か抱きしめられているようにも思えた。 ……だが、第五天みたく包み込むような優しさはまるでなく、痛みすら覚えてしまう程きつく縛られている感じだ。 強烈過ぎて、何故だか『愛』すら感じてしまうぐらいに 息苦しさこそないが、常に “こっち” が追い詰められている感触を受ける。 ―――決して、決して逃がさない。 この階自体がそう発言し続けているかのようだ。 一体どのような理なのか。 俺は、部屋の中央に添えられている像を見やった。 これまた何の偶然か、第五天と年の頃同じに思える少女だった。 容姿からして可愛らしい、という言葉だって普通に似合うだろう。 ……だがやはりと言うべきなのか、雰囲気がまるで違う。 第五天は癒しを与えてくれる穏やかさを放っていたが、此方の少女は容姿に反し強烈な狂気、いや『狂喜』を感じる。 しかもそれは自分だけでなく、今此処にいる俺、まだ見ぬ他者へも分別無しに放たれている。 誰かを抱きしめたいではなく、誰だろうと抱きしめたら放さない……いっそ少女であるからこそ恐ろしいとも思えた。 ―――台座の碑文には、こんな事が刻まれていた。 『その者、愛に飢えた狂い人なり ただ刃を振え、ただ目の前の者を滅せ、考えるなその前に動け、其れを繰り返せ 嘗て、それを強制される星の元に居たのか……世に生まれ居出てからこれと言った感嘆も受けず、淡々と無色なる日々を過ごしていた だが、少女はある日気が付いた その日彼女が負った役目は特別ですらなく、単純に無視できぬ障害足る敵対勢力の殺害であった ―――しかし、刃にて手に掛けようとした相手は、そしてその周りの戦士たちは恐るべき強さを誇り、死の淵に立ってすらただ足掻く ……結果こそいつもと変わらず、少女は勝ち残り「宿」へと還っただけ、されど前日までとは確実に違う。 この事が彼女の心に大きな光を生み、ある種起きてはならない転期を齎した 醜く足掻くその所作は、彼女にとっては勇者の逆転劇 己に振り掛る凶刃は、母の差しのべたる慈愛ある御手 彼女にとって一見見苦しい、もがき足掻き、そして抗うさまは……何にも代えがたい美麗なる宝物、己が真に愛するべき事象と、そう映ったのだ 他者がそうある様を眼に焼き付けたい、そしたまた自分も美しき世界の一部でありたい 瞬間、彼女は人間すべてに『恋』をし、『愛』を抱いた 彼等はとても美しかった この輝きを真に持てる他者が、他の人間が狂おしいまでに愛おしい、だからそれを与えてあげたい その渇望が限界まで高まり……彼女は遂に凶行を起こす まず初めに行ったのは、灰色を乗せ掛る邪魔な「宿」の者達を皆殺しにする事 追い詰めて笑い、追い詰められては嗤い、歓びに叫び、喜びに猛り……嬉しき狂乱の中で彼女は生き残った 次に行うのは己が定めるべき獲物を選ぶ事 中途半端な希望を持ち得られては、どうせ最後に絶望される、それでは意味がない 求める者は、いっそ行き過ぎなまでに堅く、硬く、また固い意志 相手を求めるだけであったなら、彼女は途中で挫折していただろう 問題は彼女自身すら「もがき、足掻き、抗う」事を求めていた事にある まだ足りない……数の暴力、覆せぬ実力差、その中に身を置けば私はより美しき輝きを放てる 求め、更に求めて、求め続け―――幾許かの年が過ぎ去った時、此処で彼女は決定的な壁にぶつかった それは至極当たり前の現象、皆が彼女を恐れ始めたのだ 何故無視をする? 何故抗おうとしない? 何故自害する? 何故黙って斬られる? 何故反撃しない? ……やめろ、そんな詰まらない事はやめろ、もっと抗って欲しい、抗わせて欲しい 自ら輝きを失うな、何故鈍り腐っていくことを望むのだ 絶対的な獣を直視し、その暗雲を振り払おうと、己が全てを注ぎ込む事 威圧する強大な難敵相手に一歩踏み出し、鮮血流してまで武を振う事 それが人にとって尤も煌々たる力を持てる瞬間、己が生き甲斐ただ一つの渇望なのに 彼らに失望したくない、抱いたこの愛を失いたくない……ならばどうすれば良い? ―――此処で彼女が至った結論は、余りにも恐ろしい物だった ならばいっそ私が世界となろう 恐ろしき渇望はその強さが故、嘗ての支配者に挑むと言う彼女にとってはこの上ない宴も合わさって……遂には座に至り、塗り替えてしまう 彼女の生み出した世界は、陳腐に表わすならただの地獄だ 親は子へ力を向けようとし、我が子が最初の凶刃から逃れられるかを試す 隣人は隣人を愛し、されどだからこそ暴なる力を向け合う 人が居なければ輝けぬからこそ、愛すからこそ他者を滅ぼし尽くす事はなく、しかし争いは決して止まぬ 人よ争え、その先にこそ、輝かしき至高の光ある 相手が未だに足掻くなら、己も奮起し足掻き続けろ なればこそ汝はあらゆる万物をも押し退け、美麗なる御姿を持つ事が出来るのだ “これぞ彼女の成した理 彼女の代の座 彼女が背負いし真実の総てである”』 「……」 正直……開いた口が塞がらない。 何なんだこの少女は。 可愛らしい容姿のクセして、その実とんでもない物を広げてやがった。 人は追い詰められてこそ価値がある? 足掻き続ける遍く人達を愛し、全ての人間に恋をしているからこそ、己の望む世界を広げたい? ……何処までハタ迷惑な奴なんだ。前の奴以上に押しつけがましいぞ。 しかも前の奴はちゃんと周りの事も、まあ一応は考えていたが……この少女は論外だ。 何せ自分が見たいだけ、自分が愛して居たいだけで、世界を丸ごと塗り替えたらしいからな。 碑文にも書いてあったが、確かにこの娘は超えてはいけない一線を越えちまってる。 しかも今の今までずっと無色透明―――いや、無色且つ灰色の世界に居たもんだから、初めに得た輝きとやらの強さも相俟って、限界点を通り越す勢いで思いっきり吹っ切れてしまったのか。 詰まる所、緋は彼女の愛と喜びの象徴で、黒は逃げ場のない狂気を現している訳だ。 親しい者に命を狙われ、また自分も狙い、更には誰に狙われているかも分からず、しかし皆それを快楽だと感じ、故に止められない。 ……第四天とは違った意味で、まるで逃げ場がねえ。考えるだけで背筋が凍りそうだ。 性欲すら単なる渇望を増やすための道具でしかないと思えば、俺にとっては先の男よりもより生きにくそうな世界だ。 そんな感想を胸に抱き、俺はその部屋を後にした。 ―――いかがでしたでしょうか? 名を付けるなら『恋慕惨争』と言った所でしょうか。 ……やっぱり、ほぼイラスト紹介じゃなくて、自分の黒歴史発散所になって居た様な……。 で、では! また次回! ボーンアックスでした。 PS・もしかしたらまた書くかも……。 ……その時に、自分のキャラを描いて欲しいとメッセージが有れば、もしかしたら……? |
ボーンアックスです。 今回はとあるADVのCGの、ポーズをトレスし自分のキャラに置き換えたイラスト・第一段です。 ……鋭い人は、タイトルとポーズだけで何のゲームか分かると思います。 イラストだけじゃあれなので、原作通り―――小っ恥ずかしいオリジナルの碑文、及びそれを読んだ者の感想もあります。 長いです、ご注意をば 中二全開と言うか常識全壊というか、非常に痒くなりそうなので、苦手な方は更にご注意を。 ……とある『厭魅凄艶』と言うBGMを合わせれば、より雰囲気がでる……と思います。 また、話の前後の『世界』に繋がりは有りません。 統治後の世界観に合わないじゃないか! と言う突っ込みはご遠慮ください。 宜しい方は↓へ↓へ ……………… 今度の階は、一面を除き青緑色に染められた階だった。 碧色は目に優しいとか何とか言うが、此処はそれと同時にまた別種の『優しさ』があると受け取れる。 だがどうも、押しつけがましい気がするのは気のせいなのか。 如何にも「これをお前も望んでいる筈だ」と言っている気がする様な……。 それでも、その配色は見ているだけで、親しき友人と常に傍にいるような安心感を齎してくれるかのようだ、と言うのは変わらぬ事実。 何処を見ていようとも心安らぎ、思わず眼だけでなく体すらも止まってしまいそうだ。 ……だが残る一面―――黒緑に染められた箇所だけは、如何も眼を逸らしてしまいたくなる。 何とか眼を向けようとするも自然とそっぽを向いてしまい、視界の端に入る事すら嫌に思える。 たった一箇所だけ色が違うのだから、本当は大なり小なり気になっても仕方がないというのに。 別にその黒緑色が、不快に思えるような奇怪な塗り方を施されている訳ではない。 ただ、妙な違和感を発している。 多面に及ぶ安堵と、一面に置ける不安。 一体どのような理なのか。 ……部屋の中央には例によって像が据えられていた。若き青年と思わしき男だ。 顔に十字の傷があり、包帯を巻かれた歪さ目立つ左腕。 外見だけで判断すれば死線を掻い潜り続けた戦士にも思える。 ……けれど、滲み出る雰囲気は如何にも寂しげな印象が強く、何度考えを巡らそうとそれを拭いきれない。 まるで、手を伸ばし続けて、それでも尚掴めぬ何かを求めているような……。 ―――台座の碑文には、こんな事が刻まれていた。 『その者、強固なる繋がりを求めた 命を得て、生まれ落ちてから絶えず差し出した手を弾かれ、繋いだ手を断ち切られ、悲劇を繰り返すその中で一つの掻き消えぬ光を求めた 立場が、環境が、其れを拒もうとも一心に願い、光源へ向けてひた走る 立ち止まったが最後、自分の中にある光すら消えてしまいそうだから ……されど状況は変わらない 悪化もしないが、改善もされない 何故受け入れた情を食い捨てられてしまうのか、己はそれらを求めてはいけないのか 俺は何故その運命を背負っているのか、まさか俺は愛されてはいけない何かを持っているのか? ……そんな筈はない、自分とて一個の生命の筈だ 例え羽虫の如くか細くとも、得るべき恋愛はきっとある、取るべき友愛がきっとある だが世界は非情にも牙をむき続け、男は尽く裏切られ続けた それが離別であれ裏切りであれ、また別の形であれ、平等に去っていく ……しかしそれでも内にある影と、外に及ぶ光から眼を逸らさなかった 其れ故だろうか。男の求める“繋がり”の有り方が何処かねじ曲がり始め、歪な物と成り果てたのは 他者へと向けられてさえ、固定された縁と変わっていったのは まず男が選んだのは嘗ての繋がり、その証を己に科し、己に元ある個性すら一つの取るに足らぬものとした事だ お前達は此処にいる、お前達は此処にある、消えてはいない消えさせない、消させてなるものか 盲目的に突き詰めた彼は、周りから見れば当然、異常そのものだった 彼が彼足るものを埋もれさせてまで、見えぬ何かを繋ぎとめ、事を成そうとするのは異質の一言に尽きた だが彼は止まらず、理解を得ようともしない 次に選んだのはこれからの繋がりを防護するべく、力を振う事だった 繋がりを冒涜する悪辣を察知したならば、それが一厘にも満たぬ可能性であってすら、尽く斬り伏せる お前は障害となる、俺の温度を奪う害悪となる、だからこそ此処で朽ち果てろ その憤激を湧きださせ、斬り付け、斬り裂き―――斬り落とした 自らの中で完結させ、つなぎ止め、悪であろうとも事をなし、悪罵を掛けられるよりも恐ろしい事象から、只管に刃を振い遠ざけ続ける 深い情と鮮やかなる血の交える様を繰り返し……男はふと思った 例え自分がどれ程羨望を抱き、どれほど守護に徹してすら、繋がりはたった一つの離別と共に断ち切れてしまう その別れが永遠であろうと無かろうと、薄れ、掻き消え、忘れ去られてしまう 許されない、許し難い 繋がりとは変えられぬ価値ある物、温かく優しき存在であるというのに その非人道的忘却を許しているのは何者か その者が居るからこそ自分は、他者は、尊ぶべき温度を薄れさせてしまうのか ……ならば丸ごと書き換えてしまえ 余りに過去を想い、余りに未来を求めたその男は、遂に座を塗り替える 死して尚―――否、別の存在へ転生して尚、その者を忘れず覚えていられる世界へと 親しき者との繋がりをより確固たるものとし、その繋がりを断ち斬ろうとする者を死力を持って排除する世界へと 彼の生み出せしこの世界は、ある意味では不変、しかしある意味では常に移り変わる世界とも言える 嘗て己が何であったか、最も親しき隣人とは誰であったか、其れを覚えていられるからこそ、過去の失敗を別の形で払拭出来る 次なるつながりへ手を伸ばす事が出来る 廃却してしまった温度を、拾い上げる事が出来るのだから 繋がり有る心情が、友情が、愛情が、恋慕が、先達を貴ぶ胸懐がどれ程素晴らしいものかを……森羅万象あらゆるものよ、その魂にまで刻みこめ “これぞ彼の成した理、彼の代の座、彼が背負いし真実の総てである” 』 「……」 要するにコイツはアレか。 超絶的なまでに、特大の寂しがり屋だった訳か。 青緑の安心感は言わば『繋がり』の発露、眼を背けたくなる黒緑は『離別』の発露か。 殺され奪われ裏切られ続けて、それでもある意味では腐ることなく情を求め続けたのは、素直に凄い。 けどそんな人恋しさをこじらせ過ぎて、『離別』をとことん直視せず、『繋がり』のみを凝視するそのあり方を、遂には他人にまで全部押しつけやがったらしい。 端的に言えば、分かれ告げる方も告げられる方にも、ずっと人が嘗ての繋がりを覚えていられるように、記憶や文明そのものを書き換えたって事だ。 確かに雅で甘美な思い出を持つ者、親友を持つ者にとっては都合のよい世界だろうし、記憶が一定ぐらい残るのは、自我の消滅を恐れる者にとってはこの上なく嬉しいだろう。 だが皆が皆そうじゃない。 一人になりたい奴とか、手にしたつながりが煩わしかった者、己自身が気に入らない者は一体どうするのだろうか。 しかも繰り返す度に変わり続けるのじゃあ無く、ずっと覚えて居る想い出もあるだろうから、人格が引き摺られて可笑しくなりそうだ。 少なくとも俺自身は明確に “こうだ” とは判断しがたいが、薄淋しいからと言って全部思い通りにするのは正直どうなんだ……? まあ、コイツの場合は環境が悪かったんだろうな。 何度も何度も失っていれば、そりゃあ誰だってやさぐれる。そうとしか言えない。 そんな感想を胸に抱き、俺はその部屋を後にした。 ―――いかがでしたでしょうか? 名を付けるなら、『縁《えにし》不変』と言った所でしょうか。 ……と言うかほぼイラスト紹介じゃなくて、自分の黒歴史発散所になって居た様な……。 ……では! また次回! ボーンアックスでした。 PS・もしかしたらまた書くかも……。 ……その時に、自分のキャラを描いて欲しいとメッセージが有れば、もしかしたら……? 『禍津血染華』がお勧めです。ベイ中尉のテーマソングの和風版ですが、和風故のかっこよさがありまする。 あとは『刹那・無間大紅蓮』。あの冒頭のアインザッツと一音だけ外れてる所とボーカルがついてないところがもう……。マリィはもういないんや……って……。 最新作まだかなぁー。第九天が主人公のやつのプロットが有るらしいんですけど……Diesアニメ版前後で発売されないかなぁ。 はい、見事にハマりました……。 少なくとも突き抜けて壮大なスケールに魅了されたのは事実でございます。 最初、暇つぶしに調べただけなのに……。 個人的には此処にもこんな事を書いている様に、kkkの神座廻りの話が好きです。 “彼” の心根とか、歴代の者達が抱いた願いとか、あとはBGMと像のCGが何か好きで……。 ボーンアックスさんも神座万象沼に……? |
ボーンアックスです。 《骨斧式・コラボ達と、幕間達の放置場所》にて、ギャグ一色の幕間を投稿いたします! ジャンルは『性格の改変、及び反転』です。 主な改変キャラクターは、自分の書いているSAO二次創作の2作品本編、及びコラボにて登場した、 ・ガトウ ・謎の女性プレイヤー ・グザ ・チヨメ ……また、其の他原作キャラの性格や思考などを改変したり反転させた、おふざけ満載の幕間です。 各キャラクターの性格は、ボーンアックスのSAO作品の本編やコラボを確かめて頂いた方が、より楽しめると思います。(宣伝) では、ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 この度、更新し辛い小説を幾つか非公開とする事にしました。 作品は以下の通り ・アシッド×メルト ・ヤーナムの狩人 ・武器握る彼はツインテール ……ご迷惑をおかけする事へ、重ねてお詫び申し上げます。 では、ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 ……うっかりしてつぶやきを消してしまったので、二回目の投稿でございます。 黒き剣士と暗銀の魔刃、リメイク版を先日より投稿いたしました。 題名は ソードアート・オンライン―【鉄色の“魔刃”と暗銀の意思】 です。 追加された話は勿論……同じような話でも、以前と違う場面があるのでお楽しみに。 (―――というか、初っ端から追加&オリジナルです……ハイ) ではボーンアックスでした。 PS.やっぱり前のが良くて、元の【黒き剣士と暗銀の魔刃】に戻しました。 ……優柔不断で済みません……。 |
ボーンアックスです。 黒き年始と暗銀の魔刃《本編》をこれより非公開とし、更新を一旦停止します。 理由は言わずもがなだと思いますが、リメイクの為です。 ……前の小説欄の本編部分を丸ごと消して“新たに挿げ替える”か、それとも“新しく作って”其処に投稿するかは、まだ未定ですが。 ……というか、そこを決めるのが厳しくて、更新停止にしたのが大きな理由だったり(オイ そして言わずもがなだとは思いますが本編を更新停止にするだけなので、コラボは丸々残ります。 コラボの方もまた、そちらを移動させるか残すかで悩んでいますけども……。 ―――あと此方も言わずもがなでしょうが更新の一旦停止は《黒き剣士と暗銀の魔刃》だけです。 SAO二次の【大刃少女と禍風の槍】や、他の小説の更新はしますので、楽しみにしていらっしゃる方は、ご安心をば。 …………居るかどうか不安ですが……。 では、ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 アンケートの結果『新たにリメイク』の票が多かったので、リメイクする事に決定いたしました。 今すぐにではないですが、『黒き剣士と暗銀の魔刃』を一旦非公開にし、また新しく『黒き剣士と暗銀の魔刃』を投稿いたしますので、ご理解をば。 ……さて、では新たなリメイクに関して、何をするのかを具体的かつ簡潔(?)に。 一つ目は、最早主人公(?)状態となっていたガトウの出番増量です。 攻略に関してのいざこざから来る決闘の話や、原作で合った話をが問う様に改変したり、ガトウ自身の行動をネタバレしない範囲で描写しようと思います。 開始時期も少しだけ前の層からにし、ある程度ですが以前より間を設けます。 ―――尚、作中の時間を少しずつずらしたり、話を追加するだけなので、以前と内容自体はそう変わりません。 前回と全く同じ話だって存在しますので、留意してください。 即ちリメイクとは言っても話の内容を大幅に変えるタイプではなく、入れられなかった話を追加していくタイプです。 また、文字数が少なく纏めた方が良いと思った話は、一話に纏めます。 実質的に話数を分ける前だった文字数多めな頃の『黒き剣士と暗銀の魔刃』に戻ということでもありますね。 二つ目はコラボや幕間のおふざけに付いて。 コレは以前あった『黒き剣士と暗銀の魔刃』の交節から変更し、完全個別の『骨斧系:二次創作コラボ集』として新たに置きます。 なので、消える事はありません。ご安心ください。 では、投票して下さったユーザーさん方に感謝の言葉を述べつつ、皆様の良き創作ライフを願い、〆の言葉とさせていただきます。 ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 明日の朝方、アンケートを閉め切らせていただきます。 詳細は前回のつぶやきにて―――まだ募集していますので……如何か意見をお願いいたします。 では、ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 タイトルの通り、幕間染みた話を幾つか追加しようと思っています。 話は幾つかありますが絶対入れようと思っているモノはあり、それはガトウが攻略に参加しない為に痺れを切らした血盟騎士団のプレイヤーが本格的なデュエルを申し込む話です。 他の物としては、圏内殺人をキリト等以外の人物だけそのままにして思い切り捻じ曲げるといったものや、ガトウの行動に付いてもう少し踏み込み描写する完全なオリジナル回。 ……しかし幕間みたいなものですが、本編への伏線もあるので、追加するかどうか悩んでいるんですよね……。 更にもう話がかなりの話数まで来てますし、此処まで来ると新話以外はもうリメイクした方が良いかもしれないですね……。 実際、書き損ねたまま進んでしまった話も多いので……。 ―――そんな訳で本題である、アンケートを取ります。 『今のまま残してそのまま追加する』か、『コラボ話だけ残して本編は全部移動させる』か……。 アンケート欄にて押していただけると助かります。 どうか一票お願いします。 ……ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 『大刃少女と禍風の槍』、“十五節:チヨメの実力・上”を更新しました。 今回は前後編に分けていますが、その理由はどちらもチヨメについて踏み込む回だから……という理由です。 今回はチヨメの実力の片鱗を、次回は本格的なチヨメの戦闘を描写しますので、お楽しみに (……楽しみに待ってる人がいるかどうか、わかりませんけども……) そして御知らせをもう一つ。 明日で『大刃少女と禍風の槍が一周年を迎えます! ―――一周年を迎えているのにまだ十六、七話しか……階層で言えばまだ第一階層しか突破していないという、何とも情けない記念日になっていますが……。 グザ 「お前さんが確りせんからだわな。途中でコラボに走るし、ねぇ……?」 チヨメ 「オレなんて一年近く掛けて、漸く本編に名前出てきたんだぜ!? 扱い酷くねぇか!?」 ま、まあ良いじゃないのよ……一年以上経つのに、まだ『謎の』扱いされている女性な少女も居る訳だしぃ……。 謎の女性プレイヤー 「おや、呼びましたかぁ?」 ガトウ 「コイツ呼んだ、よな? ……今よ」 呼んでない! 呼んでないからあっち行って!? ……と、兎に角! 主に更新している、SAO二次創作の2作品が共に一周年を迎えました! これからも宜しくお願いいたします! では、ボーンアックスでした! |
ボーンアックスです。 今回は他でもなく『黒き剣士と暗銀の魔刃』のキャラクター、ガトウもしくは謎の女性プレイヤーの一枚絵を描いて下さる方を募集します! ……もう一度言いますが “一枚絵” です。なので、“挿絵”を延々書いてくれという訳ではありません。 色なし白黒やアナログ等、何でも良いので我が家のキャラクターを描いてください! ―――との身勝手なお願いです。 当然身勝手にも程がある物なので、無視して頂いても構いません。 ―――ですが、もし描いてくださる方がいらっしゃいましたら、本編の一節と十四節に張ってある八代明日華/Askaさんから頂いたキャラクターの全身図を参考に、描いていただければと思います。 では、ボーンアックスでした。 描いていただけるのですか! 有難うございます! こんな自分のわがままに答えてくださった事、感謝いたします……! |
ボーンアックスです。 タイトル通り、黒き剣士と暗銀の魔刃を更新いたしました。 作者側から言わせてもらうと……今回を見る限りではガトウが主人公どころか、キリト達主役サイドの人間にも見えなくなってきた様な……? 何故こんな言葉が出て来るのかは、是非本編をお読みください(宣伝 では、ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 タイトル通り、他愛もない(?)ちょっとしたお悩みのつぶやきです。 自分は戦闘描写の参考にと、アニメだけでなくゲーム動画も頻繁に見ています。……その所為で少し困った弊害が。 上手い方のプレイをずっと見て居たくなったり、ネトゲ系の動画は色々と幅が広いのであれもこれもとついついクリックしてしまい、踏ん切りが付かなくて肝心の『小説を書く為の気合』がいまいち足りないかなー……と、そんな風に感じていたりします。 また―――折角書く気になってせっせと打ち込んでも、こと戦闘に置いてはあれもこれも書きたくなるので、つい分かり辛かったり目が痛くなったり、難しくなってしまうんです。 ……今でも十分細かくて分かり辛い方なのに、直す前は今投稿している話の何倍かも丁寧過ぎたりするんですよ、コレが……。 もっと丁寧且つスピーディー&文章に遊びを入れる事を心がけねば! ……と思いつつ、実行できるかどうかも分からぬ今日この頃です(オイ。 ではまた作品や感想の場で。 骨斧こと、ボーンアックスでした。 戦闘描写が上手く書けるのが羨ましい❗頭のなかではいい感じに出来るのに文章に起こすととたんに陳腐な文章になってしまう自分の文才のなさwwよりか十文ましかと |
ボーンアックスです。 遅ればせながら報告…… 『黒き剣士と暗銀の魔刃』 が一周年を迎えました! ―――そういえば去年の更新、4月ぐらいから結構間が空いちゃっていたんですよね……。 多分通信が繋がり難いとか、新しい事にチャレンジした所為だとは思いますけど。 ガトウ 「そういやぁ何故に……遅ればせながら、なんだ」 ……だって一周年の日からもう既に一ヶ月と九日は経ってるからね……。 遅ればせというか、遅れすぎというか……。 謎の女性プレイヤー 「対してリアルが忙しくない時期だったのに、色々と考えて行動しないからですよ?」 すんません……こればっかりはコチラの過失ですね、ハイ……。 ―――こんな自分、そして作品ですが、これからも宜しくお願いします! ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 題名通り『滅ぼせし“地震”の力を持って』が漸く更新できました! SAOが現在の主更新となっていた事、二話三話先をある程度まとめる事、リアルの用事、己のモチベーションなどがが重なり中々更新できず、本当に申し訳ありませんでした。 ……多分、次の話やこれからの更新も、かなり間が開く予定です。 では―――ボーンアックスでした。 |
ボーンアックスです。 題名通り自分の所のキャラクターで、コラボを書いてくださる人を募集します。 ……ハイ、“超” 他力本願です。自分で書け! って言うね……。 こんな我儘に付き合って下さる方がいらっしゃいましたら、返信お願いします。 参加キャラクターは以下の通り。 ●SAO二次創作『黒き剣士と暗銀の魔刃』 ○ガトウ(プレイヤー) ○謎の女性プレイヤー(プレイヤー) ○ギロチンチョッパー(モンスター) ●SAO二次創作『大刃少女と禍風の槍』 ○グザ ……以上です。 尚、SAOで無くもOKです。 では、ボーンアックスでした。 何それ斬新。つーことで俺も書こうかな。バトルトーナメント終了後になりやすけど。 ゼロ「これ以上お前の脳みそパンクさせる気か」 ならないならない。 |
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2016年 10月 10日 17時 52分