「冥王来訪」の感想一覧

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もしインド、アメリカ、ロシア、インドネシア、中国など大国は木原マサキによって解体され、いくつ小国になる、そして、木原マサキは小国たちの後ろ盾として、それぞれ国々の力を平衡することはできるのが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>大国
この二次創作では木原マサキは特定の国家に固執していますが、もともとは全世界を冥府にする冥王計画を立てたぐらいなので、既存の国家や世界をすべて破壊して、何もない無人の荒野を作り出す可能性もあります。
 OVA版の描写を見ていて思うのですが、マサキ自身が悪になり切れていないのです。
自分の作ったクローン人間の言葉に惑わされて、悩み苦しむ様子を見て居ると、本質的には弱い人間なのです。
 いろいろと人に利用されるのが嫌になったのでしょう。
圧倒的な力を持つ「天のゼオライマー」を建造し、秋津マサトという自身の遺伝子をもとに強化したクローンの肉体を手に入れながらも、どこか満足していないような面も見えます。

 この二次創作で時折入る、マサキの暗い気持ちの表現はOVA版の彼の言動から類推して書き上げたものです。 
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雄渾さんがカティアの最後に関して返答を読み、僕の堪忍袋が切れた。

僕はニューヨークとワシントン、二つ中心にゼオライマーが焼き払えシーンを見したいです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>カティアの扱い
原作やそれから派生したゲームに関しては既に述べたので申しません。

今回は二次創作でのカティアの扱いに関することです。

カティアは、柴犬世界にあって、気持ちがやさしく感受性が強いので、すごく異質な印象を受ける人物です。
軍人というよりも現代の女の子のような態度をとるので、鬱陶しいがられるのも分かります。

あと小柄でバストが大きくなく、リィズほどグラマーな体系ではないので、いま一つな面もあるでしょうね。
カティアは、身長155センチでバスト75 ウエスト56 ヒップ81だから、けっして悪いスタイルではない。
年齢的に二次性徴の途中なので、もっともっと胸が大きくなる可能性はあります。
(どうしようもない貧乳は、グレーテルとキルケでしょう)
比較対象とされるリィズが、身長が5センチしか違わないのに、バスト88㎝と巨乳で、ウエストが57㎝と細く、ヒップが86㎝と絵にかいたようなモデル体型なので、カティアは見劣りするのは事実です。

 まあ、みんな金髪でスタイル抜群のアイリス好きですし、巨乳のベアトリクスも双璧を成す人気ですからね。
リィズも悲惨な過去がなければ、数か国語を話せる才女で、しかもモデル体型の妹キャラ。
おんなじポジションのカティア嬢は霞んでしまうんですよ。

いろいろ考えさせられるキャラクターですよね。

カティアに関しては、今回の意見は、リクエストとして受け止めましょう。
何かの機会に、カティアのエピソードを書くとだけ申しておきます。

>ニューヨークとワシントン
参考ご意見の一つとして賜っておきましょう。 
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雄渾さんの考えことに見れば、スターリンやベリヤが計画する東西統一し、フィンランド化な中立国になるは不可能ですが?ベリヤはフルシチョフやジューコフたちを倒し、同じこと通り、アメリカとソビエトはドイツが東西分断になりましょう? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>フィンランド化
 結論から言えば、ドイツがそのようになるのは無理でしょう。
ドイツ第三帝国は、終戦時に中央政府が瓦解した状態でした。
東部戦線にいる兵士たちはソ連軍からの復讐を恐れて、米英軍に組織的に投降しました。
その後、投降した部隊はソ連へ送られたり、2年から3年の間、不潔な居留地に留め置かれるなどして、数百万人が落命したと伝え聞いています。 
 
 これは、詔勅一つで組織的に戦闘をやめ、政体を残したまま終戦した日本と大きな違いです。
満蒙の地にあっても、不可侵条約を破って攻めてくるソ連軍に対して、反撃した以外は、東亜や南洋の島々にいた300万将兵は、即座に武器を置き、交戦相手である英米仏蘭の各軍に投降しました。
支那戦線でも同様で、国府軍の各軍閥に投降し、その大部分は、部隊を維持したまま復員しています。 


>史実通りに米ソでドイツ東西分断
F・D・ルーズベルト政権の重役で、その末期は大統領に代わって国政を動かしたハリー・ホプキンスが生きていれば、違ったでしょう。
 ただ大統領がトルーマンだったらベルリンのソ連単独占領を許さないでしょうね。
ルール地方を欲しがっていたフランスなどの思惑もありますから、どちらにしても分割占領はされていたでしょう。

 
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しかし、スターリンとチャーチルはパーセンテージ協定をするでしょう、この協定のせいでチトーの不満を買いました。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>パーセンテージ協定
この秘密協定のせいで東欧のほぼ全域は赤化されました。
欧州に鉄のカーテンを引いた責任は、ソ連スパイに侵食されていたとはいえ、英米にもあるといっても過言ではありません。

 チャーチルは、世間で言われているほど立派な政治家とは思いません。
ロスチャイルドなどの大資本家の言いなりで、確固たる信念のある人物ではありません。
防ぎえた第二次大戦の入り口であるポーランド回廊の問題をポーランドをけしかけた人物とみることができます。 
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なぜソビエトが主導した東西ドイツ統一はSED政権になりますが?スターリンとベリヤは現実主義的外交家でしょう、もし東西ドイツ統一すれば、SEDはキリスト教民主同盟と共に連立政権になる、ソビエトもSEDが一党独裁のことを許しない、たから、この統一ドイツは中立国になる、およびソビエトは西側から技術的輸液チューブすることができる、そして、ソビエトの軍事コストを削減するはいいでしょう。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>スターリンとべリア
 スターリンは、反対派をあぶりだすのに複数政党制はいったん認めるでしょう。
しかし、その後に約束を反故にして、他党派の関係者を粛清するでしょう。
 同じことは1917年の憲法制定議会選挙での共産党の大敗後の経緯を見れば明らかです。
全国的に基盤を持つ社会革命党(エスエル)に選挙で負けて、議会を取られたので暴力で潰しました。
 



 1945年6月、ソ連指導部は、一国一党(一つの国に共産党が一つの意味)の今までの政策を転換し、SPDと共産党、キリスト教民主同盟、自由民主党などの政党の復活を認めました。
これは英米占領地より早い措置です。
 ですがオーストリアの選挙で、オーストリア共産党が大敗、社民党が議席を伸ばす結果に終わりました。
 その選挙結果を受けたスターリンの指示で、SPDと共産党を合併させ、SED(ドイツ社会統一党)をつくりました。
ソ連の後ろ盾のあるドイツ共産党は、SPD(ドイツ社会民主党)の党組織のネットワークを利用するために、合併案を実施しました。
 しかし、1年もたたないうちに共産党系の人士がSEDの人士を駆逐し、SPDの関係者を秘密裏に逮捕します。
 東ベルリンにいたSPDの幹部は、その際に身の危険を察知して、西側に逃亡しています。


>ソビエトは西側から技術
デモンタージュをご存じないのでしょうね。
これはドイツの戦後賠償の事を指し示す言葉で、米ソ両国とも実施しましたが、ソ連に関して簡単に話しましょう。

 ソ連はドイツからの現物賠償ということで1953年まで、あらゆる資源を略奪しました。
工作機械や設備にかかわらず、人的資源にまで及びました。
この結果は、東ドイツの経済発展を妨げる原因の一つであり、1953年のベルリン暴動の一因でもあります。
(西ドイツ側のデモンタージュは1949年まで)

 1947年以降の『逆コース』に入るまでは日本もそうですが、ドイツは工業力を徹底的にそぎ落とし、農業国にする計画でした。
日本の場合は、マ元帥はじめ、ウィロビー少将ほか、日本への過剰な賠償請求はやがてくる対共産圏との対決で、日本側を共産陣営に転ばせかねないということで中止になり、一転して工業化の促進にかじを切るのですが、ドイツは英仏の思惑もあって、これが遅れました。

 たとえば再軍備、連邦軍の設立も、自衛隊の設置より後でした。

 以上の事から、スターリンが生きている限り、ドイツの中立化は出来ても西側との中継国として、先進技術を受け入れるストローの役割を果たさせるのは、無理でしょう。

 猜疑心の深いスターリンや、秘密警察長官を長年務めたべリヤは、日独に多大な恐怖心を持っています。
 なにより約束を守らないロシア人です。
見せかけだけの方策をした後に、裏切るのは時間の問題でしょう。

 
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もしラヴレンチー・ベリヤの東西ドイツ統一し、中立国になる計画は成功すれば、代償はドイツがNATOにて防衛線の抜け穴や技術盗み輸液チューブになります。

雄渾さんはこの状況をどう思いますか?こんな状況でのドイツにおける人々は幸せですが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 まず返信が遅れて申し訳ございません。
>統一ドイツの中立化
この方針はソ連崩壊前まで変わってはいません。
ソ連の望むドイツというのはソ連寄りの中立国で、NATOやECに入らない都合の良いものでした。
(ゴルバチョフの補佐官を務めたアナートリ・チェルニャーエフや、ゲオルギー・シャフナザーロフの発言を見ると、ポーランドやハンガリーのワルシャワ条約機構軍脱退は想定外だったようです)
 1984年に作られ、ソ連共産党幹部会にまで上げられた東欧経済報告書によると、ソ連が東欧圏を維持していく経済的負担は大きく、1990年には現状の路線で破綻すると予想されていました。
 報告書としては1984年ですが、細かい話は直前に亡くなるユーリ・アンドロポフ書記長に伝わっていたと思います。

 結論から言えば、ソ連寄りの中立ドイツができても、時間がたてば、周辺国から孤立したでしょうね。
 仮にその存在を認めても今のベラルーシの様に欧州で孤立したでしょうし、経済的に豊かで自立していた西ドイツ国民が許すでしょうか。

>ソ連よりの中立国化で……ドイツ国民は幸せか
ホーネッカー等のSED指導部は幸せでしょうが、大部分のドイツ国民は不幸でしょう。
かつての帝国主義時代の植民地経営と、ソ連の衛星国経営はかわりはありませんから。
東ドイツはその崩壊まで外交的決定権はなく、外交交渉は頭越しで決まりました。
軍事政策やシュタージの運営に関してまでです。


 
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どころで、『冥王来訪』においてアメリカが最後の終末は『高い城の人』におけるアメリカにようなですが?アメリカは木原マサキ支援で統一ドイツや日本帝国と分断されますが?あるいは、木原マサキ支援で統一ドイツがヨーロッパのリーダーになる、日本帝国が太平洋を支配する、そしてアメリカがアメリカ州諸島へ囲み込みますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
そういう展開は思い浮かびませんでした。
参考意見として受け止めておきましょう。 
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実は、今のドイツはそのまま分断させて二つ国になる、それぞれ別々発展すると思い人もいる。

東西統一のせいで、旧東ドイツ地域の産業が崩壊になり、そして、旧東ドイツ地域にて人々が市場経済を慣れない、西ドイツ地域に重い負擔させになる、東の住民と西の住民が不満している、犯罪の責任は旧ソビエトおよび今のロシアといますけど。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>ドイツ……分断
ドイツは小さい国が集まってできた連邦制国家から始まっていますから、未だに地域差は激しいです。
しかも今のドイツ政府は中央集権じゃありませんから、かなり州ごとにばらつきがあります。
そして、南のバイエルン地方などは、未だに別な国の扱いです。



>市場経済
東ドイツの国民は、市場経済自体は受け入れていますよ。
東西の人的交流は我々が思う以上に盛んで、市場経済がどんなものか知っていましたから。
(鎖国中だったアルバニアやルーマニアとは違います)
1961年の壁ができる前は西ドイツまで買い物に出かけていました。
また西ドイツ側から国家人民軍に勤めに行く人もいました。
メルケル元首相の父親は西ドイツにいましたが、東ドイツ側の教会で人手が足りないので向こうに移り住んだのですが、壁ができて帰れなくなっただけの人でした。

 ソ連と違って、東ドイツにはジーンズが流通してましたし、コカ・コーラもわずかながら入っていました。
壁崩壊直後から建国以来の最大の懸念だった物不足が解消されて、喜んでいましたし。


東ドイツの住民が嫌なのは西ドイツから尊重されていないことです。
西ドイツ側の官僚が東ドイツの住民感情を無視するのが嫌なのです。

>産業
中国や、中国の猿真似をした越南みたいに、物流をしっかり確立した後、部分的な市場経済システムを導入すればよかったのですが、ホーネッカーの頑固さが災いしたのでしょう。
ついぞ、実現しませんでした。

>西ドイツ地域に重い負担
経済格差がありましたからね……それでも何とか一つの国になっているのは、西ドイツが1980年代当時GDP3位の金持ち国家だったからでしょう
 
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雄渾さんは1990年で統一以降のドイツにおけるネオナイチやオスタルギーをとう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>オスタルギー
 これはまた難しい問題ですね。
 帝政時代以来一つの国として歩んできた近代ドイツは、不幸にも米ソ対立で分割されます。
我が国も沖縄だけ20年間占領統治を延長されましたが、沖縄県民の祖国復帰運動と日本政府の粘り強い交渉によって本土復帰を成しえました。
 20年の占領統治と復帰後の支援によっても、未だ本土と沖縄の複雑な感情は解消していません。
50年たちましたが、沖縄には観光産業を除いてめぼしい産業がなく、政府も経済界も、沖縄の経済振興を重点に置いていますが今一つとなっています。
 左派や共産党が盛んにいう基地問題は既に基地ができて70年近くたつので、住民も受け入れており、県民約2万人が基地関係者として働いています。
 本土復帰に際して、日本政府は様々な特例措置を講じており、今も税制上の優遇措置をしていますが、左派、右派共に現状の政策には不満を持っているのが現実です。


 翻って東ドイツは、1972年の東西ドイツ基本条約で事実上独立国家として認められて以来、平和統一後も同じドイツ人として尊重されるとばかり思っていました。
 西ドイツ政府は、統一が決まると政府関係者を一斉に解雇し、軍ばかりか警察関係者まで選別して追放しました。
(日本の沖縄復帰の際は、米軍統治下に作られた琉球警察は沖縄県警に、琉球海上保安庁は、第11管区海上保安本部へ改組して、全職員を改めて採用しています)
西ドイツの関係者は十分な告知もなしに、東ドイツ時代の遺物を徹底的に排除して、かなり不興を買っているのもかつての時代への哀愁を強める原因でしょう。
(本土復帰に際して、沖縄も右側通行から左側通行に戻しましたが、それも6年の時間をかけています)

 ネオナチのがはやるのは今回の話で書いた西ドイツの労働事情に関係するのですが、1960年代後半から移民を大量に入れるようになるのです。
次回の話に出てくるヴィリー・ブラントなども移民労働者の問題に絡んでくるのですが、移民労働者のせいで、東ドイツの若者に職がなくなり、そういう非行に走ってしまう点もあります。
 あとネオナチ運動をやっているのは、今はロシア系ドイツ人も割合として多いかな。
200万人近くがソ連崩壊でドイツ国内に入りましたから……。

今回の話はオスタルギーやネオナチの話を単純化した一例にすぎません。
もっと根深い理由があるのですが、話すとあまりにも助長になるので、述べません。
後日、小説の中でそれとなく語りましょう。 

 
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中国ネット民はリィズが処刑されることに関して、もう一つ推理ある、反体制派における権力闘争です。

リィズ処刑にするとき、誰もカティアに教えない、そして、リィズ処刑終了、カティアがちょうど追いついた。カティアが反体制派を咎めるけど、カティアが反体制派にはただの権力いないマスコットで、リィズ生きるか、死ぬかことも決定しない。中国ネット民がテオドールがマスターになったから、二つ原因はリィズ処刑した、そして、後にストーリーでカティアが反体制派のメンバーたちに殺そうと思います。

どころが、リィズが処刑されるシーンは『私は貝になりたい』に似ています。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>リィズ処刑……反体制派
 小説版の展開ですね。

>カティア
カティアは文字通り、お人形でしょう。反体制派のマスコットです。
それに父であるシュトラハヴィッツ中将が人手を通して西ドイツに亡命させていますから、東ドイツの国内事情はほとんど知りません。
それに16歳の小娘に反体制派の実質的な指導者、老獪なハイム将軍を動かすことができるでしょうか。
(ハイム少将は第二次大戦の従軍経験者です。当時の徴兵年齢を考えると、1983年の段階で60歳を超えていないと無理です)
偶像に祭り上げられて、党幹部や官僚の言いなりになるのは目に見えています。

>カティアが反体制派……に殺される
日本で書かれている柴犬二次創作の最期でもこの結末ですね。
アイリスが生き残ってもカティアは死ぬのが鉄板ですかね。
カティアは西ドイツで育ってますから東側の人間とは価値観が合いません。
また西ドイツの人間にしてみれば、プラハの春でチェコスロバキアを弾圧した戦車隊を率いたシュトラハヴィッツ中将の娘ですから、扱いに困る存在です。

彼女は東西ドイツのデタント、あるいは統一事業の路線が決まれば不要な人間です。
『史記』の故事成語、『飛鳥(あすか)尽(つ)きて良弓(りょうきゅう)蔵(かく)る、狡兎(こうと)死(し)して走狗(そうく)烹(に)らる』(蜚鳥盡,良弓藏;狡兔死,走狗烹)にあるとおりに、粛清される運命でしょう。
CIAやKGBを頼って外国に亡命するのも手ですが、カティアの事ですから嫌がるでしょうね。
 あるいは米国人と結婚してアメリカにわたって静かに手記でも書くような暮らしをすれば違うでしょうが……周りが許してくれるでしょうか。
多分、30手前ぐらいまで使って、女性としての魅力も衰え、利用価値がなくなったら、暗殺されそうですね。

 
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日本人の価值観とは言え、リィズが処刑されることはニュルンベルク諸原則やマキャヴェリズムを基にというよりも悲劇でしょうが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
 辱めを受けたヒロインが、仇敵に復讐し、その後に自殺、あるいは他社の手を借りて落命をする。
今は違いますが、戦前から平成初期までの作品では割とみられる展開ですね。
 東映でアニメ映画化された「三国志」の貂蝉もこんな最期でしたから、お決まりの展開ですね。
 
 これは肉体を汚されても、気高い心はけがされていない、というメッセージで、使い古されたパターンです。

 リィズは、愛する義兄のテオドールの手によって最期を迎えたのですから、そういう意味では幸せですよ。
 他者の手によって辱めを受け、苦しみながら生きたのですから、せめて最後だけでも愛する者の手で……

 この辺は、中国人や日本人とメンタリティーの似ている韓国人にも説明しても理解されない部分ですから。
文化的に全く違う欧米のファンは、未だにリィズの扱いは非常に不満ですし。 
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中国のネット民はリィズを処刑にすることが間違いやり方と思いている、リィズが処刑されたのせいで、ヴェアヴォルフと反体制派は相容させられないになる、666中隊とほかに戦術機部隊へのさらなるダメージします。

雄渾さんと思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>リィズ処刑……ヴェアヴォルフと反体制派は相容い……
 これは、まず日中の文化的な違いでしょうね。
日本人は中国人と違って、白黒はっきりつけたがります。とにかく灰色の判断を嫌います。
 本来は、リィズやCIAと気脈を通じたアクスマンを利用して、西側なり、国家保安省の人狼部隊なりの取り込みや内部の切り崩しを図るべきでした。
流血の惨事を防ぐことによって、東ドイツの戦力を温存する……そういう結末もありえたと思います。
(昔の特撮やアニメだと作品によっては敵内部の裏切りで、味方に有利に働くパターンがありますし)



 アイリスやベアトリクスももっと生き残るために意地汚くふるまうべきでしたが、あの場面で、あのような最期を迎えるからこそ、主要な読者である日本人の胸を打つのです。
二人はユルゲンの理想というものを掲げながら違った結末を描いていた、同床異夢の存在です。

 うまく交渉が行って、シュタージの戦術機大隊が手に入れば違った結末を迎えたでしょう。
ただ、現実世界以上に精神がすさんで、融和のできないマブラヴ世界の住人です。
リィズやベアトリクスは、シルヴィアが発狂したポーランド兵から受けた以上の扱いを受ける可能性も否定できません。


 小説版で反体制派がリィズを公開処刑したのは、まだましだったかなと思っています。
結末は同じですが、細かい点を変えたTV版のリィズの扱いは、ある種の救済だったと思います。

 根本的な設定のことを言ってしまえば、大本の設定を書いた吉田社長は、物語を作る前にキャラクターの細かい設定を作るそうです。
生死まで年表に書いてから物語を作るので、内田先生に依頼した時点で、リィズの死に方まで指示したのでしょう。
 ですから最低限の軍事上の常識を知っていれば起こりようのないシルヴィアの悲劇とか、中央偵察局から軍の機関である国境警備隊に左遷されたアクスマンの人事……
 わずか五年余りで士官学校卒業から佐官(校官)にまで上り詰めたベアトリクスなどは、戦時昇進の可能性がありますから否定は致しませんが。
 それだと国家保安省は虎の子の戦術機部隊を最前線で使いつぶしていたことになります。

 「柴犬」は救いようのない結末ですから、だからこそ、二次創作の原動力になります。
徹底的にその世界観を壊して、ヒロインたちが歩めたはずの普通の暮らしというものを書いてみたくなるのです。 
akiautam
akiautam
 
良い点
時代考証がしっかりとしていて、いつも読み応えがあります!
 
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自分以外でテオドール亡命ルートは初めて見ますので、楽しみにしています! 
作者からの返信
作者からの返信
 
 ご感想ありがとうございます。

>時代考証
お褒めの言葉をいただき、大変うれしい限りです。
「シュヴァルツェスマーケン」の外伝にあたる「隻影のベルンハルト」のあった1970年代のドイツを書くにはどうしたらいいか。
 なるべく当時の事を書かれた資料や文献を見てるのですが、書いている内に間違いを気付いて書き直している部分もあります。
 邦訳された1968年の東独軍の歩兵操典や故・斎藤 晢教授の著作などを参照しているのですが、日々資料を集めながら悩んでおります。


 あと必然的にKGBやGRUに関する記述が多くなるのは、東ドイツ、ドイツ近代史というものを説明するときにこの二大組織は切っても切り離せない存在だからです。

>テオドール亡命ルート
テオドールの扱いは確かにどの二次創作も悪いですね。
それはやはり、オリ主やクロス主が女性ヒロインとの男女の関係になる過程で、テオドールが障害になるからではないでしょうか。
 今まで見たひどいのだと、リィズの肉体だけを救って、テオドールを奴隷のような扱いにしたものでしょうね。
 これは、ベアトリクスの事でも書いたことですが、リィズの望んでいたことは何かを作中から読み取ってやることが不足していると思います。
リィズが望んでいたことは、ティーンエイジャーの少女らしく家族とともに変化のない暮らしです。
アスクマンに辱めを受けた後、だんだんと精神に異常をきたしていく彼女ですが、時折フラッシュバックの様にかつての平和な暮らしを望んでいる様が映し出されました。
 あのTVアニメの一シーンは、いまだに小生の心に焼き付いて離れません。
小説版はそれより悲惨で、二次創作でも嬉々としてそれを記す人がいますが、胸をえぐられるような感じがして、つらいです。

 リィズを救ってやるにはどうしたらよいか。
この二次創作にはそういう思惑もありました。

 本作品のヒロインたちは、原作に比べていささか少女漫画趣味的な言動をしていますが、よかったかなと悩んでおりました。

こういう意見をいただけると、『ああ、ヒロインたちの平和な結末を望んでいる方は大勢おられるのだな』と自信をもって、創作活動ができるような気がいたします。

ここの描写を深めるために、原作の登場人物は絞っていますが、楽しんでいただけていることは幸いです。

今後の展開をお待ちいただければ、幸いです。

 
(非会員)
 
良い点
リィズとテオ君が西ドイツで自由と青春を楽しんでいる光景は原作の悲惨過ぎる内容を知ってるから嬉しいです!作者様に感謝を。

 
 
作者からの返信
作者からの返信
 
ご感想ありがとうございます。
>原作の悲惨過ぎる内容
テオドールの生い立ちは、文字通り悲惨ですからね。
シングルマザーの数が少なかった1965年の段階で、生母に捨てられ、孤児院に放り込まれて10歳までそこで過ごす。
遠縁の親戚にあたる義理の両親と西ドイツに亡命しようとして逮捕される……

 東との関係が切れた西ドイツに行って、BETAとも軍隊とも関係のない生活を送る話でも書いてみたいなと思って、今回の話を作りました。
喜んでいただけたなら、幸いです。

 キルケは出すつもりでいますが、やはりバルクやハルトウィックなどの西ドイツ軍人も出した方がいいでしょうか?


今後の展開をお待ちいただければ幸いです。 
(非会員)
 
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前で『もし三輪防人がマブラブ世界に転生すれば』についで質問したい理由が『光州作戦』です

もし三輪防人が光州作戦で指揮すれば
「戦いの勝利は多数の犠牲の上にのみ成り立つ。個人の甘い感傷なぞ、弾丸の一発ほどの役にも立たん!」
「総長!ダイモスが到着するまで40分かかります。その間に70万人が殺されるのです。今すぐ避難命令を出し、20分後に水爆を投下すれば半数の35万人は助かります!」
「どうせ放っておいても敵に殺されるのです、仕方ありません!」
「黙れ!大の虫を生かすためには小の虫を殺すことも必要なのだ!」

そして、光州住民を避難の通告に拒むことが聞たら
「いいか竜崎、考えてみろ!お前が救ったのは戦いには何の役にも立たん非戦闘員、つまり足手まといだぞ!連中にできることといったらせいぜいベッドを塞いで無駄飯を食うことだけだ!」
「人の命だと?戦う気のない人間などに生きる資格もない。そんな奴ら何千何万くたばろうと構わん!ふやけた人間など、犬にも劣る存在!抹殺されてしかるべきだ!」
「大文字博士、君は地球人かね!?」
「地球人か?それとも宇宙人かと聞いておるのだよ!」
「いいかね、博士。地球人類の基盤は地球にあるのだよ。スペースノイドなど、それに寄生するダニのようなものだ」
「当然だ。コロニーは破壊されれば作り直すことが可能だが…地球はそういうわけにはいかんのだ!それに、これまで宇宙人共は地球の恩恵にすがって生きてきたのだ。この有事に連中を構っている余裕はないわ!」

あるいは、アイリスディーナ・ベルンハルトの場合
「我々は常により多くの命を救う事を優先してきた」と避難の通告を拒む光州住民たちに見捨ておよび見殺しにします。

すまん、ぼくの日本語悪い、三輪防人の語録をコピーしがたいない。 
作者からの返信
作者からの返信
 
 まず、現在連載中の作品のほかに、マブラヴオルタネイティヴの二次創作を書くまでの元気は、小生にはございません。
リクエストのお気持ちは、よくわかるのですが、すでに申した通り、三輪長官もダイモスも詳しく存じませんので……


>日本語能力
日本人との意思疎通が可能ですから、十分だと思いますよ。
いっその事、PIXIVやアルカディア、ハーメルンや暁でご自分で小説をお書きになっても問題ないレベルだと思います。
台本形式の作品は多くありますし、オルタネイティヴだったらそれ相応の読者数を稼げますから。
 
 小説に関しての質問はいくらでもお答えしますので、お待ちしております。 
(非会員)
 
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雄渾さんは光州作戦で彩峰萩閣から『避難民優先』の命令についてどう思いますが? 
作者からの返信
作者からの返信
 
>光州作戦で……『避難民優先』の命令
彩峰中将の最大の失敗は、九州の地にBETAを招き入れる結果になった韓国派遣国連軍の壊滅させることになった避難民優先命令です。
 本当はあそこで、避難民を無視してもBETAを食い止め、日本上陸阻止を優先すべきでした。
 軍法会議で銃殺刑になったことを鑑みると、軍令は間違いなく朝鮮半島にBETAを押しとどめる命令だったはずです。

 目先の利益のために、軍令に背くのは軍人として一番やってはいけないことです。
 たかだか数万の避難民を救うために、国連軍部隊を壊滅させ、貴重な戦術機部隊を失わせたのですから、日本国内での軍法会議での銃殺刑は温情です。
 もしあそこで食い止めて居れば、西日本の避難計画や北九州への兵力を蓄えておくなど、十分な策がとれたはずです。


 日本の国家政策は古代から朝鮮半島を防衛線を引いて国土を守ることでした。
古代の三韓征伐や白村江の戦いは、そのために起こされたのです。
ましてや彩峰萩閣は帝国陸軍の中将ですから、日本の歴史は知っているはずです。
 なぜ日本が多大な損害を出してまで朝鮮半島に関与してきたか……
普通の知性があれば、考えられたでしょう。
 将官という立場にあって、血迷ったとしか言いようがありません。
あるいは、悲惨なBETA戦争を見て、日本本土が何の被害も受けないのはおかしいと、害を招き入れるような利敵行為をわざとしたのか……
 光州作戦の際に、原爆でも使って押しとどめて居れば、本土への被害は防げて、1998年の京都防衛線は起きなかったでしょう。
 英国は、わずか34キロしかないドーバー海峡からのBETAを押しとどめていますから、日本も十分できたはずです。
日韓の間にまたがる対馬海峡は約200キロも幅があるのです。
マブラヴ世界の帝国陸軍は、現実の日本軍よりひどいと非難されても仕方がないように思えます。 
(非会員)
 
コメント
富野監督はファンネルのことに対して、失敗の設定と思います。

僕は『ファンネルのせいで、ミサイルが無効になる、代って近接戦闘します。』が『ミノフスキー粒子の効果でレーダー妨害できる』に入れ替えと考えます。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>『ミノフスキー粒子の効果でレーダー妨害できる』
ファーストガンダムは最初からその設定ですよ。
ファンネルが出てきたのはだいぶ後になってからです。
(最初はビットという誘導兵器でした)

 宇宙世紀のガンダムを見て居ると普通にミサイルを連邦もジオンも乱射しているので、ミノフスキー粒子対応型のミサイルでも使ってるのかなと思いました。
 地上なら有線誘導のミサイルでも対応できますし……

 後の時代に作られたSEEDシリーズなら、ミサイルも誘導兵器もバンバン使ってますのでMS戦は厳しいでしょうね。
艦砲射撃や戦車、爆撃機の前になすすべもないでしょう。
実際、NJという妨害装置を地球に送り込むまでは、ザフト軍は、ほぼ負けていましたし……
(ビクトリア基地攻略の際に軌道降下の部隊は、対空砲火でほぼ全滅しました)
 
 日本の特撮やアニメは防空システムを甘く見ている節がありますが、実際は強力なんですよね。
ベトナム戦争や中東戦争で活躍した旧ソ連製のミサイルや防空システムはかなり優秀ですし、今のウクライナ戦争では両陣営とも同じ装備をしていますので、人的損害を恐れて、ヘリや戦闘機を飛ばせなくなって、ドローンか、長距離砲の砲撃のみになってますね。
 
(非会員)
 
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ロボットアニメシリーズにおけるレールガンや質量兵器として兵装や必殺技の設定が少ないです。 
作者からの返信
作者からの返信
 
>質量兵器
実弾兵器の事でしょうか。
一応、マジンガーやゲッターロボのころから、内蔵されたミサイルや機関砲を使う描写はありますし、ハンドガン状の武器を持ったロボットも1970年代には存在しますね。
ただ、日本のテレビアニメは、ロボットにチャンバラとプロレスをやらせたいせいか、実体剣やビームサーベルのような剣劇と格闘戦を主に置いた作劇が多かったのは事実ですね。
遠距離からバンバンミサイルを撃ち込むようになったのは劇場版の『超時空要塞マクロス』以降ですね。
あれ以降、20メートル前後のロボットにミサイルを満載にして敵陣を突破する絵が増えました。
(イデオンも一応、ミサイルを満載していますが、105メートルと巨大です)

 ミサイルを積むとなると大型化するしかないでしょうしね……
あるいはガンダムやボトムスの元ネタになったロバート・A・ハインラインの小説「宇宙の戦士」に出てくるような核ミサイルを搭載したパワードスーツかな……
 『宇宙の戦士』は一度機会があれば、お読みになられることをお勧めします。
光線を吐く怪獣にロボットで立ち向かうという構図は、マブラヴそのものですから。
日本サンライズ制作のOVA六巻とアメリカで映画化された『STARSIP TROOPERS』でも大体は同じです。
ただ日本版は兵士の思想云々の話はほとんど消えていて、アメリカ版は、パワードスーツが出るのが第3作のみ。
全体としては軍国主義を揶揄したり、キリスト教への批判が強い話になっています。
 
(非会員)
 
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僕はクロスオーバーできやすさに2つ点と思います。

1、脇役と悪役、またモブキャラを
2、一部だけの劇場版や12話を越えないのOVAとアニメです 
作者からの返信
作者からの返信
 
 マブラヴオルタネイティヴ本編のアニメ化が遅かったのが残念ですね。
『君が望む永遠』のOVAか、外伝の『アカネマニアックス』が出てすぐに、サンライズでアニメ化する案があったのですが……
 今回のアニメ化で、エクストラ、アンリミテッドあってのオルタネイティヴということを実感しました。
漫画版もエクストラとアンリミテッドの電子化を待っているんですが、どうなんでしょうかね。
 
(非会員)
 
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僕が退屈な質問一つ

東欧社会主義同盟の盟主はユーゴスラビアではなくドイツ民主共和国ですが?(アクスマンの派閥も『バルカン』じゃなく『ベルリン』ですが?) 
作者からの返信
作者からの返信
 
 日本人にとって東欧といえば、大体の印象はドイツから分割占領された東ドイツでしょうね。
同じ敗戦国であったのもありましょう、なにかと比較対象の東西ドイツ。
この両国は、日本がもし米ソに分割されたらということで、盛んに研究がなされました。
今もかなりの研究者がいます。 
 あとオーストリー・ハンガリー帝国の領土だったハンガリー、チェコスロバキア。
ドイツ語圏で文化的にドイツと近いので比較研究に参照されるのが大きいでしょう
ロシアやドイツとの関係で悲劇的な歴史を歩んだポーランド。
対露感情が良くない日本にとっては、ポーランドの悲劇は消しって他人事ではないのです。
 ロシアは中国と違って、歴史的に見ても話し合いが通じる相手ではありません。
ロシアの政府と平和条約を結んでも次の戦争の準備期間なので、全く信用のできる相手ではないのです。
すきあらば領土を盗み取る相手なので、近隣諸国は油断できません。
(中国も外満州などがロシア側にだいぶ浸食されていて、中ソ紛争でも解決しませんでしたね)


 アルバニアやルーマニアは正直、マイナーな国ですし、1989年から1992年の東欧革命で、流血の惨事を見たこの両国にあまりいい印象がありません。
 現代中国(共産支那)にとっては、アルバニアは1971年10月25日の第26回国際連合総会2758号決議、通称「アルバニア決議」で重要な役回りを果たした国ですから印象深いでしょう。
 日本だとアルバニアは、ホッジャの独裁のために国が傾き、無宗教論のために国内のあらゆる宗派の寺院が破壊され、過激な毛沢東思想を輸入した危険な国という印象が強いです。
あと後のユーゴ紛争の際には、ねずみ講で国が傾いて、匪賊が跋扈する状態になり、今も混乱が続いている印象があります。
 ルーマニアはチャウシェスク大統領夫妻の末路が全世界に映し出されたのが衝撃的でしたね。
人口減に悩んで、堕胎を禁止したせいで捨て子が流行り、国そのものが衰退した原因になったと一時騒がれました。

 ユーゴスラビアはユーゴで独裁者チトーの「チトー主義」がありましたから、東欧州社会主義同盟の盟主になるどころか、同盟に入ること自体難しいでしょう。

 歴史IFもので思うのですが、1990年代にクリントンがベオグラードではなく、平壌への大規模な空爆作戦を実施していれば、東亜情勢の変化が起きたかもしれません。
 自由社会にならなくとも東亜の情勢は、今の如く台湾海峡の波が高くなく、冷戦後の韓国の急速な赤化も防げたでしょう。
日中両国の急速な軍拡競争も避けられたと思います。
 ただあそこでユーゴ情勢に手を出さねば、ロシアがバルカン半島に手を伸ばして、あの地域の不安定化に一役買っていたでしょうから、今となってはユーゴ空爆は致し方なかったと思っております。
(同地の中共大使館の誤爆事件は悲劇でした)
 

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