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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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問2 人生は誰が決めるものですか

 
前書き
ここまではコッチに持ってきただけです 

 
「取り敢えず配られるプリントには安全性が確認されるまで名前を書くな」
と雄二にきつく言われてから僕の日常は一段と忙しくなった

「今日はこのプリントを使って学習していきます」
よりによって滅多にプリントを使わない先生がこの日に限って使ってくるなんて
「どうぞ。明久君」
プリントが前の席にいる姫路さんから渡される。
一番後ろにいる明久は貰ってすぐ問題に取り組もうとする。
しかしこれからが僕の人生を決める大事な作業にはいる。

最初に取り敢えず渡させたプリントが前もって細工する事ができたかどうか確認する
「すいません先生」
「どうしました?吉井君」
「このプリントって先生が直接この教室に持ってきましたか?」
「はいそうですが?」
どうやら教室にくるまで姫路さんたちは触ってないようだ。このプリントが来たのが始まる少し前で時間があったからまだ分からない

そして次にする事はプリントと婚姻届が被ってないかどうかを雄二に確認して貰う事だ
「大丈夫だ。これは純プリントだ」
どうやら霧島直伝のこれは雄二にしか見分けがつかないらしい。これでどれだけ雄二が頑張ったか分かる気がする。そんな雄二が憎い!!今すぐにでも殺してしまいたい。が、今は自分の保身の為に生かしておこう

そしてそのあと。プリントには手をつけつが名前は書かない。なぜなら
「アキ。プリント見せてよ」
「いいよ」
僕が持ってるプリントを隣の席に座る美波が答えを写すという言い分でプリントを欲しがるから。
もちろん答えなんて興味はない。美波は僕の筆跡がお目当てなのだ
だから僕は回収される直前に名前を書く

そして最後に回収させる時は隣の席にいる雄二のプリントと僕のプリントを交換する。
もちろんこれも姫路に筆跡を見せないため

これがプリント時の対策だ。だが遂に



「「「いい加減にせんか(して下さい)!!」」」
とうとう鉄人と姫路さんと美波がシビれを切られた。
「吉井!!一体どういうつもりで聞いているんだ!!」
「そうですよ、明久君はただプリントに名前を書くだけで良いんですから」
「そうよ。そうすれば終わるのに」
「「(うち)の婚姻届に名前が書けるのに」」
2人の言葉でFクラスが一気に静まった

「吉井、頑張れよ」
「先生!!助けてくださいよ」
「いいだろう、学校で流血事件なんてダメだからな!!」
え?と思いつつ教室を見渡すと異端審問会のメンバーが溜め込んでいた殺気が一気に爆発したようだ
「この授業が終わったら丁度昼休みだから俺のところに来い」
どうやら今回は西村先生が助けてくれるようだ。ちょうどいいからにげよう

そして西村の授業が終わると僕は西村先生の後にピタッついて歩く。もちろんバックを持って
「明久君?」
「な、何かな?姫持さん?」
「「逃がしませんからね?」」
2人の笑顔がすんごく恐かったのを覚えている





「アキ君。少しお話があるのですが」
「何?」
「実は私の友人が今1人で暮らすことになりそうなんです」
「大変そうだね」
「ですから、ここを貸してもよろしいでしょうか?」
「僕はどうなるの?」
「アキ君も暫く一緒に暮らしてもらいます」
「誰がくるの?」
昔からこういうのがあったから僕はつい了承してしまった
「誰が来るの?」
「それは来てのお楽しみですよ」



ピーンポーン


「来たようですよ」
そして姉が迎えに行った。僕は大して興味が無かったからテレビを付けて
ただザッピングを繰り返した。
すると玄関先でなにやら賑やかな声がしたがそれも興味がなくテレビもいいのが無かったからコタツに包まって寝ようとしていると

「コラ、コタツで寝たら風邪を引きますよ!!バカなお兄ちゃん」


うん。
このときあの2人の台詞の意味を理解した
出入り口を見ると姫路と美波と葉月ちゃんがなにやら大きなリュックを持っていた

「さっき言ってた友達って」
「はい。瑞樹さんは一週間両親が海外旅行で不在。美波ちゃんたちも同じだそうです」
「あ、あのうどのくらい?」
「一週間ですね」


 
 

 
後書き
回答
明久 自分の人生って自分で決めるものですよね?

教師 質問に質問で返さないで下さい 
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