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ヘタリア学園

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第四千百四十五話  極秘結婚

第四千百四十五話  極秘結婚
「えっ、そうだったんだ」
「はい、実は」
 ナージェンダさんは今は頬を赤らめさせてそのうえでロシアにお話していました、この人には珍しい女の人のお顔です。
「結婚しまして」
「子供もなんだ」
「産まれました」
「そうだったんだ」
「はい、ロシアさんには後での報告となりましたが」
「おめでとう、よかったね」
 ロシアはそのナージェンダさんににこりと笑ってお祝いの言葉を贈りました。
「そちらでも幸せになれて」
「お祝いして下さるんですね」
「国民の幸せを楽しまない国家はないよ」
 ロシアもそれは同じです。
「僕の幸せでもあるからね」
「ロシアさん、有り難うございます」
「戦争も終わったしね」
 ナージェンダさんにとって平穏な日々が来ようとしていました、男装の麗人は女性としての幸せも手に入れたと言っていいでしょうか。


第四千百四十五話   完


                           2014・4・23
 
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