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ヘタリア大帝国

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TURN143 ラストバトルその十三

 大怪獣達を薙ぎ倒した、怪獣達は戦艦と潜水艦の総攻撃を受けそれぞれ大爆発を起こした、その衝撃が艦隊を襲うが。
 その衝撃の中でだ、東郷は言った。
「よし、これでだ」
「女王への道が開きましたね」
「見えてきたぞ」
 こう日本に答える。
「それではだ」
「はい、いよいよですね」
 日本も見た、その女王を。
 白く人間とシロアリを合わせた様な禍々しい、下手な惑星よりも巨大なその姿を見た。柴神はその胸にある赤い巨大な石も見て言った。
「あの石だ、わかるな」
「私の石と同じね」
「あれはほんの破片でだ」
 そしてだというのだ。
「あれが本体だ」
「あの石を粉々にしないと駄目ね」
「女王が死ねば完全に消え去る」
 原子レベルでだというのだ、その赤い石を備えていたカテーリンへの言葉だ。
「そうなる」
「女王さえ倒せば」
「女王とあの石は完全に一体化している」
 その女王さえ倒せばというのだ。
「完全に消え去る、そうなるからだ」
「ではここは」
「一撃で決めなければならない」
 柴神はここで東郷に告げた。
「反撃を受ければ連合艦隊といえとだ」
「耐えられませんか」
「そうだ、出来ない」
 とてもだというのだ。
「だからだ」
「ここは」
「全ての攻撃を女王に浴びせる」
 今の連合艦隊のそれをだというのだ。
「ではいいな」
「わかりました、それでは」
「艦載機も使いましょう」
 日本も柴神に応えて言う。
「それでは」
「周りへの防御はなくなる、、しかしだ」
「ここで女王を倒さねばですね」
「我々は生きられない」
 それ故にだというのだ。
「全ての攻撃をぶつける、いいな」
「それでは」
 日本も柴神の言葉に応える、そしてだった。
 艦載機は艦隊から離れ一斉に女王に向かった、その間に超戦艦と超潜水艦達も。
「いいか、ここで主砲が溶けてもいい」
「あるだけのエネルギーを注ぎ込んで、ですね」
「女王に攻撃を浴びせる」
 東郷は大和の艦橋で秋山に告げた。
「ではいいな」
「エネルギー充填完了です」
 砲雷長が東郷に言って来た。
「ではですね」
「攻撃目標はあの石だ」
 女王のその巨大な赤い石だというのだ。
「あそこを撃て、いいな」
「わかりました」
「ではだ」
 流石の東郷も緊張を感じていた、額から汗が流れ落ち喉がごくりと鳴った、そしてだった。
 自ら発射ボタンを押した、艦のエネルギーが今主砲達から放たれる。
 他の艦からもだった、そして潜水艦からも無数の巨大な魚雷が放たれる。どの艦も放てるだけの鉄鋼弾を放つ、ミサイルも。まさに人類の懇親の一撃が今放たれた。
 その全ての攻撃が女王を撃った、赤い石も頭も身体も。
 惑星、いや恒星をも壊さんばかりの攻撃を受けてだ。さしもの女王も。
 まずは動きを止めた、そして。
 断末魔の、これまで誰も聞いたことのないおぞましい絶叫を挙げてその巨体を揺るがせる。そしてそのまま。
 女王の身体の中から爆発が起こりそれは次から次に誘爆を起こし。
 恒星の爆発を思わせる大爆発を起こして女王は消え去った、そこには最早破片すら残っていなかった。 
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