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仮面ライダー エターナルインフィニティ

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第百十二話 スサノオ、出ます!その六

「クモナポレオンですか」
「そいつもゴッド悪人軍団の一人なんですね」
 元士郎が考える顔で述べた。
「それでゴッドには悪人軍団と神話怪人軍団の二つの系統がいるんですか」
「そうだ、ギリシア神話に出て来る様な奴等もいたな」
「はい、いました」
 その通りだとだ、元士郎は如月に答えた。
「妙に強いと思っていました」
「けれどこれで事情はわかりました」
 蒼那はここでこう言った。
「私達の相手、そして貴方達のことと戦いのことが」
「そのこと全部がだな」
「はい、わかりました」
 その全てがだというのだ。
「これで」
「それなら話が速いな」
「はい」
 蒼那は如月の言葉に応えた。
「この戦いを共にですね」
「戦おう、一緒にな」
「では」
 蒼那は右手を出した、如月も同時に出していた。そうして。
 如月は彼女とも手を握り合い拳を打ちつけ合った。元士郎や他の生徒会の面々ともだ。これで彼等もだった。
「ダチだ」
「そうなりましたね」
「じゃあ今から一緒に戦おうな」
「スサノオとですね」
「それでだけれど」
 今度はリアスが話してきた。
「そちらもそうだったと思うけれど」
「スサノオのことね」
「ええ、奇襲が多かったわね」
「いつもいきなり出て来るんですよね」
 怒りを出した顔でだ、元士郎がリアスに話す。
「奇襲ばかりで」
「そのことに警戒はしているわ」
 蒼那もこう言いはする、だがだった。
「けれどいつも仕掛けられて」
「こっちは守勢です」
「そちらと同じくね」
「そうね、けれどね」
 それをだというのだ。
「守勢の中でもよ」
「備えておくのね」
 蒼那がリアスに応える。
「そういうことね」
「備えあれば憂いなしでしょ」
 微笑んでこうも言うリアスだった。
「そうよね」
「ええ、その通りよ」
「だったらね」
 今はというのだ。
「守る中でも備えておいてね」
「機を伺って」
「そう、攻めるのよ」
 こう言ってだった。そうして。
 リアス達は今は備えることにした、そしてだった。
 仮面ライダー部の面々もだ、こうリアス達に告げた。
「じゃあ俺達もな」
「何かあればすぐに来る」
「連絡をくれれば一瞬だ」
「こちらの世界に来られる」
「とはいっても基本この世界にいる」
「だから安心してくれ」
 こう彼等に話すのだった、如月と朔田が。
 そうした話をしてだ、そのうえでだった。
 如月にだ元士郎がまた言って来た。今度言って来たことはというと。 
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