ソードアートオンライン 心優しき少年の物語
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第1話:第1層攻略(後編)
前書き
遂に初戦闘です。
上手く書けているかは分かりませんがどうぞヨロシク。
翌日の朝10時。今、僕達はボス部屋に向かっている。
ちなみに、今、僕達のパーティーメンバーは四人になっている。
何故かというと、僕達以外にも二人でパーティーを組んでいる人達がいたので僕が声を掛けたのである。
二人の名前は、キリトとアスナ。 ちなみに、キリトはβテスターらしい。
そういえば役割を決めた方がいいのではないかと思い、僕はキリトに話しかけた。
「ねぇ、キリトさん戦う前に役割を決めた方がいいんじゃない?」
「ん、あぁ、そうだな。後、さんはいい。呼び捨てでいいよ。」
役割については、僕とキリトで話し合い、アーテーとアスナに伝える事にした。
「二人ともきいて。僕とキリトで敵の攻撃を弾くから、二人はその隙にスイッチをして攻撃をして。」
アーテーは「分かった。」と言ったが、何故かアスナは不思議な顔をしていた。そして、以外な一言を言った。
「スイッチて、なに?」
「えっ!」と、僕達三人はそう思った。正直このSAOのおいて<スイッチ>を知らないなんて···
「あのね、アスナ。スイッチていうのは···」
僕達二人(アーテーを除く)はアスナに、<スイッチ>について簡単に説明した。
***
僕達は遂に、ボス部屋の前に着いた。
ディアベルが地面に剣を突き立てながら一言言った。
「皆!!俺から言えることは一つだ! 勝って生き残ろう!!!」
その一言に皆は、「おお!!」と、叫んだ。
「皆···行くぞ!!」
ディアベルはそう言うと、扉を開けた。
そして、3分の1程進んだところで、部屋に明かりがついた。
部屋の奥からフロアボスの<イルファング・ザ・コボルロード>が跳躍してきた。
「グルゥガァァァ!!」
イルファングが吠えた。それと同時にイルファングの周りに<ルイン・コボルドセンチネル>が現れた。
「戦闘開始!」
ディアベルがそう言うと、皆が突撃していった。そんななか先陣を切ったのはキバオウというプレイヤーだった。
「うおおおっ!!」
キバオウはソードスキルをセンチネルに当てると、センチネルは一撃で倒された。
スゴい! 僕も負けてられない。そう思いつつ僕達四人はもう一方のセンチネルに向かった。
「いくよ!キリト!!」
「あぁ!!」
そう言うと、僕とキリトはセンチネルの斧を弾いた。
「今だ!二人とも!!」
二人ともスイッチをし、ソードスキルを当てた。センチネルのHPバーはゼロになった。
ディアベルはそれを確認すると
「後は、ボスだけだ!皆、突撃!!」
***
戦闘開始から10分程たった。
イルファングのHPバーが残り1ゲージになった。
情報どうりならここで斧からタルワールに変えるはず···だった。
イルファングがもちかえたのはタルワールではなく、野大刀みたいなものだった。
途端、キリトが叫んだ。
「駄目だ!後ろに跳べ!!」
その声はディアベルには届かず、ディアベルは突撃していった。
イルファングは部屋の柱を利用し、ディアベルに向かってきた。
そして、野大刀がディアベルを捉えた。
ディアベルは無抵抗のまま撥ね飛ばされた。
「ディアベル!!」
キリトは、名一杯叫んだ。
「キリト、イルファングは僕達に任せて、速くディアベルさんのところへ!」
キリトは、頷くと、ディアベルのところへ走った。
「二人とも、キリトが戻るまで、こいつをどうにかするぞ。」
二人が頷くのを確認して、僕達はイルファングに向かって行った。
***
それから、一分程でキリトが戻ってきた。
「キリト、ディアベルさんは?」
キリトは、首を横に振った。
「そうか。なら、ディアベルさんの為にもこの戦い勝たなきゃな!」
キリトが、「あぁ!!」と言うと、僕達四人はイルファングに向かって行った。
その後、僕達はセンチネルのときと同じように僕とキリトで攻撃を弾き、アーテーとアスナがスイッチで確実にダメージを与えていった。
そして、イルファングのHPが残り少なくなった。
「行くよ!皆!!」
「「「あぁ(了解)!!」」」
『僕が先陣をきる!』
僕はイルファングに向かって走っていき、ソードスキルを発動した。
この距離で《スラント》・・・届くか!
《スラント》はギリギリのところで届いた。
『なんとか、届いた』
僕の攻撃に続いて、アーテーとアスナも確実にソードスキルを当てていく。
そして、イルファングのHPが残り少なくなった。
頼む!キリト!!
「きめてくれキリト!!」
「うおぉぉぉっ!!」
キリトが発動したソードスキル《バーアチカル・アーク》がイルファングに当たった。
その瞬間、イルファングのHPバーがゼロになった。
***
静寂が部屋の中を包んだ。
僕はキリトのそばに行った。
「やったな、キリト」
「あぁ」
僕達は互いを称えあった。
「なんでや!!」
静寂の部屋に一人の叫びが響いた。
後書き
何とか書けた。
思いの外長くなってしまった。
今後の展開は、小説を元にしていきたいと思います。
それでは、今後も宜しくお願いします。
ページ上へ戻る