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IS<インフィニット・ストラトス> 動かした男達

作者:Lio
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四話『激突、義兄妹対決!!樹希VS簪』

 
前書き
樹希「今回はよろしくな、簪」

簪 「うん。よろしく」

Lio「あれれぇ、何か甘い雰囲気が流れているようなww」

樹希「おい、変なこと言うな!!」

刀奈「樹希くん、ちょっとO・HA・NA・SHIしましょうねぇ」

樹希「ちょっとまて、刀奈コレは、Lioが言ったもので俺は、そんなつもりはこれっぽちもぉぉぉぉぉぉ」

Lio「ガンバレー」(棒読み)

切簪「「Lioさん~ちょっといい(デス)(です)かぁ」」

Lio「えっ、何これ俺はその場の雰囲気を和ませようにぃぃぃぃぃぃ、ちょっやめてぇぇぇぇぇぇ」

千冬「はぁ、貴様らは何をしているのだか。読者の皆さん、内の生徒と補佐と作者のバカな姿を見せてしまい申し訳ございません。それでは、気を取り直して、本編どうぞ!!」



Lio「うっ、戦闘シーンでは、一人称や三人称で表したりころころ変わるから、読みづらいかもしれないが、そこは暗黙の了解でよろしく」

切歌「まだ息が有るよ、簪ちゃん」キラーン

簪 「うん、そうだね」キラーン

Lio「マジで止めてもう、樹希帰ってきてるよ、ねぇ」ズルズルズルズル

刀奈「ふう、もうしないよね~、樹希♪」テカテカ

樹希「うっうん」ゲッソリ

樹希「(Lio、あとで覚えてろよ)」ギロリ

Lio「たすけてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」



千冬「はぁ、ちなみに今回の模擬戦ルールは、時間無制限S.E.750だ」




 

 
「うぅおおぉぉぉぉぉぉぉ」

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

お互いの武器が激しくぶつかった。
簪が持つ薙刀<夢現>は超振動薙刀。樹希の普通のランスは容易く切られてしまう。樹希はすぐさま、ランスを手放す。同時に手榴弾をコールし、ピンを抜いて投げつける。しかし、避けられてしまう。この間に樹希は、ショートブレードを一本コールし、右手で持つ。

「ふぅ、前よりかもだいぶ強くなったなぁ」

『樹希さん、来ます!!』

「わーてる」

樹希は、すぐさま簪の方へ突っ込む。簪は、左右に動きながら向かってくる。そして、武器がぶつかり合う、と思われたが、その直前で樹希が瞬時加速(イグニッションブースト)を掛け、武器がぶつかり合う前に簪の懐に潜り込んで、右手のショートブレードで切り付け、左手で殴った。簪の身体が四、五メートル吹き飛んだ。

「うっぷ、げほげほ。本気で殴らないでよ」

「わりぃわりぃ、とっさの判断だったからさ」

「だったら、コレで!!」

打鉄二式の装甲部分が開かれ、マルチロックオン・システムの<山嵐>が飛びだした。

「うわっ、やっべ」

樹希は、瞬時に離脱し距離を図るが、

「遅い!!」

<山嵐>は樹希をすでにロックオンしていたため、樹希に向かってくる。

「フレアは、さすがに無いよな」

『無いですね』

「エネ、じゃあ手榴弾を指定した場所に出せるか」

『2,3メートルなら大丈夫です』

「十分、30秒後、指定したポイントに手榴弾を出してくれ」

『了解です』

そう言うと、樹希はショートブレードをリコールして、アサルトライフルをコール。スピード落とさない様に体を捻り、手榴弾を待つ。

『樹希さん、今です』

自分の2,3メートル先に手榴弾が現れる。

「おらぁ!!!」

アサルトライフルを放つ。撃った弾は、全て手榴弾を射抜く。そして向かってきたミサイルは、全てこの爆発に巻き込まれた。

「ふぅ、助かった」

ビー、ビー、ビー、

「エッ」

『樹希さん!!第二陣きてます。着弾予測、二秒後です!!』

「うわあぁぁぁぁ」

「よし」

簪が放った第二陣のミサイルは、すべて命中。

~~~~

途中経過双方S.E.残量

樹希 325
簪  375

簪優勢

~~~~

「畜生、やりやがったな」

「まだ、勝負はついてないよ」

「あぁ、そうだな」

簪は、荷電粒子砲<春雷>と薙刀<夢現>を構え、樹希は、アサルトライフルをリコールし、鎖鎌をコール。静寂に包まれる。

「はあぁ!!」

先に動いたのは簪だった。先ほど同様、左右に動きながら樹希に向かう。樹希も、同様簪に向かって動き出した時、

『樹希さん、フォームチェンジできます』

「マジでか、どうやってやるんだ」

『今ウィンドに出ます』

≪フォームチェンジ:fighting power≫

「ファイティングパワー!?まァいい、フォームチェンジ:fighting power発動!!」

樹希がそう叫ぶと、腰の部分にブースターが搭載された。頭には、ヘッドフォンを思わせるようなものが装着され、首元には、マフラーが巻かれていた。機体のカラーリングも、深緑から黄色をベースに黒や白のカラーリングに変わっていった。先ほどコールしていた鎖鎌は強制リコールの元、トンファーに変わっていた。

「エネ、これは!?」

『切龍鎧フォームチェンジ:fighting powerです。主に高速移動して、一気にトンファーで仕留める感じで、簡単言うと、高速で動いてトンファーでボッコボコにしちまえってことです♪』

「なるほどな。んじゃ、一気に行くぜ!!」

「機体のカラー変わった?でも、やってやる」

簪はまたしても、<山嵐>を発射。そして、<春雷>も撃ってくる。

「くっ、回避する」

樹希は、<山嵐>が放たれるととっさに、回避行動をとった。先ほどと違い、追いつかれずにグングンと距離を離しているが、

「動きが重い、エネ、今、マニュアルか?」

『ちょっと待てください。いいえ、オートです。』

「今からでいい、マニュアルに変更だ」

『了解です。マニュアル操作切り替えまで3..、2...、1...、切り替わります』

「うお、いきなりくるなぁ。でも、行ける」

樹希は、そのまま<山嵐>の迎撃体制に入った時、何処からともなく曲が聞こえてきた。

「なっ何だこの曲」

『これが、切龍鎧の特性《シンフォギアシステム》です!!ちなみに、切歌さんとあと他数名の機体にこのシステムが、組み込まれています』

「なんでだよ!?」

『いいからいいから、そういう仕様ですもん』

「お兄さん、無視しないで」

「ワリィな、しゃぁねぇか、こっからは、俺のステージだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

樹希が叫ぶと、何処からともなく音―――曲―――が流れてきた。

【Synchrogazer】

「えっ、何これ」

「俺も知らん」

樹希は、曲に合わさるような動きで<山嵐>をトンファーで次々と落としていく。一つ一つ確実に落としているにも関わらず、ダメージは全く受けていない。

「くっ、何でダメージ受けないの!?」

「何だこれ!?さっきよりも、滑らかに動ける」

簪は、<夢現>を構えなおし樹希に向かった。樹希は、<山嵐>をすべて片づけると、簪に気づき樹希自身も簪に向かっていった。

「うおおぉぉぉぉ」

「はあぁぁぁぁ!!」

お互いの武器が、激しくぶつかり合う。樹希は、右手のトンファーで<夢現>を受け止めつつ、左手のトンファーで攻撃する。しかし、それは簪が直前で避けスーツに掠っただけだったが、S.E.が70も減った。

「何このパワー、お兄さん、チートじゃないですか!!」

「知るか!!!」

《エネルギーマックス。アームチェンジ》

樹希の両手に持つトンファーが形状変える。その形は、メリケンサックと大型ナイフが合わさったようなものだった(すいません。イメージは、ソウル・イーター13巻表紙のブラック★スターの武器なようなものです。説明が下手糞ですいません!!)

「また変わった!?」

「もうわけわかんねぇよ、この機体」

樹希は、そのまま簪へ切り込みに行く。バックステップにブースターで加速を付け距離をとった。

「くらえ!!!」

簪は、<春雷>を放った。だか、樹希はそれを切った。

「なっ」

「いくぜぇぇぇぇぇぇぇ」」

そのまま樹希は、瞬時加速(イグニッションブースト)をかけ、即刻簪の懐にもぐり踊るように乱舞を放った。簪は、<夢現>でガードを試みたが樹希の放っている乱舞によって折られてしまう。

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁぁ」

上、下、右、左、斜め、色々な角度から決まっていく。そして、一撃を与えるごとに速度が上がっていく。その攻撃に簪は耐えようとしたが…、しかし、S.E.は削られていく一方だった。そして乱舞は、クラインマックスを迎えていた。そして、簪のS.E.が50になった時、

「終わりだ」

「えっ」

樹希は、最後の一撃を食らわした。そして、ブザーが鳴る。

ビ―――――、

『そこまで。勝者、新嶋樹希』

そして、織斑千冬の言葉によって告げられた。

「お疲れ、簪」

「ありがとうございました」

こうして、義兄妹対決は、樹希の勝利で幕を閉じたのであった。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

―――同時刻―――

どこかの国の洞窟の中、

「これは、ネフィリムの心臓!!今度こそ、世界は僕の物だ!!!」

この発掘が樹希たちの運命(さだめ)とは、本人たちはまだ知らない。
 
 

 
後書き
Lio「戦闘シーン、下手くそですんませんでしたぁ!!!!」

史紀「いきなり何言ってんだよ、ビックリすんだろ」

クリス「全くだぜ」

Lio「何か、やっぱ一応謝っておこうとおもってさ」

史紀「律儀だなぁ」

Lio「まぁな。んじゃ、気を取り直して今日はこの方たち来ていただきました!!」

史紀「峰村史紀、よろしく」

クリス「峰村クリスだ」

Lio「今回は、この三人でお送りいたします」

史紀「んで、フォームチェンジ:fighting powerの説明しろよ」

Lio「はいはい、んじゃ説明いくよ~」



フォームチェンジ:fighting power

機体のカラーリングが、黄色を主体としていて、他にも白や黒も入っている。
ウィングスラスターが無くなり、腰の部分にブースターが備わる。
頭には、ヘッドフォンのようなヘッドギアが装着される。
首元には、マフラーが巻かれる。
武器は、トンファーだけになる。

武器

トンファー<スヴィズル>

黒く染まったトンファー。ミサイルなどに耐えられる強度を持つ。

形状変化後

ナックルブレード<グングニール>

メリケンサックと大型ナイフが合わさったようなもの(ソウル・イーター13巻表紙のブラック★スターの武器なようなもの)
刃の部分は白く、柄の部分にいくにつれ段々とオレンジになっていく。


乱舞

乱舞(らんぶ)神気双乱切(しんきそうらんせつ)

あらゆる方向から、斬撃を与える乱舞。最大で50回連続。


Lio「こんなもんで良いかな?」

クリス「何か凄いな」

史紀「うん」

Lio「まぁ、この辺にして、readerの皆さんにアンケートをしたいと思います。アンケート内容は、樹希の謎を一気に出してしまうか、それとも、少しづつ出していくか、ということです」

クリス「それぐらい、自分で決めろよ」

Lio「まぁイイじゃないですか、こーゆうのをアンケートすんの」

クリス「ったく、そろそろ次回予告だろ」

Lio「あぁそうだった!」

史紀「次回、IS<インフィニット・ストラトス> 動かした男達第五話」

クリス「『史紀とクリス、えーっと、あっそうそう、一夏だなあと』」

Lio「次回も」

L史ク「「「お楽しみに!!!!」」」

史紀「題名、テキト―じゃね?」

Lio「うっさい!!!!」
 
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