| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

虹の軌跡

作者:フゥマ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

第三十六話

虹太郎
「プレーボール」

啓一とはじめがそれぞれ構えを取る

第一球目

半身を捻り、オリジナルのサイドスローから速球が放たれる

はじめ
「…!!」

キィン

しかし、はじめは何とかバットに当てて見せた

ストレート 139km/h
ライト前ヒット

真ん中低めのストレートを流し打ち、結果は一二塁間を割るヒット

はじめ
「まずは4点か…」

深く息を吐くはじめ

ルールはヒット4点二塁打5点三塁打6点ホームラン7点、10球勝負で20点取ればはじめの勝ちだ

虹太郎
「(今のストレートを当てるか…腕は鈍ってないな、はじめのヤツ。なら、次は…)」

第一球目は啓一の判断だったが、虹太郎は試しにサインを出してみた

啓一はそれに反応すると、首を縦に振り、投球動作に入った

第二球目は外角高め

ストライクゾーンギリギリに入るかどうかと言う感じだ

ところが


ククッ

はじめ
「(!!この球は…!)」

ギィン 
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧