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ハイスクールX×X

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チョイス終了だけど終了後が面倒

XANXUSside

「っち、もう時間切れか」

俺は腕時計を見てそう言った

「いや、君の喋りが無駄に長いからやろ」

基地ユニットから出て来て準備運動をする秀元

「あ、元に」

放置していた真羅椿姫の石化が解除され元に戻った

「君、どうする?
僕等と戦ったら100%死ぬで」

「そんな訳には」

カランカラン

真羅椿姫は持っていた長刀を落とした…

「う…そ」

ビクッビクビク

両手両足痙攣を起こしたかのように震えている

「っま、なって当然やな
圧倒的なまでの格上を相手して
仲間がみーんな殺されたりして
そして自分も殺されるギリギリの所まで言ったんや
心が戦う意志を出してても脳がトラウマとして覚えてるんや」

「そんな…」

「秀元、無駄口叩いてる暇はねえ
遊ぶのは終わりだ、チョイスを終わらせるぞ」

俺は銃を使って空を飛びバハムートが居る場所に向かった


ネグレリアside

「ぜぇはぁ」

「っく、額に紫色の炎が出たと思えば」

ハイパーモードになった私はベオウルフを圧倒した
シトリーの全力の援護も簡単に避けて圧倒しまくった

「疲れた」

ハイパーモードは本来禁止
XANXUS、体力使うって言ってた
初めてのハイパーモードは尋常じゃないほど疲れた

「さっきの時計の音はいったい」

会長、あの時計の音は

「遊ぶのはもうおしまい」

ベオウルフ倒したかった…

「また手加減を!」

「違う」

絶望の顔をしたシトリーだけど私の返答に案委の表情をする

「私の目的それはバハムートを殺すこと」

「バハムートを?
無理です、耐久力だけならばバハムートは」

「うん、無理」

今までの私ならば無理
トバスピノでも殺せないけど

キュィ

「無理ですよ
例えハリネズミの力でも」

「私…何回会長達に攻撃をしっぱいした?」

「え?」

小動物には小動物の流儀がある

「私はバハムートを殺すのが本来の仕事
だけど、時計のアラームがなるまで各自自由行動
おかしいと思わないの?咲夜とカテレアとハム子が全くの行動を起こさないのを?」

「また…手加減を」

「獅子が兎を狩るとき全力を注ぐとでも?」

後ろからカテレアの声がしたので振り向くと
カテレアはFシューズで 咲夜は炎のホバークラフトで ハム子は天馬に乗り空を飛んでいた

「そんな…」

「悲しいけどこれ、戦闘なのロール!」

「っ、拙いっす!」

何かが起こると直感したベオウルフは会長をバハムートから叩き落とした

「球針態」

ブスブスブスブスブスブスブスブスブスブスブスブス

基地ユニットから出されている結界以外のバハムートの内部から
雲ハリネズミの球針態が出て来た

「この雲のブレスレットは
ロールの球針態を自由自在に操れる…聞いてない」

と言うよりは聞けない状況か…ベオウルフがハリネズミに頭から貫かれたから

ヒュウウウウウウウ

ドシャアアアアアアアン

「後はサーゼクスだけですね」

バハムートが死んじゃって落ちた
コレでXANXUSに褒めて貰える

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

「おぃ、サーゼクス!」

「黙ってくれ、アザゼル!
私は今日コレ程までに殺意を芽生えた事は無い!!」

黒い何かが基地ユニットから溢れ出てる…あ、上空に堕天使総督

「噂は本当でしたか
サーゼクスが超越者と言われる理由
嘗てのルシファーの10倍の魔力を持っていて
消滅の力がそこかしこに行ってしまうというのは」

「貴女、知らなかったの?」

「周りの被害が多すぎる為に
嘗ての戦いでは使おうとしませんでした
まぁ、今回のチョイスでは無駄になってしまいましたが」

「なにを…言っている」

無理…アレは勝てない……XANXUS以外は

キィィィィン

「聞こえるか、この音」

「っがぁああああ!?」

金属音のような音がなった瞬間偽ルシファー血を出した

XANXUSside

サーゼクス・ルシファーは嵐の波動か
消滅の魔力と相性は良いのだろうか?
取り敢えず地面で戦えるのは楽だな

「カスロット!
さっさと終わらせろ!」

「わかりました、ディーネ!」

雨ウンディーネを出してラドーラ・ブネに突撃していき

「コレぞ我が秘剣!剣聖特攻(スコントロディランスロット)!」

「しま…ボコォォオ」

「とでも言うと思いましたか?」

別にその下りは必要無いんじゃないか?

「私は神器持ちで
魔剣創造を宿し禁手は聖魔剣を創造する事!
私は先程水を自由自在に操る魔剣を作り懐に忍ばせておりました
貴方は純度100%の雨の炎の水の中に居ます、コレがどういった意味かわかりますか
雨の炎の特徴は鎮静…限り無く原始の運動を停止に近づける…タイタン!」

「は!
重爆雷斬刃!!」

タイタンは重力と雷を操る聖剣を使い
ラドーラ・ブネを重力で押しつけ雷を使い掻き消した

「ガハァ!?
いったい、何が」

ふと後ろを振り向くと血塗れのサーゼクス・ルシファーが…

「バイパーミラージュ・R
脳に制約をかける技で制約を破れば肉体に帰ってくる
そして今回の制約は…魔力を使う事を禁ずる!」

サーゼクス・ルシファーは消滅の魔力が無ければ雑魚だと言われている
音を聞かせるだけで良いバイパーミラージュ・Rはサーゼクス・ルシファーのアンチ技

「さて、先ずはタンニーンだ
アザゼルはカテレア達が動けなくしている」

殺すと面倒だからな組織の長は

ピーーーー

…あ"
コレはチョイス終了の笛じゃねえか…此奴まさか!

「っく、すまない
すまない皆…私は私は」

サーゼクスは腹を球針態で貫いていた
っち、自らで大ダメージを追うことで敗北したか

「だが、コレで色々と分かった」

俺はポケットから白い悪魔の駒を取り出して悪魔に転成した 
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