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FAIRY TAIL~神々殺しの魔導師~

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4話

…………………………ここは………どこだ?

先程俺は俺の最大魔法オールパーティクルバーストを黒い塊に放ったはずだが…今の俺の視界は黒で染

まっている。しかし、決して見えないわけではない。黒いオーラのように光っているものが果てしなく

あるのだ。しかも、俺の直ぐ周りは結界が張られており、動くことができない。

「パーティクル大鎌(デスサイズ)

俺は粒子で鎌を作り、結界を斬ろうと試みる。

「デス斬!」

威力が強く、激しい衝撃が俺に伝わってくる…

「やったか?」

「しゅうぅぅぅぅぅぅぅぅ」

だが結界は一瞬破れたものの、直ぐに再生してしまった

「ちぃっ」

俺は舌打ちをして、しばらく考えた末、真上に飛び上がる

「ガンッ!」

「いって~!」

当然ながら飛び上がってから直ぐに天井らしき結界に激突。だがこれでいい(ニヤリ)

粒子放射(パーティクルレイディエイション)!!」

俺は全身から粒子を放出。そう、結界に限界が来るまで待つのだ!(俺って頭いい♫)

                 1分後

「ミシミシミシミシミシ」

狙いどうり、結界は鈍い音を立てていて、今にも壊れそうだ。

「パリーン!」

「よっしゃー!」

俺は思わずガッツポーズをする。結界は粉々に割れ、あたりに飛び散る────

「!?」

俺の視界が白くなった。さっきまでの黒い世界はどこに行ったのやら。もしかしたら結界が黒かったの

かもしれない。

「グオォォォォォォォン!!!!!!!!!」

激しい鳴き声と同時にはるか向こう、ざっと1キロメートルさきに化け物が出てき

た。その化け物は体調約10メートル、トラの様な大きな牙と蛇のような尾。いろいろな動物の合体版

みたいな感じかな?獣はすさまじいスタートダッシュでこっちに向かってくる。

「やべぇ、すげえスピードだなありゃぁ」

俺は足から粒子を放出。できるだけスピードを出して逃げる。それでも向こうの方が早く、直ぐに追い

つかれそうだ。獣との距離は5メートルを切る

「ちぃ!粒子弾(パーティクルショット)!」

俺の攻撃をかわそうとした化け物だが、距離がほとんどなかったため直撃。煙が巻き上がり、俺は足か

らの放出をやめ、様子を見る。

…………………

なかなか動かない相手に油断した俺は突っ込んできた獣に反応するのに遅れた

「くそったれ!」

油断した俺は素早く突撃してきた獣の攻撃をもろにくらう。

「ガハッ!ゴホッゴホッ!」

何メートルも飛ばされた俺は血を吐き出し、激しい痛みが襲う。しかし、獣は攻撃の手を緩めない

粒子変換(パーティクルチェンジ)!」

俺は属性を火に変える。

粒子咆哮(パーティクルブレス)

激しい火の咆哮(ナツから学んだ)は、獣を包み込む。獣は激しく叫び、必死に火を消そうとしてい

る。

「まだ駄目かな…」

鉄の塊を起動させるために魔力を使いすぎたせいで、魔力が尽き始めていた俺はなかなか倒れない獣に

イラついていた。威力も十分に出せない俺はなぜ過去に起動させてきた人たちが命を落としたのかが分

かった気がした。

「俺も死ぬのかな…」

俺が諦めかけていると獣は俺の魔法を振りほどき突っ込んでくるのが見えた。死にたくない俺は構えを

取る。

「弱点とかないのかな」

獣はさっきから真正面から突っ込んでくる。これをうまく利用できないかと考えた俺は粒子を足から放

出し、空中に飛び上がる。

「狙いどうり」

獣は飛ぶことができないらしく俺の真下で上を見上げてほえていた

「狙い撃つぜ!!!」

確信を持った俺は残った魔力を上級魔法に捧げた

最大粒子弾(パーティクルフルショット)!!!!」

その瞬間、白い空間は揺らぎ、激しいめまいとともに俺の意識は闇に落ちた


 
 

 
後書き
がちでお久しぶりですm(__)m
受験だなんだで忙しくて…
これからはできるだけ書いていきます 
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