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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

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なのはVSヴィータ

 
前書き
さあ!始まりました高町なのはvsヴィータ!

今宵行われるは魔王の残虐…

一体どんな戦いになるのか!

Ps、なのははカートリッジを積んでいません。
原作ではレイジングハートは大破しますが、この戦いではそれはありません。
もし嫌であれば話を読まないか、次のページへ移ってください 

 
なのはの目の前にはハンマーを構える少女がいる。

二人はお互いに牽制し、隙を伺っている。

「まさか、ここまでやるなんて思ってなかったぜ…」

ヴィータは肩で息をしながらなのはを睨み付ける。

それもそのはず、ヴィータがグラーフアイゼンを振りかざした瞬間
ピンポイントで魔力弾を打ち込んだりフェイントを掛けて回避を連発。
避けた際には射撃、砲撃でヒットアンドアウェイを繰り出す。

簡単に言えば手駒にとっていた。

「当たり前なの!昨日はホントにヤバかったんだから!」

なのはは怒りを露にして声を張上げた。

「お前に何があったんだよ…」

「うっ……それは…」





それは突然やって来た。

「オメーら弱ぇから特訓な?」

この言葉に私は二つ返事で答えたの。

でも、それがいけなかった………

作戦を今日の作戦を伝えられたのは昨日。

そして特訓を言われたのも昨日。

普段通り冷静に考えれば1日で強くなれるはずがないんだから。

「お前は射撃な?確か魔力収束が得意だったな…」

何で知ってるかは聞かないの…

「取りあえずお前は射撃のレパートリーを増やせ。簡単には避けられない射撃とか」

「簡単に言うけど難しいよぉ…」

「安心しろ。現国よりずっと簡単だ。しかもシュミレートで解決できる」

「でも、作戦は明日だし…」

「やれやれ、だからお前はブランコ少女なんだ…」

「関係ないよね!?ちゃんと名前で読んでよ!」

むぅー!どうしたら呼んでくれるの!?

「ふむ、なら明日の作戦、おまえさんの技が素晴らしかったなら呼んでやらんこともない」

「ホント!?」

「そうだな。お前の特訓のヒントは『下手な鉄砲数打ちゃ当たる』だな」

「ことわざ?」

「そうだ。射撃に携わる者として確実に関与する事柄だ」

「それって打ちまくれって意味なんじゃ…」

「聞こえだけはそうなるな。だがそうじゃない。」

「何が違うの?」

「射撃は当たらなければ意味がない。的は動くし避けられる。
だからバカスカ射ちまくるはめになる。
だからこそ避けられない状況を生み出して一発で仕留められるようにするんだな」

「???えーと…」

「はあ、キーワードは回避不可、射撃、状況、ことわざだ。じゃあな」

そういって転移していっちゃった…

「うーん…分かる?レイジングハート」

『どうでしょう、取りあえず仮想空間で練習されては?』

「そうだね!」

そうして私は今日の作戦開始直前まで部屋の中で練習し続けたのです




「ふーん、まぁ関係ねーな。お前の動きも見切ったし」

言ってくれるねヴィータちゃん

「ならやってみると良いの!」

「へっ!いくぜぇ!」

こいつは魔力弾と砲撃しかやってねぇ…つまりはフェイントにさえ気を付ければいいはずだ!
そしてこいつの行動は…!

「アクセル……!」

やっぱり射撃!

「もらっt「バスター!」へ?」"ボヒュン!"

今起こったことを簡単に説明するぜ…

あいつはアタシが突っ込んだのを迎え撃つように杖の回りに魔力弾を5つ生成。

アタシがもらったと思ってアイゼンを振りかぶったら5つの魔力弾が1つになって砲撃に変わったんだ。

砲撃はアタシの身一つ分右を霞め、当のアタシは冷や汗物だったぜ…

理解できないって?アタシもだよ!こんなことしたやつ始めてみたぜ…

「あぅ、外しちゃった…やっぱり練習が足りなかったかな?」

「てめぇ!殺す気か!」

「にゃ!?そんなことしないの!」

「うるせぇブランコ少女……が……」

瞬間、あたしを取り巻く空気が変わった気がした。いや、変わったんだ。

目の前にはうつむき、背後に莫大な負のオーラを纏った悪魔がいた。

「ヴィータちゃんも…そうやって……呼ぶんだね……ふふっ……punishment(制裁)…なの」

「あ、悪魔め……」

「ヴィータちゃん、おかしな事言うね?今の私は魔王の気分。
そして………魔王からは逃げられないの!」

「…………えー………」

なのはがレイジングハートを振り上げると広範囲で桃色の粒子が現れ、形を形成し始めた。

その数は1000に近く、なのはとヴィータを完全に外部から隔離していた。

それはつまり、二人には逃げ場がないと言うこと。

そして術者は怒り狂う魔王と化しているということだ。

(平たく言えばブリーチの千本桜景義の魔力弾verで高性能)

ヴィータは何も言うことが出来ない。

目の前には魔王。

周囲には一面の魔力弾。

正直バインドで拘束のほうが100倍ましだと思える。

だからこそ…

「これがシューターのバリエーション!受けてみて!私の名誉卍解!アクセルシューター・イクリプス!」

全ての魔力弾はヴィータ目掛けて降り注ぎ…………桃色の大爆発を引き起こした。

直撃した本人は気絶。そのままバインドで固定された。

「ふぅ、勝ったの!」

レイジングハートを空にかかげ、ブイサインをやったなのは。

後日、なのははこう語る。

「下手な鉄砲数打ちゃ当たる、ですよ♪」



更にやられた?被害者は

「ピンク怖いピンク怖い……」

何てことになっていた…

こうして二人の戦いはなのはの勝ちで終了を迎えた。 
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