| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
 

決闘?するわけないじゃんby蒼也

この俺、加味我 銀は転生者だ。

この前はアースラで管理局に加入した

だがそのあとの記憶がない…

確かなのは達を誘ったと思うんだが、その先が分からないんだ。

まあいい、兎に角今はもうすぐ始まるであろうAsに向けてはやての家に向かっている。

最近はなのは達にも構ってやれてないからな…これが終わったら愛でてやらねえと寂しがっちまう。

っと、此処だな。

「ふふふ、誰が出て来るかな?まぁ、皆俺の嫁にしてやるけどな」

"ピンポーン"








"ピンポーン"

「ん?誰だろ?」

どうも、昨日ユウジに置いていかれた蒼也です。

早朝より、八神家で朝食をとっていたところ、インターホンがなり、シャマルさんが玄関へ向かいました。

そして…

「帰ってください!」

と怒涛の声が聞こえてきた。

「なんやなんや?」

「主、我々が行って参りますので此方に」

「おーい、シャマル?何があった?」

リビングにはやてを残して皆で玄関に向かったんだ…が、

「よう!俺の嫁達!」

何故か加味我がいた…

「何者だ貴様!(なんと言う魔力…」

「なにしに来やがった!(こいつ!魔力が半端ねぇ!」

「何故に…」

加味我は玄関でスマイル100%を振り撒いていた。

「何って、お前達に会いに……何でテメェがここにいるんだよモブ!まさかはやてを狙ってっ!?」

何やら荒れ始めたオリ主君。またハーレム計画かな?

「お前達気を付けろ!こいつは闇の書を破壊しようとしているぞ!」

「…………は?」

「何言ってんだコイツ?」

「頭でも打ったのか?」

「精神科に問い合わせた方が良いかしら?」

「そもそも、闇の書とは何だ?」

「書って言うんだから本なんじゃない?」

そう、これは昨日ユウジに置いていかれたあと皆で話し合い、こういうのが来た時にする話を惑わすために考えた演技なんだ。しかも今はやては…

「なんや、どないしたんや?」

歩けている。

「やぁ、はやて…って何で歩けて!?」

とまぁ原作知っているならこういう反応をしてくるからね

「何やのん?このえらいチャラチャラした人は?」

「はやて、闇の書はどうした!」

「(これって…)闇の書?何言うてはるん?」

「やれわれ、取り敢えず聞きたいのは何故我々の名前を知っているかだな」

「そうね、初めてあったのに名前を知られているなんて気味が悪いわ」

「なぁ、コイツすとーかーって奴なんじゃねぇの?」

「そら大変やな、警察に通報せな」

そう言って受話器を持つはやて。

「なっ!…ちっ、テメェモブ!俺の嫁達に何しやがった!」

「いや、別に?」

何か言ってきたし…

「へっ!大方催眠でも掛けたんだろ!セコイ奴だな!そんな方法でしか口説けないなんてよぉ!」

それ君が言っちゃう?

「あー、うん…兎に角用件は何かな?自称オリ主君?」

「テメェ俺と勝負しろ!俺が勝ったら今後はやて達に近づくな!」

「荒れてるねぇ…?僕が勝ったら?」

「はっ!オリ主であるこの俺にテメェみてぇなモブが勝てるわけねぇだろ!」

何かめんどくさくなってきたな…

「まぁいいや、見返りは要らない。場所は?」

「近くの公園にこい!逃げんじゃねぇぞ!」

そういい残して去っていくオリ主君(笑。

「本当に受けるん?何かあの人凄い威圧感あったで?キモいけど」

「それは多分魔力だね。と言ってもだだ漏れ、制御出来てないね。キモいけど」

「行くのか葵?やつの実力は知らんが勝てるのか?気持ち悪かったが」

「そうね、あんなに魔力を持った人そういないわよ?気持ち悪かったけど」

皆不評のようです。真っ先に失念の方向へ進むオリ主君の評価…哀れ

「ちゃっちゃと行って倒してこいよ?て言うかアイツ死ねばいいのに」

おおっと!今日一番の辛口ありがとうございます!死ねが出たよオリ主君!やったね!

「行かないよ?時間聞いてないし、今からだって言ってなかったし」

「あ、確かに…」

「だが、それだとまた来るんじゃないか?」

「そうだね。ユウジに言ってアイツ限定の人払いをこの家にかけてもらおう」

「せやな、まかせるわ」

「うっし!蒼也、ゲームするぞ!昨日の続きだ!」

「うん、良いよ」

「主、リハビリ手伝います」

「おおきになシグナム」

「ザフィーラ、薬莢作り手伝ってくれる?」

「問題ない、取りかかろう」

とまぁそれぞれにやることを決めて解散。

その日は夜まで有意義に過ごしたんだ。








「おまた…すっげぇ寛いでんなお前ら」

魔力を貯蔵させた瓶を作り終わったあとに所用を済ませて蒼也のところへ向かったは良いが各々に寛いでいた。

「あ、ユウジお帰り」

「ここは我が家じゃないぞ」

「ゴメンゴメン。それより加味我に限定した人払いってできる?」

「なんでまた……て言うか誰だ?」

「ほら、銀髪君だよ。実は今朝…」

蒼也説明中……


「分かった、今すぐ掛けよう」

しかしまぁ、案の定不評を貰ったか…予想通りだな

「我に近づくもの、境界を挟みて近づくことを禁ず…っと、これでいいだろ」

「ありがとう」

「それで、どうだったんだ?」

「一応用意はしたが問題が一つ発覚した」

「問題?」

「ああ、夜天の書は魔力が溜まり次第暴走を開始する」

「何!?」

「だがそれはいい方向で一時的な物で良い悪いは車椅子少女にかかっている」

「私に?」

「そう言うことか。はやて、夜天の書は完成次第に主を飲み込むんだ。そして体を媒体として暴れだす。だけど取り込まれた後はその中で管理人格に会えるんだ。だからそこで昨日言ったように名前を上げて、管理者権限を発動させるんだ」

「?????」

「つまり、書の中で管理人格に名前を上げて、暴走を止めるってこと」

「あーうん、理解したで」

「では早速と行きたいところだが、今日は無理だ。明日に回す」

「えっ?何で!?」

「お前、今夜だぞ?それに暴走を開始したらヴォルケンリッターは管理人格のもと、敵になる。だから人員が必要だから此処に来る前に要請しておいた」

「それってもしかして…」

「クロノ達だ」

「やっぱり!それって大丈夫なの!?」

「問題ないさ、管理局は腐っていると自覚しているし今はとある計画を実行中だ」

「計画?」

「管理局改変計画」

「ただ破壊するんじゃなくて内側からやってくってこと?」

「そうだ。まぁこれは今話す事じゃない。取り敢えず明日だ。」

「お前、管理局と通じていたのか!」

「話を聞いていたか?正直今すぐに破壊したいところだが、それだと困る奴がいたから先延ばしにしただけ」

「信じて良いんだな?」

「勿論だ。俺は嘘はつかない。だから出会い頭に斬りかかるなよ?」

「わかった」

「よし!じゃあ今日はお開きだ」

「あ、じゃあ明日のために各自の役割と進行について話しとこうよ」

「良いだろう」

「ユウジ、明日って何人来るの?」

「5、6人だな」

「そうなんだ。じゃあ……………… 」

こうして行程会議を進め、夜は更けていった。

その最中、俺は夜天の書を手にし………



『久しぶりだな?夜天』

此処は夜天の書の深窓空間。

目の前には長い銀髪ナイスバディな女性が立っている。

『お久しぶりです、竜王』

『ああ、久しぶりに呼ばれたな。懐かしい気持ちがあるがこれを繋いでいられる時間は少ない。』

『でしょうね』

『明日、お前が目覚め次第何とかして俺を取り込め』

『な!正気ですか!?そんなことをしたら……いえ、貴方ならば大丈夫でしょうね』

『分かってるじゃないか』

『しかし何故?』

『依頼を受けていてね…うまくいけば家族円満ってな』

『分かりました。全力を持って当たらせて頂きます』

『おう!』

『では…明日』








『お前の悲しみを消し去ることも…………依頼内容に含まれているんだぜ?』

『っ!それはどういう』

『んじゃ、またな』

そういい残してリンクを切った。

残された管理人格は

『まさか、そんな…今まで私に救いはなかった…そんな私が救われていいはずが…………』

一人呟くその姿はとても寂しそうだった  
ページ上へ戻る
ツイートする
 

感想を書く

この話の感想を書きましょう!




 
 
全て感想を見る:感想一覧