アクセル・ワールド〜黒き妖精王〜
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外話 IFストーリー1
前書き
この話は作者の妄想全開です
いろんな「もしも」の詰め合わせを行っております
例) もしもレッドライダーが生きていたら?
もしも王たちの仲が良かったら?
もしもクロムファルコン達が生きていたら?
そんなもしもの詰め合わせです
〜無制限中立フィールド〜
「年末恒例『ヤバッ!王様だらけの大忘年会』〜」
「「「「「「「「わーーーー!!」」」」」」」」
「さて、今回の会場は白の王ホワイト・コスモスのプレイヤーホームだ」
「「「「「「「あざっす‼」」」」」」」
「構いませんよ。それにどんな形であれロータスが私に会いに来てくれたんですから、それだけで私は幸せです」
「ね、姉さん!」
「はいはい、雑談は後。食事の提供はこの俺デストロイブラック・オベイロンが担当させてもらった」
「オベイロンの料理美味いんだよな。ソーンと違って」
そんな事を言ったのは赤の王レッド・ライダー。正史では黒の王の即死技により加速世界を永久退場していた人だ
「悔しいけど……料理じゃ勝てないわね。それとライダー、後で集合ね」
バチバチと自らの錫杖。ザ・テンペストに電撃をチャージするパープル・ソーン。先ほどのレッド・ライダーの言葉に怒りを覚えたようだ
「えっ?ちょっと待ってごめんなさい」
「あ、【紫】そのまま。では、忘年会恒例鬱憤晴らしを行いまーす。じゃあお前ら、これに触ってレベルを8に下げろ」
オベイロンが取り出したのは不思議な輝きの球だった
これは【バースト・オーブ】
バーストポイントの吸収、貯蓄、放出を行う道具でレベルを下げる事も可能なのだ
「おお、俺たちが良く使っているやつだな」
「私達《ギルド》には不可欠だもんね」
と言ったのは鋼の王クロム・ファルコン。正史では怒り狂い加速世界最凶の存在となっていた者だ。そしてもう一人はサフラン・ブロッサム。クロム・ファルコンがディザスターとなった理由であり現在はファルコンの現実、加速世界共に交際している
「結構便利だぜこれ。俺がグランデやロータスと戦う時とかにも使わせてもらってるしな」
と言ったのは青の王ブルー・ナイト
「お前良い加減使用料払えよ。結構ツケ溜まってんぞ、王だろポイント余ってんだろ」
「分かってるって、今度払うからさ」
「今払え。よし、今年の鬱憤晴らしの先陣は俺が切らせて貰おう」
鬱憤晴らし……それはそれぞれの王が日ごろ相手レギオンに溜まっている鬱憤をそのマスターにぶつける儀式だ。ただ、技などは自由なため1撃で即退場…なんて事になりかねない。故にさっきのオーブの出番だ
レベルを9から8に下げレベル9での即退場が発生しなくなる
「着装…十二星座の蠍の尾」
「えっ、ちょ…それ冗談にならない……」
「いい加減使用料払えやこの戦闘バカがぁぁぁぁぁあ‼‼」
ドシュッ‼︎‼︎
「ぐふぅ⁉……痛覚遮断‼痛みは感じない‼」
「残念だったな、今回は麻痺毒付きだ」
「なん……だと……⁉」
ナイトはバタリと倒れしばらく動けなかった
「なら次は私ね」
そう言ったのは紫ことパープル・ソーン
相手は当然……
「領土戦の度にうちの女の子に声かけてんじゃ無いわよこの女たらしがぁぁぁぁあ‼‼」
バリバリバリバリ‼︎‼︎
彼女の杖から放たれる紫の雷は正確にレッドライダーへと向かい彼の身体を貫いた
「すみませんでしたババババババ‼︎‼︎」
「さて、他のメンバーもさっさと済ましちまえよ」
〜5時間後〜
「よし、全員終わったな」
それぞれの死んだ回数
レッドライダー 3回
ブルーナイト2回
グリーングランデ0回
パープルソーン0回
ホワイトコスモス0回
ブラックロータス0回
イエローレディオ
30回
「あれ?何故か僕だけ多くないですか?」
「いやー、悪いな白。イエローが死ぬたびに復活させてもらって」
「いえいえ、私にはこれくらいしか出来ませんから」
「おかしいですよね?何か恨まれることしました?」
「ミニオボエガナイトデモ??」
「ごめんなさいすみませんでした許してください」
「分かればよろしい、後は宴会だな。おーいオベイロン!食いもんくれー‼︎」
「うるせーよナイト、そうだな……白と黒、これ着て一発芸」
「えっ…これですか?」
「わ、分かった……」
2人に渡された衣装はフリルの付いたドレス
しかしそのフォルムは何処か懐かしい見た目だ
「で、このセリフな」
オベイロンが紙を渡すと
「「えっ?」」
と声が出た
「さ、早くプリーズ」
「わ、分かった……姉さん、覚悟を決めよう…」
「そうね……」
「はいそれでは白黒コンビの一発芸まで3、2、1キュー」
「「デュアルオーロラウェーブ‼︎‼︎‼︎」」
その言葉と共に彼女たちを光が包んだ
「光の使者ホワイトコスモス‼︎」
「光の使者ブラックロータス‼︎」
「「二人はプリキュア‼︎」」
「闇の力のしもべたちよ!」
「とっととお家に帰りなさい‼︎」
かの有名な少女アニメの初代の決めゼリフをそのまんまパクってきたのだった
「また懐かしいのを持ってきましたね妖精王」
と若干呆れているイエローレディオ
「イマイチだな、特に黒が」
「やらせておいてなんてことを言うんだ‼︎」
「白は可愛かったんだがな」
「えっ、その…あの…ありがとうございます……」
「よーし、飯食うぞ〜」
〜小一時間後〜
「ふぃ〜食った食った」
「もうライダー、はしたないわよ」
「ははは、悪い」
「ファル、食べ残し付いてる」
「お、サンキュー」
「おいそこイチャつくのは後にしろ、そろそろ腹ごなしのエネミー狩りだ。ちょっと遠出して他県の観光地まで行ってダンジョン攻略しようぜ、日光東照宮とかさ」
「いいねー、ボスは東照権現イエヤスとかかな」
「あり得ますね、ですが我々なら大丈夫でしょう」
「自信満々だなイエロー、エネミーにはお前お得意のだまし討ちは通用しねえぞ?」
「その時は真面目に戦いますよ、まぁそうなることはなりませんでしょうがね」
「よーし行くぞ、エネミー狩りが終わったら一旦ログアウト、そして年明け1分前に再度ログインして年始富士山イベント1番乗りするぞ‼︎」
「「「「「「「おおー‼︎」」」」」」」
後書き
この続きは気が向いたら投稿します
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