FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第129話 ビゲスト同盟
前書き
こんばんは~♪07で~す♪
今回は定例会に行ったマスターから、驚くべき事が最強チームたちに告げられる!その驚くべき事とは・・・!?
ルーシィ目線で書いていきますよ。
それでは、第129話・・・スタート♪
私はバーカウンターでミラさんの手作りレモンスカッシュを飲んでいた。
ル「はぁ・・・」
ミ「どうしたのルーシィ?ため息なんかついちゃって?あっ!もしかして、リョウがいないから退屈なのかしら?」
ル「ぶっ!」
レモンスカッシュを吹きこぼしちゃった!濡れた手拭いで拭きながら必死に否定する。
ル「ち、違いますよ~!」
ミ「照れなくてもいいのに♪」
ル「照れてませんっ!」
ミラさんは天然すぎるよ~。
ミ「大丈夫よ。マスターも今日中には帰れるって言ってたから。」
そう。リョウはマスターと一緒に定例会に出掛けていったの。何でも、どうしてもリョウの情報網が必要みたいなの。いったい何があったんだろう?
マ「ていうか、その幽霊会ってやつ、最近多いよね。」
ユ「それを言うなら、定例会。幽霊が集まるところに何でマスターとリョウが行くの?トーヤならまだ分かるけど。」
フ「お前もだんだんナツみたいになってきたな。」
私とミラさんの会話を聞いていたマヤとユモが私を挟むように隣に座って、フレイはテーブルの上にちょこんと座る。マヤはオレンジジュース、ユモはかき氷、フレイはキムチをミラさんに頼んだ。
ミ「最近、定例会である話題の事で、話し合ってるみたいなの。」
ル「ある話題って?」
私の問いに、ミラさんは手を止めて、私達の方に向き直ると、
ミ「また、動きが活性化してるのよ。闇ギルドが。」
ル&ユ「えぇっ!?」
マ「うっそぉ~!?」
フ「マジかよっ!?」
驚いた拍子に同時に椅子から立ち上がった私達を見て、
ナ「何だ何だ?」
ハ「どうしたの?」
ナツ、ハッピー、グレイ、エルザ、ショール、ウェンディ、トーヤ、シャルルも傍に来た。
マ「闇ギルドがまた動き始めたんだってっ!知ってた?」
エ「その事なら、マスターから話を聞いている。六魔将軍、冥府の門、悪魔の心臓の3つの闇ギルドから構成されている闇ギルド最大勢力、バラム同盟が消えた事で、闇ギルドの中でまた新たな同盟が生まれたんだ。」
ミ「組織図に表した方がいいわね。リーダス、お願い。」
リ「ウィ。」
リーダスが光筆で手際よく闇ギルドの組織図をどんどん書いていく。
グ「なんか、以前よりデカイのは俺の気のせいか?」
い、言われてみれば、確かに・・・
リ「書けた。」
ミ「ありがとうリーダス。これが、現在の闇ギルドの組織図よ。」
空中いっぱいに新たな闇ギルドの組織図が書かれた。その組織図の中央に、大きいくくりが書かれている。
ウェ「もしかして、このくくりが・・・」
エ「そうだ。このくくりの中に書かれているのが、新たな闇ギルド最大勢力、ビゲスト同盟だ。」
ル「ビゲスト・・最大・・・」
ショ「名前から最大なんだな。」
ミ「ビゲスト同盟も、3つの闇ギルドから構成されているのよ。」
ビゲスト同盟の3つの闇ギルドの名を読み上げていく。
ハ「災いの天使だっ!最大勢力の闇ギルドだったのか・・・」
災いの天使。妖精の尻尾初代マスター、メイビスの出身地であるリグリション島でS級魔道士昇格試験が行われた時、マヤの体内に埋め込まれていた火炎石を狙っていた闇ギルド。今は私達最強チームが討伐してもう存在はしないけど・・・
マ「・・・・・」
マヤはまだ警戒心があるみたい。そりゃそうよね。自分の命が狙われたりしたんだから・・・
フ「鎖の少女!?うわっ、想像出来ねぇ・・・」
シャ「西の真空?西は空気がとても綺麗なのかしら?」
後の2つは初めて耳にする闇ギルド。こんな闇ギルドがあったのね。私は3つの闇ギルドに直属している闇ギルドを目で追っていくと、
ル「あっ!月の涙!」
ユ「鎖の少女の傘下ギルドだったんだね。」
ナ「科学の世界もあんぞっ!」
ト「科学の世界も、鎖の少女の傘下ギルドだったみたいですね。」
私達が潰した闇ギルドは、ほとんどが鎖の少女の傘下だったのね。その時、
マカ「その、鎖の少女の事なんじゃがな・・・」
マカ&リョ以外「!!!!!」
マスターとリョウが定例会から帰って来た・・・ってあれ?なんか2人とも、ものすごく険しい表情。なんか、嫌な予感がする・・・
マカ「わし等が討つ事になった。」
マカ&リョ以外「!!!!!」
ミ「お帰りなさい、マスター、リョウ。」
ル「違うでしょっ!」
ざわめくギルド。いったい絶対どうなってるの?
エ「マスター、リョウ、それはいったい・・・?」
マカ「1週間前の定例会で、鎖の少女が活発に動き出したという話題になったんじゃ。それで、鎖の少女の事をよく知っているリョウに今回は着いて来てもらったんじゃ。」
あ、それでリョウがどうしても必要だったのね。リョウの情報網はすごく役に立つからね。
マカ「リョウの話を聞いていると、どうしても無視はできんという事になり、どこかのギルドが鎖の少女を討つ事になったんじゃ。」
リョ「んで、その役目になったのが、俺達妖精の尻尾っていう事だ。」
リョウの言葉にマスターは大きく頷いた。
グ「また貧乏くじ引いたなじーさん。」
何て不運なギルドなのかしら・・・
ナ「面白そうじゃねぇか。燃えてきたぞーーーっ!」
ハ「あいっ!」
何でこうゆうのを面白がるのかしら・・・?
エ「マスター、その役目は妖精の尻尾だけですか?」
マカ「いや、妖精の尻尾の他に・・・」
リョ「古い道化師と連合を組む事になった。」
ショ「古い道化師?」
ウェ「聞いた事の無いギルドです。」
リョ「最近出来た新人ギルドだからな。」
ル「ていうか、そのギルドと、妖精の尻尾だけで、鎖の少女を討つのぉっ!?」
マカ「そうじゃ。その代わり、メンバーを多めに選出する事になっておる。そこでじゃっ!」
マスターがビシッと右手の人差し指を前に突きつける。い、嫌な予感がするのは、私だけかしら・・・?
マカ「最強チームの13人に行ってもらう事にしたっ!!」
ナ&エ&リョ以外「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!??」
ナ「うっしゃーーーーーっ!!!」
まさかの嫌な予感的中ッ!!!
後書き
第129話終了~♪
新たに生まれた闇ギルド最大勢力、ビゲスト同盟。その1角である鎖の少女を潰す事になった妖精の尻尾の最強チーム。共に連合を組む事になったのは新人ギルドの古い道化師。こんなんで本当に大丈夫なのかぁっ!?
次回は妖精と道化師がご対面!鎖の少女はどのようなギルドなのか・・・!?
お楽しみに~♪
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