| 携帯サイト  | 感想  | レビュー  | 縦書きで読む [PDF/明朝]版 / [PDF/ゴシック]版 | 全話表示 | 挿絵表示しない | 誤字脱字報告する | 誤字脱字報告一覧 | 

FAIRY TAIL -伝説の英雄-

しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。 ページ下へ移動
次ページ > 目次
 

第4話・相棒・レオン!!

 
前書き
エバルーの話は、あまり好きじゃないので、その部分にオリジナルストーリーをいれたいと思います。

今回登場するオリキャラ

【レオン・ゴッドフレイム】

地上最強のライオン【カイザー・レオ】の子ども。

幼い頃に人間にいじめられていたところを助けられたために、主人公に懐いている。

大人になれば、世界最速の生物となるらしい・・・

ハッピー達と同じように(エーラ)を使用できる。

普段はハッピーと同じ大きさだが、必要に応じて魔力により大きさを変える。

獣化時は、とてつもなく鼻がいいが、通常時は、人間と大差ない。


おかしいところや間違っているところがあれば、教えてください!

では、スタート!  

 
FAIRY TAILに、新人魔導師のルーシィが入ってきてから数日が経ったある日・・・

「あ~!暇だ!!そうだ!なあ、ミラ~!ナツ達は?」

俺は、いつも騒ぎを起こす中心人物・・・ナツ、ハッピーに、最近入った新人のルーシィが居ないことに気付いて聞いてみた。

「ナツ?ナツなら、ルーシィとチームを組んで仕事に行ったわよ」

「仕事・・・か・・・あ~めんどくさい!」

「マサヒコ!仕事にいかねぇんだったら、俺と戦え!」

やる気がわかずにいる俺に対して、正反対の男・・・グレイが決闘をもうし込んできた。
・・・が、その姿は、裸だった。

「やだ!・・・でも、脱ぎ癖が直ったら戦ってやってもいいぜ!」

「脱ぎ癖?・・・っ!?あー!!」

「気付いてなかったのか!?」

「ねえレイド、そんなことより、今日は二人でどこかに行かない?」

「ミラと2人・・・」

ミラと2人でどこかへ行く=買い物=金尽きる=貧乏=仕事に行く

「い・や・だ!」

脳内に浮かんだ方程式の解答から、考えて、即座に返事を出す。

「そんな・・・」

・・・だが、俺と一緒にどこかに行きたかったらしく落ち込みは激しかった。

「そこまで落ち込まなくても・・・ゴフッ!!」

俺の後頭部に何らかのダメージが生じて、俺の意識は消えた・・・



目を覚ますと・・・

見覚えのない・・・いや、ある天井・・・
そして、この感じは・・・

「気がついた・・・レイド?」

見覚えのありすぎる顔・・・

「ヒナノ、ここは?」

「わかってて聞く?私の愛車・・・【ルーンキング・レオン号】まあ、レオンね」

やっぱりか・・・

【ルーンキング・レオン号】・・・ヒナノの使う魔法によって生み出された馬車だ・・・
だが、普通の馬車ではなくて、俺の相棒である【レオン】という名の世界最速で最強のライオン・・・【カイザー・レオ】が引いている。

俺の相棒だが、チームを組んでいるために、ヒナノの相棒でもある。

「お前!勝手にレオンを出したのか!」

「仕方ないでしょ!仕事なんだもの!」

「あ!そっか!・・・って・・・俺は受けると言ってないぞ!」

「チームを組んでる私が受けた・・・」

どれだけ頑張っても、こいつには勝てないのだ・・・



目的の町である【ナノバナ】に着いた。

どうやら、最近この町で暴れている猛獣を倒して欲しいらしい。

依頼人である人から話を聞いて、その猛獣が居ると思われる洞窟に来ている。
洞窟のために、中は真っ暗で何も見えない・・・

「レオン!頼む!」

「ガウッ!」

レオンの鼻で当たりを探らせて猛獣を探すのだが・・・

臭いのサンプルとかはないので、勘に頼ることになる。

「ガウッ!ガウッ!」

地面につけていた鼻をあげて北東の方向に顔を向ける・・・

「・・・・・」

「ガウッ!」

「いや、わかんないから!獣化を説いて話してくれ」

「仕方ないな・・・マスター・・・これくらいわかってよ!」

「わからないから!俺は人だぞ!」

レオンは獣から、オレンジ色のハッピーにライオンのたてがみをつけたような姿になり話しかける。

「・・・で?どの方角から獣臭を感じるの?」

「北東かな?」

「北東か・・・よし!行くぞ!」

俺はとにかく右斜め前へと進んでいく。

「そっちは東南・・・北東はこっちよ」

「なっ!?・・・い、いや・・・暗くてよくわからなくて・・・」

「「嘘っぽい・・・」」

「信じろよ!!」『信じろよー!『信じろよー!』

ここは洞窟のために、俺の声は響いていく。

「すごい響いたね・・・」

「ああ・・・」



~洞窟の外~

『信じろよー!』

洞窟の外へと俺の叫びは広がっていた。

「な、なんじゃこの叫びは!?」

「きっと猛獣の断末魔よ」

「いや・・・人の叫びでしょ!!」

『信じろよー!』

まだまだ声は続くのだった
そのために、この町の人々は、何かしらのたたりだと思ったらしい。

これが後に受け継がれることになる・・・

【ナノバナ7不思議】の1つ・・・

【妖精の唸り】と呼ばれた瞬間だった。



「ヒナノ・・・暗い!灯りつけろよ!」

「ハァ~あんたの魔法で炎をともせばいいじゃない・・・」

「何いってんだ!俺の魔法は、纏うだけでも魔力を使うし、維持するとなるとさらに使うんだぞ!」

俺の魔法で炎を拳に纏っておけば、その光で明るくなるんだろうが、それを続ければ一気に魔力切れとなるだろう・・・

「わかったわ・・・私が何か出すから・・・え~と、灯りだから・・・」

そういうと、深呼吸をしてなにやら呟きだした・・・

「天は光・・・地は闇・・・真なる理に基づき力を与える!光闇道架(こうあんどうか)

ピカッ!!

地面は真っ黒に・・・天井は光に包まれて、たちまち前が見えるようになった。

だが、どれだけ光が差しても、俺が踏んでいる地面は黒と言うしかなかった。

「これでいい?」

「おう!サンキュー!ヒナノ!」

「どういたしまして・・・」

「マスター!こっち!」

「へ!?あ!」

俺はいつの間にかヒナノ、レオンとは逆に進んでいた。

「ちょっと呆けてた!」

((嘘だっ!!))

その通り・・・今のは嘘だ・・・

レイドは、超がつくほどの方向音痴なのだった・・・

「そ、そんなことより、見えてきたぞ!」

「ええ・・・」「うん!」

俺たちの目の前に、広い空間があり、そこには巨大な黒いサイがいたのだった・・・

「グルゥゥゥ!!!!」

「依頼主さんが言ってたとおり・・・サイのような黒い巨体の猛獣・・・」

「名前は分からんが・・・楽しめそうじゃん!!」
 
 

 
後書き
今漫画そろえようと頑張っているんですが、思ったよりも大変で・・・苦戦してます!

新キャラ・レオンは、ワンピースで言うチョッパーみたいな感じで姿を変えます。(人型はないですが・・・)

獣の姿(大きなライオン)とオレンジのハッピーにライオンの鬣の姿の2つです。

コメントや感想をもらえたら、うれしいです。  
次ページ > 目次
ページ上へ戻る
ツイートする
 

全て感想を見る:感想一覧