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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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第45話『新学期開始!! そしてなのは達に迫る魔の手!!』

夏休みが終わって今日は始業式

いつものように通学バスに乗ると
バスの最後尾の席にいたアリサちゃんとすずかちゃんが手を振っていた
私も軽く手を振り返しながら近づいて
「おはよーなの! アリサちゃん、すずかちゃん」
「おはようなのは」
「なのはちゃんおはようだよ」
2人に朝の挨拶をすると2人も挨拶を返してくれながら
左右にずれて私が座るスペースを空けてくれた

そしてバスが走り出して少しするとまた停止して
ツバサちゃんにフェイトちゃんにアリシアちゃんが乗って来た

私の時と同じようにアリサちゃんとすずかちゃんは手を振り
私も同じようにツバサちゃん達に手を振ったの

するとツバサちゃん達もこっちに気付いて
フェイトちゃんは軽く手を振り
アリシアちゃんは元気いっぱいに手を振って
ツバサちゃんは…よーーーく見れば手を振っているように見えなくもないの

そしてツバサちゃん達はそのまま私達の所まで来て
フェイトちゃんは私とアリサちゃんが横にずれて空いたスペースに
ツバサちゃんとアリシアちゃんは私達の前の席に座ったの

そこから夏休み中の事とかを話していたら
いつの間にかバスは学校に着いていて
私達はバスから降りて学校の私達の教室に向かったの


教室に着いた私達は自分の席に向かい荷物を置いた後
また集まってお話しをしたの

そして少しするとチャイムが鳴り

「おーし、全員自分の席に座れー」

教室の扉を開いて先生が入って来た
そして先生の言葉を聞いて
席を立っていた人達は自分の席へと戻って行ったの

「それじゃ…委員長」

「はいっ! 起立! 礼!」

委員長の号令で生徒達全員が立ち上がって

『おはようございます!!』

「着席!」

元気に挨拶をしたの

「よしっ 久しぶりだな……」

そう言って先生は私達の顔を見渡して……

「やはり霧島はいないのか……」

そう言って落ち込んだあと……

「誰か夏休み中に見かけなかったか?」

私達にそう聞いてきたの

私が最後にアイツ事『霧島白亜』を見たのは学校で
その前はフェイトちゃん達と携帯電話を買いに行った時の帰り道で
管理局の人達と一緒に居た所を見た記憶があるの

私が思うにアイツは今、管理局がある世界に居るんじゃないかと思うの
そうするとアイツは海鳴市どころか地球にさえ居ないわけで
アイツを見かけた人がこのクラスに居るわけもないの

そして私が思っていた通りに
クラスの中でアイツを見た人は誰も居なくて

「やはりここは警察に捜索願いを出すべきか……」

先生はそう呟いていたの

その後、校庭に集まって校長先生の長い話を聞き
また教室に戻った後に夏休みの宿題を先生に提出して
今日は特に授業もなくこれで終わったの

放課後……っと言っても昼前だったので
ツバサちゃん達を誘って私の両親が経営している翠屋に行く事になったの

そしてみんなで歩いて向かっていると
黒色のリムジンが私達の近くで停止して
黒のスーツにサングラスの男の人達が私達を車の中に押し込んだの
私達は抵抗しようとしたのだけど
口元にハンカチのような物を当てられると
意識が遠のいて行き……私は眠ってしまったの

~side out~


~ツバサ~

なのは達と共に学校から帰宅途中
ボク達の近くに黒塗りの車が止まったので少し警戒していると
中から複数の男が出てきて手際よくみんなを拘束し
さらにみんなの口元にハンカチのようなもの当てる事によって
全員を眠らせていた……

って言うかボクの口元にも
そのハンカチのような物が押し当てられているんだけど
まぁこれぐらいの物ならボクには効かないので
ボクだけは眠らずにいるんだけど……

「何でコイツ眠らないんだ!?」
「お前のソレちゃんと薬を染み込ませてんのか?」
「ちゃんとしたハズだが……」
「コレ使って見ろよ」
「あぁ……」

この人はボクが眠らなかった為
他の人を眠らしたハンカチのような物を隣の男から受け取り
もう1度ボクの口元に当ててきたけど
当然ボクが眠る事はなかった

「くそっコイツ何で眠りやがらねぇ!!」
「まぁ落ち着け、そいつ1人起きてても問題ないだろ」
「おいっおめぇら!そろそろ目的地に着くぞ!」

誘拐犯の1人がそう言うので窓から外を見てみると
海沿いにある倉庫のような所だった

そして誘拐犯達はボク達をロープで縛り
携帯電話でそれぞれ何処かに電話をし始めた

「月村すずかは預かった、返して欲しくば……」

「貴様の家の娘……アリサとか言ったか?
今そいつをコチラで拘束している、無事返して欲しくば………」

「もしもし、そちら喫茶翠屋で大丈夫でしょうか?
あっ、すみません間違いました……」

そんな声を聞いていたら

「おいっ嬢ちゃん、嬢ちゃんの名前と家の電話番号を教えてくれないか?」

誘拐犯の1人がそう聞いてきたので

「不知火ツバサ……番号は『110』……」

そう答えると

「おっけーツバサちゃんね
んで番号が……いち……いち……ぜ…って警察じゃねーか!」

誘拐犯の男は携帯を取り出し
番号を打ち込む途中でツッコミを入れてきた

そうこうしている間に

「「「うぅ……ん……」」」

なのはとフェイトとアリシアが目を覚ました
すずかとアリサはまだ眠っているようだけど……

「ここは?」
「海辺の倉庫……」

フェイトの疑問に答えると

「何で私たち縛られてるの!?」
「誘拐されたから……」

アリシアがそう叫んだので教えてあげると
みんなは顔を青くしていた

そして誘拐犯のさっきボクに話しかけていた人が
次はフェイトとアリシアに同じ質問をしていた

そんな光景を眺めていると

《ツバサちゃんどうにか出来ないかな?》

なのはから念話で話しかけてきたので

《どうにでも出来るけど……どうしよっか?》

ボクは質問に質問で返した

《じゃー直ぐにこの人達を捕まえて私達を助けて欲しいの!!》

なのはがそう言ったので
ボクはとりあえず自身を縛っているロープを
風を操りかまいたちを発生させて切り裂いて立ち上がった

『えっ?』

そしてボクを縛っていたロープが
急にバラバラになった事にこの場の全員が驚いていた

「お前っ何をしやがった!?」

そして直ぐに意識を取り戻した1人が
ボクに銃を向けてそう言ってきた

まぁそれは置いておいて
ボクは辺りの気を感じて誘拐犯の数を数えた
(この場に4人……外に2人で計6人か……)

そして『どうしようか?』と悩んでいると
目の前の男がボクが何も答えなかった事に苛立ったのか
その手に持つ銃の引き金を引いた……

すると『パンッ』と言う音が鳴り響き
ボクの右肩付近の服に少し穴が空いてしまった

「「「ツバサ(ちゃん)!?」」」

みんなはボクが撃たれた事に対して心配しているけど
まぁ特に問題もないのでボクは前へと歩き出し
確かに銃で撃ったはずなのに
平然としている事に驚いている男の鳩尾を殴り気絶させた

そしてボクが目の前の男を殴り倒した事により
他の誘拐犯の人達も懐から銃やナイフを取り出して
その内ナイフを持った2人が斬りかかってきたので
その手に持つナイフを回し蹴りの要領で横へと蹴り飛ばして
さらにそのまま回転し、さらに追撃で薙ぎ払うように脇腹に蹴りを入れて
そのまま蹴り飛ばす事によってその横に居た男も一緒に吹き飛んだ

そして残った最後の1人の方へと視線を向けると

「う、動くな!! 動いたらコイツを撃ち殺すぞ!!」

誘拐犯の最後の1人は未だに眠っているすずかに対して
手に持った銃を突きつけてそう言って来たけど

「ねぇ、フェイトちゃん……あれって水鉄砲だよね?」
「うん、私もそう思うよ」
「いつの間に変わったんだろうねー最初見た時は本物っぽかったのに」

なのは達の話を言う通り
誘拐犯が手に持っている銃が
最初は黒い本物の銃火器だったのに
今は薄緑がかった透明色で中には水が入っているのがわかる
しかし誘拐犯の男はそれに気付いていないのか
そのまますずかに水鉄砲を向けたままボクを脅しに来ているのだ

ボクが呆れて見ていると
それを自身の脅しが効いたからだと勘違いした男は

「よ、よし…そのままじっとしていろよ」

そう言って水鉄砲をボクの方に向けて引き金を引いた
すると当然のように銃口からは水が飛び出し
それは男からまぁまぁ距離があったボクの位置までは届かずに
大体ボクと男の中間ぐらいで発射された水は落ちていった

「「「「………………」」」」

そして流れる静寂……

するとその静寂を断ち切るかのように
倉庫の扉が勢いよく開かれて

「なのは大丈夫か!!」
「すずかお嬢様助けに参りました!!」

恭也さんと月村家のメイドであるノエルさんが入ってきた
外では士郎さんと月村家のもう1人のメイドのファリンさんが
外にいた誘拐犯の2人を拘束しているみたいだ

そして入ってきた2人が見たのは
縛られて動けない状態になっているなのは達と
ボクの手によって気絶している3人の男と
水鉄砲をボクに向けて水を飛ばしている犯人の男だ

「なのは達が縛られているのはわかる……
ツバサちゃんが誘拐犯の3人を気絶させたってのも見ればわかる……
だけど……残った男は何で水鉄砲何か撃ってるんだ?」

恭也さんの疑問の声を聞いて一番に動いたのは誘拐犯の男だった

「はぁ!? 何で俺の銃が水鉄砲に変わってるんだ!?」

これを聞いた恭也さんとノエルさんは『何言ってんだコイツ』的な顔で誘拐犯を見ていて
なのは達は『絶対にツバサちゃんがやったんだろうなぁ』的な顔でボクを見ていた

取り敢えずボクはなのは達の方を向いて

「みっしょん…こんぷりーと……」(・・)b

サムズアップを決めた

そして残った誘拐犯は少しの抵抗も虚しく
恭也達の手によって拘束されて
他の誘拐犯の男達と共に警察に連れて行かれた

その後、士郎さんからはお礼を言われたりしたけど
恭也さんはボクの方を軽く睨んでいたような気がする

そしてアリサとすずかはまだ目覚めていないので
そのままノエルさんとファリンさんが車で家へと連れて帰り
なのはも士郎さん達と一緒に帰っていった

そして残ったボクとフェイトとアリシアも
一緒に家へと帰宅した……転移魔法を使って…… 
 

 
後書き
夏休み終了!!
そして新学期開始!!

したのだけど特に書くこと無かったせいで
文字数稼ぎと言う理由で誘拐事件が∑(・・;)

ちなみにこの事件の犯人は身代金目的です。
月村家・バニングス家は皆も知っている通りにお金持ちですし
高町家も家に道場を持つぐらいですから普通の家庭よりは持っているかと
ツバサ・フェイト・アリシアはついでのような感じで捕まりました。

士郎さん達がやってきたのは
誘拐犯の1人が身代金の受け渡し場所に
普通にこの倉庫を選んだからですw

ツバサが誘拐犯の銃を水鉄砲に変えたのは
誘拐犯がすずかに銃を向けた瞬間です。
すり替えた方法は……
ワンピースにトイトイの実とか言う対象をおもちゃにする能力があったから
それなんかどうでしょうw

またはツバサが時間を止めて誘拐犯の手に持つ銃を取り
代わりにデバイスの収納領域に何故か入っていた水鉄砲を持たせたって所か……

そう言えばツバサの弱点『水』だから
水鉄砲って普通の銃より当たると危険なんだよねーw

では次回は……まだ何も書いてないw
さぁ頑張って何書くか考えよう!!

9月……10月……運動会か…ハロウィンか……
それともそう言うのは飛ばして原作開始させるか……

では次回『????』
未定だからタイトルも不明だぜ!! 
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