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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)

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デバイス!ゲットだぜ!

さて、なのはが魔法少女になるのを見届けた俺だが、只今思考中だ。

何を考えているか?それはズバリデバイスについてだ

蒼也のデバイス、セイバーを見せてもらってもさっぱり分からん

外装とかは直ぐに作れる…問題は内部構造だ

どうやって作られているかさえ解れば、即行で作っている

やっぱり此処は………

「ゼウスエモーン!!」

「どうしたんだい?ユウジ君」

「ゼウスエモン!デバイスが欲しいよ~!」

「しょうがないな…ユウジ専用デバイス~!」

「おお!」

「これは君に最大限会わせるように創った君専用デバイスだ
君の要望に応え、即座に実行に移してくれる…
君にしか使えないデバイスなんだ!」

「おお!」

「じゃあ俺はここで……」

「あぁ、ありがとな」

「良いってことよ」

「「……………………………」」

「どした?」

「いや、何か展開が読めなかった……」

「今の人は一体………」

「まあ、あれだ、気にすんな」

「そうだね…うん、何もなかったよ」

「良いのでしょうか……」

「所でそのデバイス、名前とか決めないのか?」

「そうですね、せっかく貰ったのですから名前をあげないと」

『どうせなら、カッコいい名前にしてあげれば如何ですか?』

「そうだね!どうする?ユウジ」

「あー……そうだなー……………………………………………………………
…………「長い!長すぎるよ!?」よし、ウルト「却下!!」
何ぃ………」

「もっとましなのはないの!?」

「つってもなぁ」

『神話などに基づくと言うのはどうでしょう?』

「………ルナライトソード……かな…イメージとしては」

「イメージ?」

「あぁ、俺が昔使ってた愛着のある双剣の片翼だ」

「へぇ~、じゃあ名前はそれに?

「いや、…ふむ、ドラグリクスだ…よし、決めた、お前の名前はドラグリクスだ」

『登録完了、正式名称ドラグリクス、愛称はどうなさいますか?』

「そうだな、『ラクス』で」

『了解、ドラグリクス、愛称ラクスで登録、以降よろしくお願いします』

「ストレージか?」

『その様ですね』

「私はてっきりインテリジェントだと思いました」

「何でも良いんだよ、力になってくれればそれで」

深夜はどんどん時間を貪り……

「あの……もう2時ですが……」

「え………」

「ドンマイ、蒼也」

「何でユウジは余裕そうなんだよ!」

「いや、起きれるし、実質一年間寝なかった事も有ったしな」

「一年!?いや、しかしまぁ、じゃなくて!寝ないと!じゃあお休み!」

「寝坊確定だな」

「ですね」

「さて、俺も寝るかな」

「分かりました、お休みなさい、ユウジ」

「あぁ、お休み…………心配なのは分かるが、無理はするなよ?俺がいる…
お前の願い、叶えてみせるからな」

「!…………ありがとうございます…マイマスター」

「おぅ、お休みな」

「ありがとうございます……本当に………」

二階に上がっていったユウジに、リニスは呟く…

届いてないとは分かりながらも、言わずには居られなかった





翌朝、蒼也が寝坊&遅刻したのは言うまでもない 
 

 
後書き
デバイスの名前考えるのに時間かかりました

今回も短いですが、次回はその分長くなります

ではまた 
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