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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡

作者:紺碧の海
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第88話 ナツVSフェアリー  

 
前書き
呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーーーン!!07です!!
今回はナツ&ハッピー&フレイの対決!!3人はフェアリーにリベンジできるのか!?
途中で目線が変わります。最初はナツ目線でいきますよ~!
それでは、第88話・・・スタート!! 

 
ナ「どこだーーー!!変なやつーーー!!」

俺はずっと叫び続けていた。さっきからマヤの事が頭から離れねぇ。その時、

フェ「相変わらず火竜(サラマンダー)は元気だねぇ~♪」

満面の笑みの変なやつが俺たちの後ろにいた。

フェ「だぁ~かぁ~らぁ~、変なやつじゃない~!!私はフェアリーだよぉ~♪」

ハ「ナツ、フレイ、やっぱり変なやつだよ。」

ナ「俺もそう思うぞ。」

フ「俺もだ。」

変なやつが口を尖らす。俺はそんなの無視して、

ナ「マヤはどこにいるっ!!」

フェ「飛行船の中でぇ~、マスターと一緒にいると思うよぉ~♪」

フ「お前たちの企みは何だっ!!」

フレイが人間の姿になって言う。

フェ「マスターの願いを叶えるため、私はそれだけの理由だよぉ~♪」

こいつの口調にだんだん腹が立ってきたっ!!

フェ「さぁて、今度は私に勝てるかなぁ~?」

俺の手は炎を纏い、フレイの手には熱気がたまり、ハッピーはどこからか拾ってきた木の棒を持って構え、変なやつは青色の鍵を取り出す。先手をきったのはもちろん、

ナ「火竜の・・・鉄拳ッ!!」

俺だぁーーーーーっ!!

フェ「開門!水人魚の妖精、アクア!!」

青色の魔法陣から魚人間が現れて、俺の攻撃を防ぐ。

フ「ファイアメイク、花火ッ!!(ファイアフラワー)」

俺の背後で攻撃のチャンスを待ち構えていたフレイが変なやつに攻撃を仕掛ける・・・が、変なやつは赤色の鍵を取り出すと、

フェ「開門!火炎の妖精、ファイア!!」

赤色の魔法陣から髪の毛が燃え盛る炎のように逆立った男が現れた。

ファ「火炎拳!!」

フレイと互角だった。

フェ「ファイア閉門。」

すぐに炎男を閉じた。すると、黄色い鍵を取り出すと、

フェ「開門!雷光の妖精、サンダー!!」

黄色い魔法陣から体全身から電撃が流れている男が現れた。

ハ「あの雷のやつに当たったら、黒こげだよっ!!」

フェ「猫ちゃんの言うとおりぃ~♪さぁ、どうゆう手段に入るのぉ~?」

フ「こりゃあ作戦を考えて戦わねぇと、まずいぞ・・・」

ナ「作戦なんて必要ねぇ。」

ハ&フ「えっ?」

俺はもちろん、

ナ「突撃攻撃だーーー!!!」

ハ&フ「えぇーーーーーーーーーーっ!!?」

名付けて、作戦TKだっ!!

フェ「なるほどぉ~♪突撃のTに、攻撃のKを合体させたんだねぇ~♪以外にネーミングセンスあるんだねぇ~♪」

ハ&フ「納得してどうするっ!?」

おぉ!ハッピーとフレイが突っ込んだっ!!ルーシィがいたら絶対に突っ込むな。まぁそんな事は置いといて、

ナ「火竜の・・・翼撃ッ!!」

ア「津波ッ!!(タイドゥールウェイヴ)」

前と同じ手にはのらねぇぞ。俺は魚人間の攻撃をひょいっとかわし、変なやつに攻撃しようとするが、

サ「稲妻。」

ナ「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」

ハ「ナツ!!」

フ「だから作戦たてようって言ったんだよ・・・」

そ、そうだ・・・雷男が、いる、事を、すっかり忘れていた・・・

フェ「やっぱり、火竜(サラマンダー)はバカだねぇ~♪」

ナ「んだとごらぁっ!!」

変なやつにバカって言われたくねぇよっ!!すると変なやつは銀色の鍵を取り出して、

フェ「開門!飛鳥の妖精、ウィング!!」

銀色の魔法陣から鳥人間が現れた。

フ「いっきに3体の妖精を・・・」

ハ「こいつ、どれだけ魔力があるんだ?」

変なやつなのに結構強いやつなんだな。

フェ「だぁ~かぁ~らぁ~!!変なやつじゃな~い!!フェアリ~もう怒ったよぉ~!!」

全く怖くねぇ。エルザやユモの方が何千倍もこえ~!!

フェ「ウィング、こいつら吹き飛ばしちゃってぇ~!!」

ウィ「了解しました。」

鳥人間は空を飛び、空中で翼を広げると、

ウィ「竜巻!!(トルネード)」

空中に小さな竜巻ができ、それがどんどんでかくなって、俺たちの方に接近してくるっ!!

フ「ハッピー!ナツを頼む!!」

ハ「あいさーーー!!」

俺はハッピーに摑まれ、フレイはいったん鳥の姿に戻り飛んで竜巻を回避した。

ナ「サンキュー、ハッピー。」

ハ「あい!」

フ「あんなのに巻き込まれたら大変な事になってたぜ。」

俺たちは地面に下りる。

フェ「あ~あ~、せっかく当たると思ったのにぃ~!アクア、サンダー、ウィング、閉門。」

魚人間と雷男と鳥人間を閉門した。次はどんなやつが来るんだ?燃えてきたぞーーー!!すると、変なやつは黒い鍵を取り出した。趣味悪ィなぁ・・・

フェ「開門!闇夜の妖精、ダーク!!」

黒い魔法陣から黒いマントを羽織った男かも女かも分からないやつが出てきた。てか、こいつ本当に妖精か?

フェ「ダーク、こいつ等を消し飛ばしてぇ~♪」

怖い事笑顔で言うなよ・・・ユモみたいだぞ・・・

ダ「・・・闇の交響曲・・・(ダークシンフォニー)」

真っ黒野朗が言った瞬間、辺りが真っ黒な光に包まれた。

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フェ「どぉ~?ダークの力、すごいでしょぉ~♪」

フェアリーが満面の笑みで言う。俺たちは真っ黒野朗の魔法で地面に突っ伏した状態だった。

ハ「な・・・何なんだ、今の魔法・・・」

フ「魔力が、削られた・・・?」

よ、よくわかんねぇけど・・・かなりやばい状況に陥ってる。

フェ「これで私の勝ちは決まったのも当然だねぇ~♪」

ナ「・・・か、勝手に、決めんじゃねぇぞ・・・」

俺はよろよろと立ち上がる。後ろでハッピーとフレイも立ち上がる。

フェ「まだ立つのぉ~?無理しない方がいいよぉ~♪それともぉ~、このままダークに殺されたいのかなぁ~?」

そんな発言、笑顔で言うな・・・

ナ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」

フェ「だぁ~かぁ~らぁ~、無理しない方がいいよぉ~♪動物姫(アニマルプリンセス)のためにそんなに頑張らなくてもいいと思うよぉ~♪見捨てればいいじゃ~ん♪」

ブチッ!!俺の中で何かが引き千切られた。

ナ「・・・・・った・・・?」

フェ「ん~?よく聞こえないなぁ~♪」

ナ「今何つったって聞いてんだっ!!!」

俺の体から炎が噴出す。

フェ「えぇ!!こいつ、魔力が上がってるぅ~!?」

俺は変なやつの方に歩み寄りながら言う。

ナ「マヤは、俺たちの仲間だ。俺たちの家族の1人だっ!!見捨てればいいだと?あぁ!!!マヤは大切な仲間だっ!!!ハッピーもフレイも、ルーシィもリョウも、グレイもユモも、エルザもショールも、ウェンディとトーヤとシャルルも、ギルド全員が俺たちの仲間だっ!!!お前等は、俺たちの仲間を何人も傷つけたっ!!!仲間を傷つけるやつは、誰であろうが何だろうが、俺がぜってぇ~に許さねぇっ!!!!!」

俺は体全身に炎を纏う。

フェ「ダーク、あいつを、今度こそ消し飛ばせぇ~!!」

ダ「・・・闇の迷宮・・・(ダークラビリンス)」

ナ「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!火竜の・・・剣角ッ!!」

真っ黒野朗は吹っ飛び、そして消える。

フェ「そんな・・・!ダークを一撃で・・・!!」

驚いて1歩ずつ俺から遠ざかる。

ナ「次は・・・お前だぁぁぁぁぁ!!!」

俺は変なやつに突進していき、

ナ「滅竜奥義・・・」

ハ&フ「いっけーーーーー!!ナツッ!!!」

ナ「紅蓮爆炎刃ッ!!!」

フェ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

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変なやつはその場で倒れちまった。俺は膝から崩れ落ち、前に倒れる。

ハ「ナツゥ~!!」

フ「おい!しっかりしろ!!」

ハッピーとフレイが駆けつけて来た。

ナ「・・・さ、さすがに、もう動けねぇや・・・」

フ「ったく、やりすぎにも程があるぞ。」

ハ「あい!それがナツです!!」

俺は自然と笑顔になっていた。

ハ「それにしても、今の戦い、マヤが見てたらますますでぇきてるぅ~だったのにね。」

フ「だな。」

ナ「変な事言うんじゃねぇ!!いてて・・・」

あの真っ黒野朗の魔法で、かなり魔力削っちまったからな・・・

フ「そんな体じゃマヤを助けるのは無理だな。待機所に行こう。ハッピー、ナツを頼む。」

ハ「あい!」

俺は歩けねぇから、ハッピーと飛んで待機所に向かう。

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           『ここからマヤ目線で書いていきます。』

フェ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

飛行船内部に悲鳴が響き渡る。変なやつで5回目だよ・・・今までにもウォーターってゆう人や、ファイターってゆう人や、ソードってゆう人が同じ事をされた。すると、必ず全員が第2号としてレベルが上がる。その証拠に、全員の目が赤い。たった今変なやつも終わった。もちろん、変なやつの目も赤く光っている。

ビー「ファイター、ウォーター、ソード、スパイダー、フェアリー、お前たちは今度は第2号となって、ハエ共を潰せっ!!」

マ&ビー以外「了解しました。マスタービーム。」

そう言うと、全員バラバラになり、別々の部屋に行った。残ったのは私とビームだけになった。てゆうか、こいつと2人きりって、一番嫌なんだけど・・・

ビー「どうだ?素晴らしいだろ。」

ビームが得意げに言ってくる。

マ「どこが?強制的にやってるだけじゃない。」

ビー「あいつ等が望んだ事なんだ。私にずっと従えるとな。」

マ「あんたが無理矢理言わせたんじゃないの?」

ビー「俺は君にも、あいつ等にもそんな嘘はつかないよ。」

私にも?どうゆう意味?

ビー「まだ分からないのか?マヤ。」

ビームは被っていた黒い帽子を取った。私は目を見開いた。

マ「!!!な・・・何で、ここに・・・」

声が震えているのは自分でもすぐに分かった。

ビー「その理由はいつか話す。さぁ、お前の番だよ。そこに座れ。」

私は手足を縄で縛られたまま、無理矢理歩かされて無理矢理イスに座らされる。変なやつたちも、この変な機械のせいで・・・!!そう思っていると、頭に色とりどりのコードが付いたヘルメットのようなものを被された。

ビー「さぁ、お前の本当の力を見せてくれっ!!」

見せるわけないじゃんっ!!

マ「私はあんたの操り人形になんか絶対にならないからっ!!!」

ビー「やれやれ。随分と性格が変わったな。」

私はビームから目を逸らした。

マ「何も、知らないくせに・・・勝手な事言うなっ!!」

拳を硬く握り締める。

マ「あんたと、あいつのせいで、私は、私は・・・!」

涙が出そうになったけど、必死に堪えた。こんな頭が腐った牛乳と同じやつの前で泣くわけにはいかない・・・!!

ビー「酷い例え方だな・・・お前があいつと呼んでいる者は、4年前に帰らぬ人となった。」

マ「!!!???」

言葉を失った。

マ「・・・ほ、本当に・・・?」

ビー「あぁ。」

私の頬を何かが伝った。

ビー「・・・大丈夫だ。お前も俺も、もう少しで会える・・・」

・・・はぁ?ますます意味が分からなくなってきた。

ビー「さて、始めるとしよう。マヤ・ララルド、不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)発動の時だっ!!!」

発動なんかさせるかぁ!!私はもう一度拳を硬く握り締め、目を固く閉じた。

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           『ここからソード目線で書いていきます。』

マ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

動物姫(アニマルプリンセス)の悲鳴がここまで聞こえる。私は自分の耳を塞いでその場にしゃがみ込む。ついに始まったんだ・・・!!私はあの機械で操られているものの、一時的に正常でいれる事が出来る。これはスパイダーも一緒。私とスパイダーは同じ街出身で同じ日にマスターに拾われた。いつも一緒にいたせいか、スパイダーは私の事を「ソード姉貴」と呼んでいる。まぁ、こんなどうでもいい話は置いといて、私とスパイダーはマスターと何年も一緒にいるに連れて、警戒心が現れてきた。でも、ファイターとウォーターとフェアリーは違う。マスターを心の底から信頼しているんだ。このままじゃ、動物姫は・・・!!

ソ「グレイ・フルバスターと、ユモス・クオリナは、伝えてくれたかな?」

・・・きっと、大丈夫だ。あの2人は光の者だから・・・その時、

ソ「うっ・・・!」

時間切れだ・・・!!私は操りによって正常な心を支配された。 
 

 
後書き
第88話終了!!
ついに始まってしまった不死鳥の欲望発動作戦!!マヤの運命は!?
次回は災いの天使の飛行船に乗り込む最強チーム!!そこで彼らを待ち受けていたのは・・・!!
次回見逃したらいけないよ!! 
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