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バカとテストと召喚獣ing

作者:SAKUMI
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22限目 吉井のいない文月学園

 
前書き
二章はじめマース。よろしくお願いします

 

 
吉井が海外へ行って約半年が経っていた。文月学園では清涼祭という学園祭が開かれる。この学園は試験召喚戦争などの特殊なシステムを採用していることもあって毎年多くの来場者が賑わいを見せる。生徒たちもそれに答えるべく奮起して準備に励むのであった。
その頃Aクラス(元Fクラス)の坂本たちは・・・

「雄二、、、、どう?」
「別に、、似合ってるんじゃないか?」
「、、、なら私の顔見て言って」
「だったらこの鎖を解いてくれ翔子」
「雄二をしっかり監督しないと」
「助けてくれーー秀吉・・・?可愛いな」
ビクッ!!!
雄二は再び霧島から処刑された
「ひーでーよーし?」
「なんじゃ?姉上?」
「あんた!何でウエディングドレスなんて着てるのかしら?男子はあれでしょ?」
「わしもわからんのじゃ。」
「じゃあ着替えてきなさーい!!」

ブシャーーーーー
「ムッツリーニ君!!」
「これはこれでまんざらでは、、、ない」

半年前と変わらない風景である。ただしやはりいなくなって最初はかなり落ち込んでたらしい
特にFクラスのメンバーはそうとう落ち込んでいてこの文化祭も学園長の提案がなければ恐らく参加しなかっただろう。

文化祭前

「学園祭の出し物決まってないのはお前たちだけだ」
「俺はパス。翔子たちでやってくれ」
「坂本、いい加減立ち直れよ」
「でもよぉ西村先生、さすがにむりじゃ」
「これを期に利益を出して海外に居る吉井に会いに行けばいいだろう」
という学園長の提案(言ったのは鉄人だが)で坂本たちは今までにないやる気を燃やしていたのだ

「よし!なにが何でも売り上げて明久をボコりに行くぞ!!」
「何をするの?いっぱい売り上げるなら、、、うーん、、、喫茶は?」
「いいですね!私いっぱい作ります!!」
ビクッ!!
ダメだ!姫路の料理はもう兵器だ。絶対に喫茶に出すわけには・・・
「ひ、姫路たちは受付をしてくれ」
「うむ、キッチンはムッツリーニがするから」
「・・・・任せてくれ」
「どうしたの?雄二?動揺してるけど」
「し、してる・・わけ・・ないだろ・・なぁ秀吉」
「う、うむそうじゃ。おぬしらは受付をしてくれ」
3人が必死になるだろう。もし、姫路の手料理が店に出れば死人が出る事間違いないだろう。明久に会うためにはそれだけは何としても阻止しなければならなかった

ウエイター 霧島、姫路、工藤、木下姉妹
シェフ 土屋、島田、坂本

「そんじゃあ行くか!!」


「坂本君たちが元気になってよかったですね、学園長」
「まぁね、元気がなくて退屈だったからねぇ」
「それほど吉井の存在が大きいって事でしょう」
「それより高橋先生?あいつたち何をするんだい?」
「えっとウエディング喫茶ですね」
「無事稼いで行けると良いんだけどね」

まだ誰も知らなかった。その学園祭に密かに黒い影が忍び寄っていることに・・・そしてそれが学園全体を巻き込む大事件になることなど誰も知らなかった


「ウエディング喫茶へようこそ」
 
 

 
後書き
二章始まりました。前章と少し書き方を変えてみました。それに関することなど何でも良いので感想、アドバイス、意見まってマース

 
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