FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
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第76話 S級魔道士昇格試験!!
前書き
はいはいはぁ~い!07で~す!
今回はあの男が帰ってきた!!そして、ついにこのときが来たーーーーー!!!
マヤ目線で書いていきますよ。
それでは、第76話・・・スタート!!
朝っぱらからビールの入ったコップを持ってがやがやわいわいと騒いでるいつもの妖精の尻尾に、
ウォ「みんなぁーーーーーーーーーーーーーー!!!」
ウォーレンの大声にみんなの視線がウォーレンの方に向けられる。
マカ「どうしたんじゃウォーレン?そんなに慌てて。」
いつものまぁ~ったりとした口調でマスターがウォーレンに問う。ウォーレンは微かに震えていた。でも、その震えは恐怖でも悔しそうでもない。嬉しくてウォーレンは震えている。そして、両手の拳を握り締め、その握った拳を空に高く上げると、
ウォ「ギルダーツが・・・ギルダーツが帰って来たぞーーーーーっ!!」
天に届くくらいのでかい声で叫んだ。
全「おぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
今度は宇宙の果てまで届くくらいの大歓声が上がる。それはさっきまでのがやがやわいわいと騒いでる妖精の尻尾の魔道士じゃないのは一目で分かった。
マ「何でみんな騒いでるの?」
とゆうか、今までも騒いでいたんだけど。
ウェ「ギルダーツさんが帰ってくるんですよ。」
ギルダーツ?誰それ?私の頭の中に?がポンポンポンと次々に浮かび上がる。
ル「みんながいつもオヤジって言ってる人よ。」
あ~、そういえば・・・
ショ「そのギルダーツって人がどうしたんだ?」
エ「ギルダーツが帰って来たとゆう事は、そろそろ『あれ』が始まるって事だ。」
ユ「『あれ』って?」
その時、ゴーーーン、ゴーーーン、ゴーーーン。
フ「何だ、この音は?」
ト「鐘の音・・・ですか?」
すると今度は、
『マグノリアをギルダーツシフトに変えます。街民のみなさん!速やかに所定の位置へ!繰り返します・・・』
空飛ぶメガホンがマグノリアの街を飛びながら繰り返す。てか、ギルダーツシフトって?
グ「お前等、外見てみろよ。」
グレイに言われて窓から外を見ると・・・
マ&ユ&ショ&ト&フ「えぇーーーーーーーーーーーーー!!!??」
マ、マママ、マグノリアの街が・・・割れたーーーーー!!!どどどどどどどうなってるの!?
ル「少し落ち着きなさいよ。」
ナ「ギルダーツ、帰ってきたら俺と勝負だぁーーー!!!」
ナツが燃えている・・・すると、港からギルドまで続く1本道を歩いてくる人がいた。
エ「あいつがギルダーツだ。ギルドでマスターの次に最強の男だ。」
マ「えぇっ!?そうなのぉっ!?」
ただのおじさんにしか見えないんだけど。
シャ「あの男の魔法はクラッシュってゆうどんなものでも粉々に砕いちゃう魔法なの。放っておいたら、街まで砕いちゃう事があるのよ。」
ユ「そんなすごい人がいたんだ・・・」
シャ「すごいんじゃなくて、すごいバカなのよ。」
フ「あのおっさん、グレイとユモ以上に鈍感なんじゃねぇか?」
言われてみればそうかも!!もう一度外を見ると、茶髪のオールバックの髪型に裾がボロボロの黒いマントを羽織ったおじさん。うん、何度見てもどこにでもいる普通のおじさんにしか見えないのは私だけかな?そんな事を思っている私の頭をコツンッ!と軽くカナが叩いてきた。
マ「痛ッ!」
カ「こらこら。そんなにギルダーツを甘く見てると怖いよ。」
カナが両手で抱えている酒樽に入ってる酒をグビグビ飲みながら答える。
リョ「ギルダーツ・クライヴ。あの人はカナの父親だ。」
マ「えぇーーーーーっ!?似てなーーーーーいっ!!!」
ル「驚くのそこじゃないでしょっ!?」
ルーシィの突っ込みはあえてスルーしよう。とゆうか、
ショ「何でリョウがあのギルダーツって人の事知ってるんだ?お前だって、あの人に会うのは初めてだろ?」
私が聞きたかった事と同じ事をショールがリョウに聞いてくれた。
リョ「いろいろわけがあるんだよ。」
それ答えになってないよ~。
グ「今年こそは必ずなってやるぜ。」
ユ「何に?」
ナ「何言ってんだグレイ!お前にはまだ早いんだよ!!」
グ「お前の方が10年も早いんだよ!!」
ト「えぇっと・・・話の内容がわかっていないのは僕だけでしょうか?」
フ「トーヤ、俺も分かってないから大丈夫だ。」
どうやら私とフレイ、ユモ、ショール、トーヤ以外のみんなは何の事かすでに分かってるみたい。その時、ギルドのドアが開いて、さっきのおじさんが入って来た。
ギ「よぉ!久しぶりだな。」
全「おかえりーーーーーーーーー!!ギルダーツ!!!」
ナ「ギルダーツ!!俺と勝負し・・・ふぎゃっ!!」
マ「ナツ!?」
ハ「終了ーーーーー!!」
ナツが瞬殺されたーーー!!エルザの他にもいたんだ・・・
ナ「やっぱすげーや、ギルダーツは。」
でも、なんかうれしそうだからいっか。ギルダーツって人はマスターのところに行くと、
ギ「よぉ、マスター。元気そうだな。」
マカ「お前もな。相変わらずじゃの~ギルダーツは。」
ギ「マスターもだろ。ところで、俺がここに呼び出されたって事は、『あれ』か?」
マカ「『あれ』じゃ。」
さっきから会話に出て来る『あれ』何?
ギ「今年は何も問題なくできるといいんだけどよ。」
マカ「きっと大丈夫じゃろ。」
ギ「だといいんだけどよ・・・そういえばよ、新人が6人も来たんだって?かなり個性的なやつ等なんだろ?」
マカ「もう情報入手しておったか。ほれ、ナツやルーシィの近くにいるあいつ等じゃ。」
マスターはそうゆうと私たちの方に顔を向けた。ギルダーツって人がこっちに歩いてくる。
ギ「よぉ!俺の事知ってるか?」
親しみやすい笑顔で私たちの事を見下ろす。私はギルダーツに笑い返すと、
マ「知ってるよ!!みんながオヤジって呼んでいる人でしょ。」
私は前から知ってたみたいに手軽に話しかける。
ギ「ハハハハハ!随分元気なやつが入ったな。で、お前は・・・」
マ「私はマヤ!!よろしくね、ギルダーツ!!」
ギ「おぅ!よろしくな。で、お前がリョウか。」
あれ?ギルダーツもリョウの事知ってるの?
リョ「今回はよろしくな。」
ギ「あぁ。」
リョウとギルダーツが握手を交わす。この2人、どうゆう関係ですか?リョウと握手を交わした後、ギルダーツは視線をユモに移す。
ギ「で、あんたは・・・」
ユ「あ、ユモスです。初めまして。」
ユモったら、緊張してる。普通に話しかければいいのに。
ル「ユモはあんたみたいな性格じゃないから・・・」
私とルーシィ会話を聞いてたのか、ギルダーツの反応は、
ギ「おっ!お前があの格闘技の名手って呼ばれてるユモか!!俺はてっきり体格のいい男かと思ったぜ。今度俺と勝負してみねぇか?」
ユ「えぇっ!!!」
ユモすごっ!!初対面のおじさんに勝負挑まれてる!!!今度はショールに視線を移す。
ギ「んで、お前は確か、以前有名だったマジシャンの・・・」
ショ「ショール・ミリオンです。よろしくお願いします。」
ショール、口調は冷静だけど、手と足が震えているよ。
ギ「よろしくな。で、お前は・・・ん!?」
ショールからトーヤに視線を移した時、ギルダーツの右眉がぴくっと上に上がった。
ト「あわわわわわ・・・えぇっと・・・ぼぼぼぼ僕、トトトトトーヤと、言います・・・」
ウェ「トーヤさん落ち着いて下さい!」
シャ「緊張しすぎでしょ!!」
ギ「よろしくな。えぇっと・・・」
トーヤから視線を移したギルダーツはかなり困ってるみたい。そりゃそうだよね。目の前にいるのが赤い鳥なんだから。
ギ「鳥・・・か?」
フ「まぁ、鳥人間のフレイとでも思ってくれ。」
するとフレイは人間の姿になった。
ギ「おぉ!こりゃあ驚いたぜ。よろしくなフライ。」
フ「俺はフレイだ!!揚げ物じゃねぇよ!!」
おぉ!!ギルダーツなかなかやるね!!その時、
エ「みんな、ステージの前に集まってくれ。」
エルザがみんなに呼びかける。
ル「いよいよね。」
ナ「あぁ。燃えてきたーーー!!」
ハ「あいっ!!」
私とフレイとユモとショールとトーヤ以外は盛り上がってるけど、私たちはさっぱり。すると、ステージの上にマスター、エルザ、ミラ、ラクサス、リョウ、ギルダーツがいて、
マカ「これより、S級魔道士昇格試験の試験会場と出場者を発表するっ!!」
マ&ユ&ショ&ト&フ以外「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
えぇぇぇぇぇっ!!!S級って、あのS級!?みんなこれを楽しみにしてたんだ・・・
マカ「今年の試験会場は、妖精の尻尾の初代マスター、メイビス・ヴァーミリオンの出身地、リグリション島じゃっ!!」
リグリション島?
エ「街からずっと北へ渡ったところにある島だ。もう誰も住んでいないがな。」
すると、空中に魔水晶(ラクリマ)の映像が映し出される。海に浮かんだ5角形の形をした島が映っている。
ミ「これがリグリション島よ。この島は5つの都市に分かれて成り立っている島なの。昔はこの島の大都市だったオーリア。」
映像が崩壊した街に切り替わる。
リョ「全体が木で覆われている森、ミジリョーホウ。」
映像が木々が生い茂る森に切り替わる。
ラ「一面が砂漠のカービフェン。」
映像が砂漠に切り替わる。
ギ「雪と氷の銀世界、キンユリー。」
映像が銀世界に切り替わる。
マカ「1年中噴火し続けているジャフユックとゆう火山がある、ニコホリース。」
映像が火山に切り替わり映像は消えた。
マカ「この5つの都市が合わさって成り立っているリグリション島が今年の試験会場じゃ。」
すっごーーーーーい!!!行ってみたいけど、私はS級にはまだ早いし・・・
マカ「それでは、今年の出場者を発表する!!今年の出場者は10名じゃ!!」
マカ&エ&リョ&ミ&ラ&ギ以外「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
また大歓声が上がる。
ウェ「去年より多い。」
シャ「そりゃそうよ。いっきに6人も加入してきたからね。増えるのは当然よ。」
全員が息をのむ。辺りがしーーーーーんと静まり返ったところで、マスターが1つ咳払いをすると、
マカ「最初は・・・ナツ・ドラグニル!」
ナ「おっしゃあ~!!」
ハ「あいっ!!」
ナツが両手の拳を握って口から炎を噴出す。
マカ「グレイ・フルバスター!」
グ「当然だ。」
グレイが口角を上げる。
マカ「ガジル・レッドフォックス!」
ガ「ギヒ。」
パ「やったな。」
ガジルが特徴的な笑い方をする。この3人は当然だね。そして、
マカ「カナ・アルベローナ!」
カ「今年こそは!!」
カナが右手の拳を硬く握り締める。
マカ「エルフマン・ストラウス!」
エル「漢だーーーーー!!!」
口癖の「漢だーーー!」を叫びながら右手の拳を高く突き上げた。
マカ「ジュビア・ロクサー!」
ジュ「え?ジュビアも?」
以外だったのか、軽く目を見開く。
マカ「フリード・ジャスティーン!」
フリ「やはりな。」
グレイと同様口角を上げる。次々に名前を呼ばれてS級魔道士昇格試験に参加する妖精の魔道士たち。残り3人・・・!!
マカ「ユモス・クオリナ!」
ユ「えっ?」
青い澄んだ垂れ目を見開く。
マカ「ショール・ミリオン!」
ショ「はっ?」
鮮血のような赤い吊り目を見開いく。ショール、開いた口が塞がってないよ。
マカ「最後は・・・マヤ・ララルド!」
マ「・・・ほえ?」
オレンジ色の大きな瞳を更に大きく見開く。口からは変な声が出た。そして、
マ&ユ&ショ「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
3人一斉に驚嘆の声を上げる。
マカ「この10人が今回の・・・」
マ「ちょっと待ったーーーーーーーーーーーーー!!!」
マスターの言葉を無理矢理遮る。
マカ「な、何じゃマヤ。」
「何じゃ」じゃないよっ!!
ショ「何で俺が選ばれてるんですかっ!?」
マカ「お前の強さをエルザとミラが認めておる。」
マスターは後ろに立っているエルザとミラの事を顎で示す。
ミ「だってショール、強いじゃない。」
エ「お前は頭も冴えているからな。」
ミラはいつもの笑顔で平然と答え、エルザは腰に手を当てながら答える。2人の言ってる事は正論。ショールは選ばれて当然だよ。
ユ「私はショールみたいな才能はないし、強くもないです!!」
いやいやいや、ユモは十分強いよ・・・てゆうか、自覚なかったのぉっ!?さすがユモ。相変わらず鈍感だね~。
マカ「お前の強さと身体能力をラクサスとリョウが認めておる。」
また後ろに立っているラクサスとリョウを顎で示す。
リョ「お前の回し蹴りは痛いからな。」
ラ「女にしてはたいした身体能力だ。選んでやったんだから素直に喜べ。」
リョウが頭の後ろで手を組みながら答え、ラクサスが表情を変えずに答える。ラクサス、あんたも少しは素直になりなよ。私もユモの強さは認める!!でも、
マ「じゃあ私は!?私は強くもないし、ユモみたいに身体能力もないし、ショールみたいに頭もよくないよっ!!」
それに、ルーシィやウェンディ、他の人たちの方が私より早く加入してるし、トーヤや、他の人たちの方が強いし・・・
マカ「お前はわしが認めた。お前の心優しさを認めただけじゃ。」
・・・マスター。
ギ「俺はみんなの意見に合わせただけだ。頑張れよ。」
マカ「選ばれた者はてっぺんを目指す!選ばれなかった者は応援する!」
ル「マスターらしいわね。」
エ「出場者に選ばれた者は明日までに一緒に行くパートナーを見つける事。ただし、必ずギルドの者であること!」
ミ「そして、今回は特別ルールとして、パートナーは2人までOKよ。」
カ「へぇ~。」
エル「さすがマスター。漢だっ!!!」
エルフマン、漢ではないと思うよ・・・
ラ「出発は明日だ。」
リョ「集合場所はハルジオンの港だ。船で行くから遅刻するなよ!」
ナ「船・・・おぷ・・・」
グ「今酔ってどうすんだよ・・・」
ギ「そんじゃ解散。」
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マ&ユ&ショ「はぁ・・・・・」
解散した後、私とユモとショールは絶望的だった。テーブルに突っ伏している。
ル「何でそんなに落ち込んでるのよ?」
シャ「もっとシャキッとしなさいよっ!!」
ユ「だってぇ~・・・」
ショ「俺等ギルドに入ってからまだ1年半しか経ってないのに・・・」
マ「何で選ばれてるの~?」
しかもみんな強いし・・・私があの10人の中で一番弱いのに~!!
フ「行く前から弱音を吐くなよ。」
はぁ・・・私はまた深いため息をつく。
リョ「大丈夫だって。俺も行くのは初めてなんだぜ。」
グ「お前も来るのかっ!?」
ト「でも、リョウさんってS級魔道士でしたっけ?」
リョ「実はな、マカロフさんに「お前は聖十の1人じゃからS級魔道士並の力はあるじゃろう。よって、お前を今日からS級魔道士として認める!それと同時に、試験の審査員をやってくれ。」って頼まれちゃったんだよ。そうゆうわけで、今日から俺もS級魔道士になって、審査員として試験に参加することになったんだ。」
い、いつの間に・・・
ナ「ずるいぞじっちゃんっ!!リョウだけずるいぞっ!!」
ウェ「エルザさんも、審査員として出るんですよね?」
エ「あぁそうだ。マスターはもちろん、ラクサスとギルダーツとミラも審査員だ。」
・・・・・ますます絶望的になってきた・・・
ユ「ナツとグレイはパートナー決めたの?」
ナ「俺はもちろんハッピーだ!!」
ハ「あい!!」
グ「俺は今はいねぇけどロキだぜ。」
マ「ロキ?誰それ?パートナーはギルドの人じゃないとダメなんだよ。」
ロ「僕はまだギルドの一員だよ。」
いつの間に現れたのか、めがねをかけた・・・ってああ!!ルーシィの星霊の・・・
リョ「めがね野郎!!」
ル「じゃなくて、獅子宮のレオよ。」
へぇ~、随分変わったパートナーだね。
ウェ「フリードさんはビックスローさんがパートナーみたいです。」
エ「エルフマンはエバーグリーンがパートナーだ。」
ナ「ガジルはリリーとレビィらしいぜ。」
そっか、パートナーは2人でもいいんだ。
グ「ジュビアはリサーナだ。」
ル「カナのパートナーは私よ。」
みんな決めるの早いな・・・
シャ「とゆうか、あんたは相棒がいるじゃない。」
マ「え?あぁーーーーー!!!」
そうだ!私にはフレイとゆう相棒がいたんだ!!すっかり忘れてた!!
フ「忘れるなよ・・・俺はもちろん行くぜ!!」
マ「ヤッターーーーー!!!」
これで少し安心した。
ショ「ユモ、お前はどうする?」
ユ「私はウェンディとシャルルにしようかな?一緒に来てくれない?」
ウェ「わ、私でよかったら。」
シャ「ウェンディが行くなら私ももちろん行くわ。それに、あんたにはいろいろ世話になってるからね。」
ユ「ありがとう!!」
ユモも決まったみたい。ショールは・・・
ショ「トーヤ、いいか?」
ト「僕なんかでよろしかったら、ぜひご一緒させて下さい!」
ショ「よかったぁ~。」
ショールも決まったね。
フ「最強チームは全員試験に行くんだな。」
じゃあ、みんなライバルってこと?みんな顔を見合わせる。すると、ナツとグレイが額をぶつけ合って、
ナ「グレイ!!お前なんかに絶対に負けねぇからなっ!!」
グ「あったり前だっ!!お前こそ、予選で敗北するんじゃねぇぞっ!!」
ル「ウェンディ、お互いパートナーとして頑張ろうね。」
ウェ「はい。」
ハ「シャルル~、フレイ~、頑張ろうね。」
シャ「えぇ。」
フ「手加減はしないからな。」
エ「リョウ、もし相手がルーシィだからって手加減は禁物だぞ。」
リョ「あぁ。エルザだって、ショールの前で手抜きのバトルするなよ。」
ショ「トーヤ、よろしくな。」
ト「こちらこそ。頑張りましょうね。」
みんな笑顔だ。やっぱりライバルでも、仲間には変わりないか。
ユ「マヤ。選ばれたからには、精一杯戦おうね。」
マ「もっちろん!帰ってきたら特訓しようね。」
ユ「そ、それは勘弁・・・」
やっぱりユモとの特訓は楽しい!!
ナ「おっしゃーーーーー!!!目指せ!S級魔道士!!!」
全「おぉーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
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『ここは闇ギルド、災いの天使(ディザスタエンジェル)の本部』
?「ハエ共がS級試験に行くみたいだぜ。マスター。」
?「あの小娘は~?」
?「狙いの小娘も、S級試験に参加するみたいっすよ。」
?「試験会場はリグリション島。」
?「どうします?マスター?」
イスに腰掛けていた男が立ち上がる。
?「我々も行くぞ、リグリション島に・・・」
?全「了解!!!」
男がニヤリと不気味に笑った。
後書き
第76話終了~!!
S級魔道士昇格試験に選ばれた10人の魔道士とそのパートナーの9人と2匹と1羽の魔道士たち。
彼らが繰り広げる戦いに忍び寄る魔の手。その魔の手が狙うのは・・・!?
次回は船で試験会場、リグリション島へ!!
次回見ないといけないよ!!
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