仮面ライダー エターナルインフィニティ
しおりを利用するにはログインしてください。会員登録がまだの場合はこちらから。
ページ下へ移動
第八十七話 Brainburst(ブレインバースト)その一
第八十七話 Brainburst(ブレインバースト)
戦士達はブレインバーストに入りそれぞれの世界の姿になった、拓武は紫の欧州の欧州の甲冑を思わせる姿だ。
千百合は帽子を被った緑の小柄な魔法使い、黒雪姫は黒い騎士だ。由仁子は赤い小柄な姿であり風子は銀色の令嬢、足がある。美早は赤い獣を思わせる姿だ。
そして春雪は銀の騎士だ、その背には翼があるj。
その彼等を見てだ、オーズは言う。
「幻想的だけれどそこにね」
「違うものがありますが」
「技術か」
オーズはその姿から言う。
「ロボットの」
「そうですね、それは」
春雪自身もこう答える。
「機械ですね」
「そうだよな、何かその外見ってな」
「仮面ライダーに似てますね」
「君と黛君はな」
彼もだった、それは。
「仮面ライダーに似てるな」
「面白いな、それじゃあな」
「はい、模擬戦闘ですね」
「前も話したけれど俺は飛べるからな」
「俺もだ」
バーズである後藤も言う、伊達はオーズプロトタイプになっている。そして湊はポセイドンになっている。四人のライダー達が皆いる。
その中でだ、オーズは春雪と闘いをはじめた。そうして。
バーズは黒雪姫、プロトタイプは拓武と闘う。ポセイドンはというと。
「言っておいたからな、一切容赦はしないってな」
「ああ、もう聞いてるよ」
ポセイドンの前には由仁子がいる、彼女は既に巨大な赤いマシンに乗っている。それはまさに要塞であった。
その要塞の如きマシンの中からだ、彼女はポセイドンに言うのだ。
「あたしのミサイルは凄いからな」
「それをかわしながら」
「あたしの相手をするんだね」
こう言ってだった、由仁子は早速総攻撃めいた凄まじい量のミサイルを放つ、それは千百合達も見ている。
その中でだ、千百合はこう美早に言った。
「何かいきなりですね」
「はい、女王も本気です」
美早も二人の闘いを見ながら答える。
「それだけ一目であの方の戦闘力を見抜かれたということです」
「仮面ライダーの」
「あの方だけではありません」
ポセイドンだけでないというのだ、強いのは。
「他の方も」
「そういえば」
千百合は黒雪姫とバーズの戦いを見た、それはというと。
まさに互角だった、黒雪姫は馬で空を飛び間合いを取りつつ一撃離脱で攻めようとしていた、だがそれはだった。
バーズの間髪を入れぬ突撃でだ、それは適っていなかった。
「まさか先輩が」
「黒の女王といえどです」
「押されてはないけれど」
そこまではいっていない、だがだった。
互角だった、バーズも黒雪姫の攻撃に攻めきれていなかたt。
果敢に突撃するが黒雪姫はかわしつつ攻撃を浴びせる、さながら闘牛士の様だった。
「本当に互角ですね」
「黒の女王とあそこまで闘えるのです」
「後藤さんもですね」
「はい、普通の方ではないです」
並の戦士ではないというのだ。
「かなりの方です」
「ハルもタクも」
二人もだった、それぞれ闘っているが。
互角だった、拓武はプロトタイプと激しい接近戦を繰り広げながら言った。
「強いですね」
「伊達に生き残っていないからな」
プロトタイプも拳を繰り出し合いながら応える。
ページ上へ戻る