俺と現実とファンタジー
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part6 逃走 そして 接触
前書き
今回は、もう一人の転生者が出てきます
グレモリーさん達の出番はものすごく少ないです…
…フェニックスさん達の出番はないです……
……俺は現実逃避はあまりしない主義だ……
だから状況を冷静に分析しよう……
今俺の目の前にいるのは……
赤髪ロングの胸がでかい女(あれ邪魔じゃねぇの?)
黒いポニーテールの以下同文
金髪のイケメン(茶髪とはまた違ったベクトル、優しそう)
白髪のショートヘアのちびっ子(飛び級とかでここにいるのか?)
茶がかった黒い髪の男(なんつーか主人公っぽい)
金髪ロングの女(ものっそい大人しそう)
赤いスーツを着たホスト風の男(第一印象では判断しにくいやつだ)
あとその他もろもろ(多すぎだっての)
……といった具合か
まあ、こんな人たちが何でいるんだってのは疑問だけれど今は置いておこう……
……問題は……
全員(主人公っぽい男と金髪の子を除いて)俺に敵意ある視線を向けてるんだよな……どうしよう…
そんなことを考えていると、赤髪の女が俺に聞いてきた
「……あなたはいったい何者なの?
神器も持っていないし、
協会関係者にも見えないし……どうやって、人払いの結界や扉の封印を消したの?」
……すいません、それは俺のファンタジー無効化能力のせいだと思います……
「どうするんじゃ、翔太
下手なことを言えば即戦闘!な、雰囲気じゃぞ」
ああそうだな……ここは一つ…慎重に……
「リアス部長、こいつだ!俺の能力の全て無効化し、俺を倒した奴だ!」
うわっ!茶髪のこと忘れてた!もっと動きづらくなった!
そして主人公君と黒髪ポニーテールさん、めっちゃ睨んでるし!
「お前が、朧を傷つけた奴か!」
「私の朧君をあんな目に合わせた男……許しませんわ……」
うおぉ!?赤い篭手と雷!?なんかやばい!
…かといってここで戦うのは得策じゃないし(能力のせいで目をつけられそうだし)
こうなったら……
「シャグリイィン!」
「了解じゃ!」
テレポートだ、あばよ!
「あ!待ちやがr
「ふう……なんとか逃げ切れたな……」
「そうみたいじゃのぉ……」
俺たちは今住宅街のど真ん中にいる
住人のほとんどは寝静まり、街灯が辺りを照らしt……
「今、夜じゃねぇか……」
「本当じゃ……言われるまでなぜ、気がつかなかったんじゃ……」
「…待てよ……それじゃ、あいつらは何で夜なのに学校にいたんだ?」
「それは、あやつらが悪魔だからじゃ」
……はぁ…?
「……あいつら、人間じゃねぇの……?」
「うむ、姿形は人じゃったがな」
「これって、悪魔や天使や堕天使VS人間の物語じゃ……?」
「いや、悪魔が主役の物語じゃよ」
まじかよ
「俺が想像してた悪魔ってのは……もっとこう、化物的な…
…最初に俺を襲った奴みたいなのばっかりだと思ったけれどな……」
「偏見や思い込みは恐ろしいのぉ……
…まあそんなことより今は今夜の寝床を確保せねばな」
「シャグリーン、お前が作ればいいだろ」
「何言うとるか、お主の力で消えてしまったらどうするんじゃ」
「…そうだった……」
俺の能力って便利な時はほんと便利だけど
不便な時はとことん不便だなぁ……
しょうが無い……ここは素直に寝床を探すか……
「待て、貴様はいったい何者だ?我の知らぬ顔だな」
色々突っ込みたいが今は置いといて……
もう一人の転生者きたぁ!?
後書き
次回、また戦闘です
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