仮面ライダー エターナルインフィニティ
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第八十五話 ショッカー壊滅その十四
彼等は身構えた、そのうえで。
スサノオが再び雷を放つその瞬間にだった、その雷達をかわす様にして。
一気に突っ込む、まずは日本達が。
決死の顔でそれぞれ突っ込む、その一撃を浴びせる。
スサノオのバリアを破った、バリアはガラスの様に割れ三人の攻撃が当たった。
刀とハルバート、それにスピアがスサノオの身体を貫いていた、しかしドイツはそれに会心のものを感じることはなく。
「今だ!」
「はい!」
「それじゃあね!」
二人もそれに応え三人同時に下がる、そlして。
クウガもその右の拳に炎を宿らせる、しかも只の炎ではない。
白い、異常なまでの高温の炎で腕を覆ったうえでだった、その一撃を繰り出したのである。
正面から突進しストレートの要領で出す、炎がスサノオを包み彼にまで及ぶところで。
「よし!」
彼も下がる、そのうえでディケイドに叫ぶ。
「士!後はだ!」
「わかっている」
ディケイドも小さく頷く、そこから。
その前に彼のマシンディケイダーが来た、それに乗り言うことは。
「これならだ」
「マシンでの体当たりかよ」
「一気に倒す」
ダブルライダーからのこの攻撃でだというのだ。
「突っ込む」
「けれどそれで突っ込んでもな」
「下がれないというな」
「ああ、大丈夫なんだな」
「俺は言った通りになる男だ」
だからだというのだ。
「必ず帰る、安心しろ」
「だといいけれどな」
「行って来る」
マシンディケイダーのエンジンを入れた、そうして。
既に四人の攻撃を受けていたスサノオに突き進む、そこに一切の迷いはなかった。
スサノオに高速で突っ込み見事体当たりを浴びせる、だが。
「スサノオと拮抗していますね」
「ああ、これではだ」
スサノオの力と体当たりの力が拮抗していた、日本はそれを見てドイツに言うのだ。
「スサノオが爆発すればな」
「それで巻き込まれますね」
「もうスサノオはもたない」
それは見てわかることだった、彼は間違いなく致命傷を受けている。
しかしまだ力はありそれで拮抗している、これではなのだ。
「門矢さんはこのまま」
「死ぬぞ」
「まさに本物の特攻です」
「あいつまさか」
「言った筈だ、俺は生きる」
しかしディケイドはまだこう言う、そしてだった。
彼はここで上に大きく跳んだ、それと共に。
「戻れ、マシンディケイダー」
こう言うとマシンはスサノオの身体を下から上に大きく走りディケイドのところに来た、ライダーとマシンは並んで空を跳んでいた。
そのうえで大きく後ろに着地する、ディケイドは愛車を横に置いたままそのうえでスサノオに対して言った。
「勝負あったな」
「ふむ、そうするとはな」
「間も無く爆発するつもりだったな」
「如何にも、それによっては」
スサノオはまだ立っている、そのうえでディケイドに応えるのだ。
「しかし君は見事に離脱したな」
「マシンは体当たりを仕掛けるだけではない」
ディケイドは言う。
「走るものだからな」
「だから上に走らせたか」
「そうだ」
まさにそうしたというのだ。
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