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魔法少女リリカルなのは 〜TS少女の最強物語〜

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第14話『温泉旅行と真夜中の決闘…後編』

 
前書き
また微妙に間に合わなかった……

まぁ明日は頑張って12に投稿できるように頑張ります。 

 
~フェイト~

私はジュエルシードを探して今は林の中にいる
探査魔法を使い『この辺りにあるはず…』と探していたら
ジュエルシードの反応があったので
私はすぐにそこへ向かい封印する事に成功した
前回はこの後あのルナって子に盗られちゃったから
私は辺りを見回して誰もいないのを確認してからバルディッシュにジュエルシードを収納した

するとその後すぐにルナじゃなくてなのはがやってきた

(そーいえばアルフがこの近くの温泉宿で会ったって言ってたっけ)

私はそう思ってたらなのはの使い魔?が

「それは危険な物なんだ!! こっちに渡して欲しい!!」

ジュエルシードを渡せと言ってきた
私が母さんに頼まれて探し始め…やっと手に入れた物を渡せ?

(絶対に嫌だ!!)

私はそう思いバルディッシュを使い魔に向けたんだけど

「フェイトちゃんの相手は私だよ!!」

そう言ってなのはがデバイスをこちらへと向けてきた

「なのはも私から…私と母さんとの繋がりを奪おうとするんだね……」

「えっ?」

私にとってこのジュエルシードの捜索は
初めて母さんにお願いされた事なんだ……
だから私は…何があっても絶対に集めるんだ!!

私がそう決意した時
アルフがなのはの使い魔に襲い掛かかったんだけど
防御魔法で防がれて強制転移で離れた所に転移されていった

そして私はなのはに向かって

「フォトンランサー…ファイア!!」

5つの雷の槍のような魔力弾を発射して

「アクセルシューター…シュート!!」

なのはも5つの桃色のスフィアを展開し放ってきた

2人の魔法がぶつかる瞬間…1人の人影が見えた……


私となのはの魔法がぶつかったそこは煙があがっていて
煙が晴れたそこには……

「途中参加ごめんねー」

ルナがいた……


~side out~


~ツバサ(ルナ)~

ボクが現れると2人は驚いた顔をしていた

「もうジュエルシードは回収されちゃったかー」

そしてボクは呑気にそう言って

「じゃーみんなでジュエルシードを1つずつ賭けて勝負しない?」

ボクはジュエルシードを賭けて勝負を申し出た

「私は構いません…ルナのジュエルシード頂きます!!」

するとフェイトがデバイスを構えて答えて

「私も勝ってジュエルシードを貰うの!!」

なのはもデバイスを構えて答えた

「オッケー2人は協力してもいいしバラバラで戦ってもいいよ」

2人の答えを聞いてボクはデバイスを構えることはせず答えた


そしてすぐにフェイトが斬りかかってきて
なのはが魔力弾を飛ばしてきた
ボクはなのはの攻撃をプロテクションで止めて
斬りかかってきたフェイトの腕を掴みなのはの方へ投げた
特に強く投げたわけでも無かったので
フェイトは普通になのはの隣に着地した
2人はボクが来る前までの険悪な気配は無くなり
少し話してからデバイスを構えて

「私はユーノ君の探し物を手伝うために!!」

「私は母さんにお願いされて!!」

「「ルナ(ちゃん)は何故ジュエルシードを集めるの?」」

2人は自分がジュエルシードを集める理由を言い
そしてボクが何故ジュエルシードを集めるかを聞いてきた

「ボク?ボクが集める理由は危険だからだよ」

ボクがそう言うと

「危険……」

フェイトは呟き…

「じゃー1人で集めるんじゃなくて協力して集めようよ」

なのはは『一緒に集めよう』と言ってきた

ボクは人差し指を下唇に当てて考えるふりをして

「ん~ごめんね
今のなのはの実力じゃ居ても居なくても同じだから……
ボクに勝てたら一緒に探してあげるよ!!」

ボクはそう言って

「ラステル・マステル・マギステル!!
光の精霊20柱!! 集い来たりて 敵を射て 魔法の射手 連弾・光の20矢!!」

20の光の矢を放った……


~side out~


~フェイト~

私はルナにジュエルシードは危険な物と言われて

(何故母さんはルナが言うような危険な物を集めているのだろう?)

少し考え込んでいたら

「危ないフェイトちゃん!!」

なのはの声で『ハッ』と前を向くと
白い光の矢が20本ほど飛んで来ていた
私は慌ててプロテクションを張ろうとしたら…

「お願い!!レイジングハート!!」

『Protection』

なのはが私の前に出て攻撃を止めてくれた

「大丈夫?フェイトちゃん」

「うん…ありがとうなのは。もう大丈夫」

私はルナの言葉を考えるのをやめてデバイスを構え直し
まずはルナに勝つことを考える事にした

「ルナのガードは堅い…多分私の攻撃だけじゃ通らない」

ルナが今回現れた時に私となのはの攻撃を
簡単に防いでいたのを思い出し自分だけの攻撃ではダメだと思い

「だから一緒に砲撃…出来る?」

私はなのはに2人での同時攻撃を提案した

「うん。砲撃は得意なの!!」

それをなのはも了承して

「ルナいくよ!!」

「いくよルナちゃん!!」

「これが…」

「私たちの…」

「「全力全開!!」」

「ディバイン……」

「サンダー……」

「バスター!!!」

「スマッシャー!!!」


私となのはは同時に砲撃魔法をルナに向けて放った…


~side out~


~ツバサ(ルナ)~

ボクが放った魔法の矢をなのはが防いで
2人は何かを話していたので待っていると
2人は『いくよ!!』と言って
デバイスに魔力を溜め砲撃魔法の準備をしていた

(おもしろい…)

すぐにボクも

「ラステル・マステル・マギステル!!
来れ雷精 風の精!! 雷を纏いて 吹きすさべ 南洋の嵐……」

対抗する魔法の詠唱をして……

「ディバインバスター!!!」

「サンダースマッシャー!!!」

「雷の暴風!!!」

ボクは2人に合わせて稲妻を纏った風の魔法を放った
ボクの魔法となのは&フェイトの魔法がぶつかり
ボクの攻撃が少しずつ押されていた…

「やっぱこのままじゃ2人相手はキツイかぁ…仕方がない」

ボクはこのままじゃ押し切られると思い

「2ndリミッター解除……」

2つ目のリミッターを解除した……


~side out~


~なのは~

私はフェイトちゃんと一緒に
今の自分が出来る全力で砲撃を打ったの
それと同時にルナちゃんも砲撃魔法を使ってきて
私とフェイトちゃんの魔法とルナちゃんの魔法がぶつかりあったの
ルナちゃんの魔法はとても威力が高かったけど
私とフェイトちゃんが2人で攻撃している分
少しだけ私たちの方が威力が高く少しずつルナちゃんの魔法を押して行ったの
でも急にルナちゃんの魔法の威力が上がって…
私とフェイトちゃんはルナちゃんの魔法に飲み込まれて…
そこで私は意識を失ったの

~side out~


~ツバサ(ルナ)~

ネオが言うには
2ndリミッターを解除したボクの魔力はSになり
ネオとユニゾンしている事によりSSまで上がっていたらしい
そして上がった魔力を今の攻撃に加える事によって
ボクの魔法はなのは達の魔法を押し切り2人を飲み込んだ……

「2人共大丈夫かなぁ?」

《一応非殺傷設定してるから大丈夫のハズですよ》

ボクが心配しているとネオが『大丈夫』だと言った
そして煙が晴れたそこには
前回と同じように2人が目を回して倒れていた
ボクは2人の近くに降りて

「思っていたより2人が強くてびっくりしたよ」

そう言いながら近づいて行ったら2人共目を覚まして

「ルナちゃん強すぎなの……」

「やっぱりルナは強いね……」

2人はそう言っていた

「2人共もっと魔法の練習を頑張ったら強くなれるよ」

そんな2人にボクは『頑張れ』と言っておいた
するとなのはとフェイトが立ち上がって

「もっと練習して次は勝つの」

「次は私たちが勝たせて貰います」

2人はそう言ってジュエルシードを渡してきた
なのはは手持ちの2個を渡してきたけど

「なのはのもう1個は次の時に貰うよ」

そう言ってボクは2人から1つずつ受け取って

「それじゃーまたね」

空を飛んで宿へと帰って行った……


~side out~


~フェイト~

私はせっかく手に入れたジュエルシードをまた盗られてしまった
まぁ今回は自分から渡したんだけど…
ジュエルシードを集め始めて10日ほど経つのに
まだ私の手元にはジュエルシードが無かった
せめて1つでも手に入れてから母さんに報告しよう
私がそう決心していると

「次は絶対に勝とうねフェイトちゃん」

なのはが話しかけてきたので

「うん。次は絶対に勝とう」

私もそう返事をした

そして何故か今なのはが持ってる
ジュエルシードを奪おうという気は起きず
私は2人でルナに勝ってそれでジュエルシードを手に入れる
それだけを考えていたら

「私ねフェイトちゃんやルナちゃんと友達になりたいんだ…」

なのはが私やルナと友達になりたいと言い
それを聞いて私もなのはと友達になりたいと思ったけど
どうすれば友達になれるのかがわからなくて……
私がそう悩んでいると…
アルフがやってきた

「大丈夫かいフェイト!!」

そしてルナの攻撃を受けた私を抱えて

「こんなにボロボロになって……っ!!」

なのはを睨み

「次に会ったときはあたしが倒してやるからね!!」

宣戦布告をして

「覚えときな!!」

転移した……


転移先は私が住んでるマンションで
私は『なのはにやられたんじゃない』と言っても

「あんな子庇うことないよ」

アルフはそう言って聞いてくれなかった……
なのはに返事できなかったなぁ
私はそう思いながら今日は眠ることにした……


~side out~


~なのは~

私がフェイトちゃんやルナちゃんと友達になりたいと言ったら
フェイトちゃんは何か考え込んじゃったの
少しするとフェイトちゃんがこっちを見て
何か言おうとした時に
フェイトちゃんの使い魔のアルフさんがやってきて
フェイトちゃんを連れて帰っちゃったの…

その後、私はユーノ君と共に窓から部屋に戻って
布団に入って眠ろうとしたら
私が寝ていた布団の中でツバサちゃんが気持ちよさそうに寝てたの
起こすのも悪いから私はそのままツバサちゃんの隣で眠ることにしたの
するとツバサちゃんが急に抱きしめてきたの
私は慌ててツバサちゃんの方を見たら
ツバサちゃんは『すぅすぅ』と可愛らしい顔で眠っていたの
ツバサちゃんは抱きしめてると言うより
ふんわりと手を私に乗せているだけのような感じだったの
ツバサちゃんの手はとても暖かくて気持ち良かったの
そして私は自分からツバサちゃんを抱きしめたの
すると体全体にツバサちゃんの温もりを感じられて
私はそのまま意識を手離し眠ったの……


~side out~


~アリサ~

私は昨日みんなと一緒に温泉旅行に来て
温泉に入ったり卓球したりトランプしたりして
私とすずかとなのはとツバサで
同じ部屋の別々の布団で寝たはずなのに

「ツバサちゃん~むにゃむにゃ……」

私が目を覚まして隣の布団を見たら
なのはがツバサを抱き締めて寝ていた

「ちょっと!?なのはにツバサ起きない!!」

私が2人に『起きなさい』と言うと
なのはがモゾモゾと動き

「ふにゃ~おはよぉなの~」

寝呆けてたけど起きて挨拶をしてきたわ

「おはようなのはちゃん。何でツバサちゃんを抱き締めて寝てたのかな?」

するとすずかが私が気になってた事を聞いてくれたわ

「え…?ツバサちゃ……」

なのははすずかに言われて今の現状に気付いて固まったわ

「にゃー!!これは違うの!!」

何が違うのかはわからないけどなのはが騒ぎだしたわ
その隣ではこんなに騒いでるのに
未だ『スヤスヤ』とツバサが気持ち良さそうに眠っていたわ…

「ちょっと!!ツバサもそろそろ起きなさい!!」

私がツバサの体を揺すって起こそうとしたら

「ん~…あと5ねん~……」

「「「………………」」」

私たちが唖然としてる内にツバサは布団に潜ってしまったわ

「ツバサちゃん起きるの!!」

「さすがに5年は長すぎるよ!!」

「ツバサ起きなさーい!!」

私はそう言ってツバサの布団を剥ぎ取ったわ

でも……

「すぅ…すぅ……」

ツバサは何もなかったかのように眠ったままだったわ……

「ツバサちゃん起きないの……」

「ツバサちゃん気持ちよさそうだね」

「~~ツバサー起きろー!!」

私がツバサを起こそうと大きな声を出していたら

「皆さんどうしましたか?」

ツバサの叔母のネオさんがやってきて

「あ~ツバサが起きないんですね」

すぐに状況を理解したみたいで起こしてくれると思ったら

「それじゃーそのまま寝かせたままで
朝風呂でも行ってきてはどうでしょう?
多分戻る頃にはきっとツバサももしかしたら起きて…ないかもですが…」

私達がお風呂に行っても何かツバサが起きる気配は無さそうだったわ
でもネオさんがそう言ったので私たちはとりあえずお風呂へと向かったわ……

私たちがお風呂から上がって部屋に戻ってくると
申し訳なさそうに頭を下げるネオさんと…
起きる気配のないツバサがいたわ……

その後朝ごはんを食べて(ツバサは熟睡中)
少しみんなでお話しして(ツバサは熟睡中)
車に乗って(ツバサは熟睡中)
翠屋まで帰ってきた(ツバサは熟睡中)

ネオさんは寝ているツバサを抱きかかえて

「今回は誘って頂きありがとうございました」

そう言って家へと戻って行き……
結局ツバサは起きなかったわ……


~side out~


~ツバサ~

ボクが目を覚ましたら自室のベットの上だった
とりあえずボクは何もする気が起きなかったので
そのままもう一度眠っ……ろうとしたらお腹が『ぐー』となった

「…………」

ボクはベットから出てリビングに行くとネオが部屋を掃除していた

「ツバサやっと起きましたか」

ネオはボクに気付くと話しかけてきた

「うん。何か食べるものないかな?」

ボクがそう聞くと

「ん~翠屋に行ってきますか?」

「開いてるの?」

「帰ってきてすぐに桃子さんと士郎さんは翠屋を開店させてましたよ」

「じゃーちょっと行ってくるよ」

ボクはご飯を食べに翠屋に向かった(ネオは家で掃除中)

翠屋の中に入ると

「いらっしゃいませーあらツバサちゃんこんにちわ」

桃子さんが挨拶をしてきたので

「こんにちは……」

挨拶を返しておいた

「なのは達なら向こうの席にいるわよ」

桃子さんがそう言って指を指した方を見ると
なのはとすずかとアリサが楽しそうにお話ししていた
ボクは仕方なく桃子さんに料理の注文をしてから
3人の元へと歩いて行った……


~side out~


~なのは~

私たちはツバサちゃんとネオさんと別れてから
翠屋の中で今回の旅行についていろいろと話していたの

「でも結局ツバサは起きなかったわね」

「うん…起きなかったね……」

アリサちゃんがあきれたように
すずかちゃんが苦笑いしながら話してたの


すると

「みんな…おはよう……」

ツバサちゃんが現れたの

「えっと…ツバサちゃんおはようなの」

「ツバサちゃんもうお昼過ぎてるからこんにちはだよ」

「やっと起きたのねツバサ」

その後はツバサちゃんも交ざってお話をしたの……
そしてアリサちゃんとすずかちゃんは
アリサちゃんの家の車で一緒に帰って
ツバサちゃんも

「また明日学校でなの」

「……」(・・)ノシ

家へと帰って行ったの 
 

 
後書き
今回のでジュエルシードは

なのは  : 1
フェイト : 0
ツバサ  :18
残り   : 2

このようになりました。


次回は久しぶりに銀髪君が学校に登校します。


次回『帰ってきた銀髪君!!だが誰も君を待っていない!!』 
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